イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【ヴァンガード】 「強欲魔竜グリードン」「デザイアデビル ボーショック」「デザイアデビル ゴーマン」評価

強欲魔竜グリードン

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評価:4/5

【永】【《V》】:あなたのソウルに「強欲魔竜グリードン」があるなら、あなたのダメージゾーンでの敗北は7枚になる。

 

【自】【《V》】:このユニットがアタックしたバトル終了時、【コスト】[SB②、【スタンド】しているリアガードを4枚ソウルに置く] ことで、このユニットを【スタンド】させる。あなたのソウルが10枚以上なら、そのターン中、このユニットのパワー+15000。

敗北条件変更

ソウルに「強欲魔竜グリードン」がある場合、敗北条件が7枚に変更されます。

 

通常よりも1点多くダメージを受ける事ができるので、ゲームにも様々な面で影響が出てきますね。

まずダメージを1点多く置けるため、使用できるカウンターコストも通常よりも1点多くなります。

事実上のCC①に近い感覚ですね。

ダメージを受けられる許容範囲、ボーダーラインが動くので、その分シールドも温存できます。

 

そしてダメージを相手よりも多く受ける事が増えるので、【治】トリガーの発動率にも影響がありそうです。

相手はより回復効果を発動し難く、自身はより回復効果を発動し易くなりますね。

 

条件のソウルに「強欲魔竜グリードン」の指定はペルソナライドで達成できますし、自身の能力や、その他のSCで吸い込んでしまう事もあり難しくは無さそうですね。

 

この能力の注意点は動画でも触れていましたが、うっかりソウルから「強欲魔竜グリードン」を吐き出してしまうと即座に敗北してしまう点です。

超越したり、デリートされた場合も能力が消えて即座に敗北するので、そこだけは注意が必要ですね。

 

《V》スタンド

《R》を4枚吸い込んで自己スタンドする能力ですね。

 

ついに安定して自己スタンドを行う能力持ちが出ましたか。

《V》能力で自己スタンドを行うユニットとしては「ドラゴニック・オーバーロード」に続いて二種目ですが、ヒットの有無にかかわらず確定スタンドを行えるユニットはDシリーズ初ですね。

 

しかもこちらはドライブが減りません。

ドライブが増える事でトリガーを捲る確率も上がりますし、Vシリーズでお馴染みのスペリオルライドによる疑似スタンドのような抜け道ではないのでパンプやトリガー効果も引き継ぎます。

 

さらにソウル10枚以上で単騎28000となり、ダメージトリガーを突破できる数値になるので連パンの質も保証されていますね。

能力の性質上どうしても単騎で殴る事になるので、単騎でもパワーを確保できるのはありがたいです。

 

問題はスタンド状態の《R》を4枚消費する点です。

カードを4枚消費するので、ドライブチェック2回分と相殺。

折角ドライブを減らさず《V》スタンドしても、損失が嵩むばかりです。

 

しかもコストとして消費する《R》はスタンド状態に限定されているので《R》でのアタックやブースト、起動能力で予めレストし有効活用してから消費するようなやり方ができません。

《V》スタンドしても現状では、《V》→《V》→《R》での3パン。

それもブーストなしでの3パンしか望めません。

恐らくフルパワーになれば幾分解消されるはずなので、残りの嫉妬、色欲、憤怒、悲嘆、虚栄に期待します。

 

総括

ダークステイツの新規ライドラインですね。

 

みんな大好き七つの大罪モチーフのユニットですが、まさか、他の大罪を食べて一人で頑張るユニットだとは思いませんでした。

フレーバーが強欲と言うか、貪食。

 

能力はダメージ7点までは敗北しなくなるルール介入効果。

そして《R》を食べての自己スタンドです。

ドライブの減らない確定自己スタンドをCB消費なしに行えるので、能力は優秀ですね。

あとは周りのサポートで膨大な《R》消費とそれに伴い《R》アタックの質が下がる点を改善できれば3パンデッキでもやっていけると思います。

 

デザイアデビル ボーショック

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評価:3/5

【自】:このユニットが「強欲魔竜 グリードン」にライドされた時、【コスト】[手札から1枚ソウルに置く] ことで、あなたの山札からこのカードと同名のカードを1枚まで探し、公開して手札に加え、山札をシャッフルする。

 

【永】【ソウル】:あなたのターン中、あなたのダメージゾーンが4枚以上なら、あなたの《V》の「強欲魔竜 グリードン」のパワー+5000。

ライド時1:1交換同名サーチ

「強欲魔竜 グリードン」にライドされた時、手札1枚をソウルに置き、デッキから同名をサーチできる能力です。

 

1:1交換なのでアドバンテージは得られませんが、任意のカードをソウルに仕込める点は便利ですね。

ソウル効果発動を目当てに、「デザイアデビル ボーショック」をソウルに置きつつ「デザイアデビル ボーショック」をサーチしたくなります。

 

状況如何では手札の「強欲魔竜グリードン」をソウルに入れて最初から敗北条件を引き延ばすような動きもできますね。

 

ソウル効果で《V》パンプ

ダメージ4点以上で自身がソウルにあるなら《V》の「強欲魔竜グリードン」をパンプします。

 

ライドラインに採用すれば自動的にソウルに1枚入りますし、被ライド時能力でサーチした同名カードも「強欲魔竜グリードン」の能力でソウルに入れる事ができるので、概ねパワー+10000ぐらいは出来そうですね。

 

《R》ではバニラですが、「強欲魔竜グリードン」のコストとしてソウルに吸われ、ソウルで仕事をする分には《R》での能力は必要ありませんし、これならばメインデッキに投入しても良さそうですね。

 

総括

ダークステイツ新規ライドラインG2です。

 

暴食と言う割には、見た目は全然それっぽくありませんね。

どちらかと言うと憤怒とか傲慢とかにみえます。

暴食と言うぐらいですから、もっとでっぷりと太った体型にするか、あるいは逆にガリガリに瘦せ細った枯れ枝のような姿にすべきだったのではなかろうか。

 

能力の方はソウルを溜めつつ1:1交換を行える被ライド時能力。

そしてソウルで効果を発揮する「強欲魔竜グリードン」固有名称指定パンプ能力です。

 

「強欲魔竜グリードン」が能力の都合上単騎で殴る必要があるので、容易な条件で発動するパンプは便利で良いですね。

LB条件も敗北条件変更でダメージを溜め込みやすいグリードンであれば然程苦もなく使いこなせると思います。

 

名称指定がきついので他所では使えませんが、「グリードン」軸であればライドラインとサーチ用にメインデッキにも1枚程度は投入できそうです。

この性能ならば被ライド時能力で手札からソウルにも仕込みたいので、欲張ってフル投入しても良いですね。

 

デザイアデビル ゴーマン

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評価:4/5

【自】:このユニットが「デザイアデビル ボーショック」にライドされた時、【コスト】[ライドデッキから「強欲魔竜 グリードン」を1枚公開する] ことで、1枚引く。

 

【自】:このユニットがあなたのヴァンガードの能力で《R》からソウルに置かれた時、相手のヴァンガードがグレード3以上なら、【コスト】[CB①] することで、そのターン中、相手は手札から《G》にコールする際、2枚以上同時にコールしない限りコールできない。

1ドロー

「デザイアデビル ボーショック」にライドされた時、ライドデッキの「強欲魔竜グリードン」を見せる事で1ドローですね。

 

見せるだけなので事実上、ノーコストで1ドローを行えます。

一切の消費なく単純に1アドを稼げる点が偉い!

 

ただ名称指定が厳しいので、他の軸のライドラインには採用できそうにありませんね。

まさかグリードンまでライドして、その後手札から別軸へ移行するわけにもいかないでしょう。

 

ターン持続ガード制限

《V》能力でソウルに置かれた時、ターン持続のガード制限を課す能力ですね。

 

ターン中は手札からガードする際に2枚以上を同時に出さなくてはならないので、守護者を使い難くなりますし優秀です。

守護者をコールしても手札損失を免れないので、「強欲魔竜グリードン」のアタックを通しやすくなりますね。

 

ただ「強欲魔竜グリードン」の能力はアタック終了時に《R》を吸うので1回目のアタック時にはガード制限を付ける事ができず、タイミングがイマイチ噛み合っていません。

 

ライド時能力とは違い、こちらは「強欲魔竜グリードン」に限らず《V》の能力でソウルに置けばよいので「重力の支配者 バロウマグネス」でも使えそうですね。

CBが重くなりますが、アタック時に吸い込めるので相性が良いです。

 

総括

ダークステイツ新規ライドラインG1です。

 

名称指定が強く、出張は難しそうですが、事実上ノーコストで1ドローを行える被ライド時能力が優秀ですね。

 

ガード制限の方はタイミング的に噛み合いがイマイチですが、《R》能力もターン持続するので、「強欲魔竜グリードン」の2回目のアタックと《R》アタックにはかかり、悪くはありません。

こちらも「強欲魔竜グリードン」のコスト要員としてメインデッキに投入しても良さそうです。