イドゥンの林檎

イドゥンの林檎

主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーリバイス】 第4話「足りない愛情!アブナイ悪魔誕生!」感想

描写不足

前後編に別け尺を使った割には描写不足を感じます。

 

ドラマとして彩夏の母親が化け物になっても娘を愛していると言うのは良いのですが、前編後編通して彼女からは彩夏に対する愛情を微塵も感じられず、上級契約してからとって付けたかのように愛情を語っているような印象を受けました。

 

その時電話に出られなかったとしても、さすがに娘が事件に巻き込まれていたと知れば心配して連絡の一つぐらいはする方が自然ですし、その直後に何日も家を空けようとすれば止めようとしてもおかしくありません。

さくらならボディーガードになるなみたいな認識だったとしても、宿泊中の娘にLINEやメールぐらいはするでしょう。

さくらが普通に彩夏の身を案じて必死に連絡を取ろうとしている分、母親の無関心さがより際立ってしまい、終盤のビルのシーンが薄ら寒く感じます。

 

結局何故契約しなかったの?

一輝君がフェニックスとの契約を拒んでいた理由が良く解りません。

銭湯があるから契約できないと言うだけならば解りますが、銭湯があるから契約できないけれど戦ってはくれるので、その状態と契約した状態の何が違うのか理解できず全く共感できません。

 

銭湯をやりながら戦いの為に度々お店を空けても銭湯は守れると考えている?

 

謎です。

そして物語の中では解決してしまったので、永遠に解決しない謎です。

 

ライダーキックは全てを解決する

二度と元には戻れないと言っていたのに、あっさりとキックで治せるとベルトの制作者に明言されてしまいました。

デッドマンズ幹部の長い説明の意味よ…。

 

てっきり主人公の初恋の人が敵組織の幹部になってしまい、戦う事になる展開だとおもったのですが、何の苦悩や葛藤もなくあっさり解決してしまって非常に残念です。

 

デッドマンズが元には戻らないと明言するような状態をあっさりと解除できてしまうフェニックスはなんだか怪しいですね。

OPに不穏な描写が多いですし、アギレラ様の両親を実験で殺してしまった前科もあるのでイマイチ味方組織として信用できません。

 

生贄だったのか

幹部の二人は悪魔と完全に融合し、人間形態と怪人形態の両方を持っている事が疑問だったのですが、幹部の二人は特別なデッドマンなんですね。

上級契約の先にあるのがギフテッド?

デッドマンズ側の勝利条件が融合体を6人集めることと明言もされましたし、きちんと設定があるようで安心しました。

 

序盤にしっかりと設定を公開し、何を目的として活動し、その為に何をどうしたいのかが描写されているのは良い事だと思います。

 

前作のセイバーはその点が疎かで、大目的は理解できるが、その為に何をどうするのかが一切分からず、キャラの行動の結果どんな事態が起きるのかが不明瞭でしたからね。

その辺りが明確な分だけこちらの方が好みです。

 

なるほど?

一輝の姿が写真から消えた不穏な描写、その意味をバイスは理解しているようですが、何がなるほどなんでしょう?

 

直前の出来事で原因となりそうなものは、上級契約した悪魔の契約を解除した事か、或いはフェニックスと契約した事ぐらいですが、何が原因で何が起きたんでしょうか。

写真を撮った過去が消えているか、一輝の存在が消えているのか。

 

プテラゲノム

基本フォームから外れアクセルフォームになっていますが、555モチーフのフォームですね。

 

アクセルフォームの展開した胸部装甲をプテラノドンの翼に見立てたボディが良い。

固有の武器はないのでしょうか?

バイスはスーツではなく、エアバイクがプテラノドンフォーム扱いみたいですね。

見た目は良いのですが、活躍の時間が短く、フォームとしてはもう少し見せ場が欲しかったかなと思います。