イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーセイバー】 第38章「聖剣を束ねる、銀河の剣。」感想

あ、居たんだ

てっきり飛羽真とバハトが話している間は、みんな背景で戦っているものだと思っていたのですが、全員で鑑賞していたんですね。

話の終了時にボーっと突っ立っている面々が映っていて、なんとも言えない気持ちになりました。

 

何故、わざわざ映してしまったのか。

確定させなければ、見えない部分で何をしているか誰にも分からなかったのに。

あれでは敵も味方もみんなただの間抜けではないですか。

原状でもキャラが多く持て余しているのに、バハトまで参入させてしまうからこんなことになってしまうんです。

 

いいからお前らはマスターロゴスと戦っていろよ。

一緒に余所見をしていたマスターロゴスにすら注意されてるじゃないですか。

マスターロゴスにやられたのに無視してバハトに語り掛けながら立ちがるとかチグハグな事をしていますし、映さない方がマシです。

 

バハト

そんなキャラだったんですか?

家族を殺され人に絶望し、人を恨んでいたのでは?

なんだか急に不老不死で千年生きるのがツラいとか言い出しましたね。

概ね同じ境遇で既知のユーリも居ますが、彼は全然平気そうですし、現世をエンジョイしていましたが、何が違うんです?

失った家族の事はもう良いの?

 

折角カッコイイキャラなのに、駆け足過ぎて訳が分かりません。

一体何だったんだろう。

 

賢人パパ

しれっと復活して、あっさりと吸い込まれて消えている。

賢人との共闘が見られなかったのはちょっと残念ですね。

 

まぁ、本人が言っていたように賢人に追い越されあとは見守る事だけが仕事なので、賢人が迷った時にその背中を押す以外の事をするのも無粋かも知れません。

賢人の周りはそれなりに尺を取って丁寧に書かれていたので、漸く父親と対話を果たし、蟠りを解消できたのは良いですね。

初期には自分の背負った罪、自分を裏切った仇として、再登場後は未来を垣間見、破滅へ抗った先達として、ずっと賢人の心に影を落としていた父の存在が、最後に背中を押して再び雷鳴剣を取り仲間と共に戦う決心をさせてくれたのは語彙が死ぬぐらいエモいです。

本当にまともな人で良かった。

 

しかし、出来ればマスターロゴスに対してはきちんとリアクションを取って欲しかったですね。

神代兄妹同様、マスターロゴスを信じて滅茶苦茶やった戦犯の一人ですよ?

 

虚無は含まない

19話には映っていたのに、虚無は含まれていませんでした。

青が錫音だったりしますし、色ではなく象徴する金属を当てはめるのが正解だったようです。

時国剣界時が第10なので、惑星も見ている気もします。

 

 

ケテル:光剛剣最光

コクマー:煙叡剣狼煙

ビナー:土豪剣激土

ケセド:音銃剣錫音

ゲブラー:火炎剣烈火

ティファレト:雷鳴剣黄雷

ネツァク:風双剣翠風

ホド:水勢剣流水

イェソド:闇黒剣月闇

マルクト:時国剣界時

 

全容はこうですね。

そして隠されたセフィラ、ダアトに対応するのが全知を司る聖剣。

10の聖剣を束ねて生まれた刃王剣十聖刃と。良いですね、カッコイイです。

 

クロスセイバー

何故宇宙?

今までのセイバーには惑星や宇宙に絡んだ話は出てきませんでしたし、聖剣にもセフィラは兎も角、どの惑星に対応した聖剣みたいな設定はなかったはずですが、唐突に最終フォームで銀河モチーフになっていて若干の疑問を感じています。

 

塚も含めてラメ入りのダークブルーでややメリハリがなく、中央の太陽のようなエンブレムも火炎剣烈火のエンブレムに比べるとイマイチかなと思います。

 

ただ刀身やギミックは非常に良いですね。

星空をイメージしたであろう深い青とラメが綺麗です。

エンブレムを刀身に滑らせて能力を発動するザンバットソードのようなギミックも良いです。

刃王剣十聖刃生成時のセフィラと、刀身に刻まれたエンブレムが対応しているのも細かくて好きです。

 

火炎剣を回転させる技や、黄雷を雨のように降らせる技は見覚えがありませんが、本体はすっきりとした見た目でありながらてんこ盛りフォームになっている点も個人的には大好きです。

令和のてんこ盛りフォームはすっきりとしていてダサくならないのが良いですね。