【機界戦隊ゼンカイジャー】 第25カイ「やり直せ!ゼンカイジャー・改!」感想
過去改変
敵が過去を改変しようと奔走する話は珍しいですね。
過去改変が可能な時間移動能力を持っているのに、味方に信用して貰えず何をしても巧く行かないヒドケイワルド。
なんと不憫な。
特に理由もなく一方的に攻撃されていますし、ただただ可哀想です。
どんなに頑張ってもトジテンドの体質のせいで報われない展開の天丼と、仲間に信用して貰えるセッちゃんとの対比が面白いですね。
ギミックのお陰で総集編と感じさせないお話ながらもきちんと総集編としても機能していますし、最後は良い話風に纏まっていて良かったです。
それ鶏ちゅんね
今回はセッちゃんが出ずっぱり、喋りっぱなしだったので称えられるのは良いのですが、何故鳥ロボを称える会で鶏肉料理を出した。
めっちゃ気にしているではありませんか。
仲間を信じるか否かが運命を分けるって言うしんみりとした話をしていたのに、セッちゃんのこの一言で全部吹き飛びました。
こう言う事をするからゼンカイジャーは油断できない。
やりおる。
ゲゲの声
暫く喋らなかったり、鳴き声だけで誤魔化していましたが、代役が決まったようです。
元の声に近い声質で殆ど違和感のない良い役者さんを見つけてきましたね。
この声ならば、今後掛け合いに参加しても声の変化を気にせずに済みそうです。
本物は何処へ?
あの世界には未来から来たセッちゃんαと、過去の時間軸から存在しているセッちゃんβが居るはずなのですが、ラストのシーンには未来からやってきたセッちゃんαがいるのみで本来この世界に最初から居るはずのセッちゃんβが居ません。
ゼンカイジュウギアの場面ではセッちゃんαとセッちゃんβが同時に存在していたので、別の時間軸の自分と出会う事で悪影響があるわけでは無いようですし、単純に消失していて謎です。
セッちゃんβは一体何処へ?
同様にヒドケイワルドも最初の時間軸まで戻ってきたのであれば、既に存在しているはずですが、あの場には未来からやってきたヒドケイワルドαしか存在しませんでした。
消えた二人の所在が気になってしまいます。
ワンチャン、セッちゃんは予備のボディや、実は〇〇になっていたみたいな使い方をされるかも知れませんが、ヒドケイワルドは完全消滅ですね。