【機界戦隊ゼンカイジャー】第15カイ「ガチョーン！レトロに急旋回！」感想

レトロと言う名目でコスプレする回ですね。

普段の衣装では感じませんでしたが、服装が変わったことで介人が矢鱈と脚が長くスタイルが良い事が解ります。

ゾックスは元が女性的な顔立ちで肌が白いので、今回の衣装だとまるで宝塚のスターのようですね。

個人的に介人、ゾックスの衣装、それからブルーンの書生風の衣装も大正ロマンっぽくて好きです。

マジーヌのワカメちゃんのような恰好は恐らく昭和イメージであろうことは伝わりますし、ジュランは元々おじさんキャラなので恐らく精神年齢合わせの衣装で本人もしっくり来ているのであろうと推測できますが、ガオーンの胡散臭い露天商みたいな恰好は何なんでしょう？

衣装はダシキっぽいのですが、グラサンのせいか非常に胡散臭い。

満州でご禁制品売ってそう。

この鳥がボッコワウスを操っている黒幕に見えて仕方ありません。

セッちゃんと対になっているかのようなデザインで、公式にもボッコワウスを誘導していると明言されていますし、今回独断専行もしており言動の全てが怪しく見えます。

一体何なのだろう。

さすがに母親を重ねるのは年齢的に無理がある気がしますが、ステイシーにとって唯一の家族が母親で、自身に優しくしてくれる存在を他に知らないからそこに母親を重ねてしまうと考えればしっくりきます。

このままズルズルとステイシーは光堕ちするのでしょうか。

今週ちらっと出てきてあれで終わりとは思いもしませんでした。

確かにその通りなのですが、なんて悲しいセリフなんだ。

ARIAみたいに「あの頃は楽しかったじゃなく、あの頃も楽しかった」みたいなポジティブな脱出の仕方はできなかったんですか！

しかも良かったあの頃が無い理由が、機械トピアがトジテンドの圧政で苦しんでいたから良い思い出が無いと言う自業自得なのも面白いですね。

マジーヌは陰キャつらいわーだったので、全員ではありませんがほぼ自業自得です。

変えたい過去や後悔があり、平穏だった頃に戻りたいと願うのは理解できるバックボーンですが、変えられない過去に囚われ続けるよりも過去を振り切り、前を向いて、未来を変える為に戦って欲しかったです。

特に介人はポジティブなキャラクターとして描かれているので、両親がいた過去に縋るより、両親と共に未来を過ごす為に立ち上がって欲しかった。

同情や理解はできますが、意地を張って欲しい場面でした。

ジュランも言っていましたが、珍しいパターンでの名乗りですね。

こう言ったシチュエーションに応じた変則名乗りが入るとテンション上がります。

アクションも昭和風なセットを見せつつ動いていて印象的でした。

特にガオーンはあの動き難そうな足でアグレッシブに飛び回っていて感心しました。

スーツアクターさんは凄いですね。

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イドゥンの林檎