イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーセイバー】 第41章「二千年、綴られた願い。」感想

ストリウス

喋り方、どうしてしまったの?

そればかりが気になって話が入って来ません。

パワーアップ?暴走?の表現でしょうか。

急に小物っぽくなってしまいましたね。

 

以前までの怪しい雰囲気の方が強そうでしたよ。

 

今回のお話で2000年前、本を手にする以前から屑だったことも発覚してしまいましたし、どんどん格が落ちていきますね。

バハトの力を手にしたものが争いを産むとは何だったのか…。

力の有無とか関係ないじゃないですか。

 

デザスト変身

盗んだ虚無とライドブックをどうするつもりなのかと思ったら、自分で使うんですね。

と言うか、使えたんですね。

誰でも使えるどころか、人間でなくとも使えるとは。

 

不死身のメギドが不死身の剣士の聖剣で変身し、二刀流になって蓮君とお揃いになったのはちょっとエモいですね。

動きもバハトの頃とは違いますし、二刀流でのカラミティストライクも見られたので、アクションシーンは割と好みです。

 

蓮君の元に戻り静かな声で「俺と戦え」と告げるのも良い!

次回で退場してしまいそうですし、蓮君、デザストのアルターライドブックで変身してくれないだろうか。

是非是非、剣斬とデザストの混ざった異形ライダーになって欲しい。

 

ディスコミュニケーション

ルナとの未来と仲間達との未来、大切なもの二つを秤に掛け、どちらを選ぶかを問われ、どちらも救う、どちらも諦めないと答える展開は王道ですが、飛羽真くんの場合は今までの前科があるので話を聞いていなかっただけに見えてしまうのが難点ですね。

 

概ね主人公はこう言う場合、何某かの解決策を思いついたり知っていたりするものですが、飛羽真くんの場合は特に勝算があるわけでもなく、頑張って未来を変えますと言っているだけなので説得力がありません。

 

周りがそれを受け入れているのは、仲間と共に力を合わせて望まない未来を覆そう退けようと言う意味合いなので心情的に受け入れるのは構いませんが、それができずに賢人のお話を散々引っ張っていたわけで、事ここに至っても無策で頑張りますというのは流石にどうかと思います。

「その作戦で行こう」じゃありませんよ。作戦はないと言っているんですよ?

 

倫太郎の「それでこそ飛羽真です」はニュアンス以外はその通りだと思います。

いつもの飛羽真くんだなぁと言う感じです。

 

最後ぐらいは何かないんですか?

状況を打開できるかも知れない僅かな可能性のようなものは?

何の勝算もなく漠然と飛羽真ならみたいになられても困ります。

こういう場面で飛羽真くんが状況を覆したこととか無いので、期待できません。

 

この世界に干渉できない

マスターロゴスは普通の人間で、現実世界に居るわけですよね?

代々使命を引き継いでいるわけですし、生き証人で始祖のヴィクトールが助言と言うか指示を出せば良いだけでは?

 

賢神でしたっけ?

設定が生えて来て早々に始末されていた役立たずよりも、事情を理解していてより能力があるであろう生き字引のヴィクトールを顧問にするべきだと思います。

何もできないと泣き言を言う前に組織を掌握するぐらいして下さい。

自由に現実世界を移動でき、会話ができるのであれば、権力を握ることなど容易でしょう。脅せ、強請れ、心を揺らして要求を通せ。

 

まさか2000年間何もせず悲嘆にくれていましたと悲劇のヒロインムーブをかましてこようとは…。

何故か引き籠って現実世界への干渉を自ら断ったユーリと言い、古代人のメンタルが弱すぎます。

 

大人組との連携

大奉寺さん、尾上さんとの合体必殺技、エフェクトは然程でもありませんでしたが、激土の二刀流が兎に角インパクトがあり派手で良かったです。

 

あれ、二刀流とかできるものなんですね。

流石に二本を振り回したりは出来ないみたいですが、激土を二つ持ってポーズをとるだけでもかなりきついでしょうに。

真似したら肩が外れそうです。