
ステイシー
半分は人間と言うのは、キカイノイドと人間のハーフと言う意味だったんですね。
成程。成程?
意味が解っても意味が解らない。
どのように?
いや、そもそも、キカイノイドの生態、生化学と言うものが解らない。
子供の頃があり、両親が存在する事は語られていますが、どうやって産まれると言うのか。成長するのも妙な話ですし、謎は深まるばかりです。
とりあえず、バラシタラと不仲かつ、忘れらさられるほど関係性が薄い理由は数百人存在する妻との間の子供だから愛着が薄いせいと言う事だけは解りました。
この物語で唯一、ギャグシーンを挟まない悲壮感漂うシリアスキャラなので、頑張って欲しいですね。
今回、いきなり出てきた新キャラに速攻で床ペロさせられ、ギアを奪われた挙句、理不尽に文句を言われ、もう既に苦労人ポジになっていてダメな感じがしますが、このまま悲壮感漂うシリアスな対存在でいて欲しいです。
ドアtoドア
バタバタしていて喜劇としては面白いですね。
ランダムワープで次々と画面が切り替わり、愉快な絵面でした。
個人的にライオンを見て「あ、ガオーン。ガオーンじゃない」と言い出すジュランがお気に入りです。
マジーヌが男湯に出現して慌てる所や花嫁と一緒に登場してブーケを押し付けられて喜んだりとコミカルで良いですね。
ドアがダメならと窓から出ようとして失敗したり、当りを引くまでランダム転移を繰り返そうとして国外にワープしてみたりと、ギミックを活かした演出が良かったです。
解決方法がバカバカしいほど単純でしたが、巨大化して単体で行動できるジュラン達だからこそ距離の制約をある程度無視できると言う理論はある種の納得を伴っていて悪くはないと思います。
ツーカイザー
ツーカイザー。
痛快と二人目のカイザーとのダブルミーニングかな。
元ネタのゴーカイジャーにも近い語感ですね。
見た目は殆ど元ネタそのままのようですが、悪くはないと思います。
変身ダンスの動きが早いし、キレが良いですね。
ハンドルの代わりに舵輪を回し、その舵輪をタンバリンに見立てて陽気に打ち鳴らす。
私のようなインドアおじさんにはとても真似できそうにありませんが、小さい子が楽しく真似するには良さそうです。
ギアダリンガー自体は舵輪の意匠が大きく、舵輪の内面から見ても折りたたんだ刃のせいで銃っぽさが全くありせんし、刃を展開しての剣モードも刃が小ぶりでイマイチフォルムは良くありませんが、GMを見ると非常に魅力的に見えます。
これは欲しくなる奴です。
動きも今までで一番良いです。
打撃を捌くステイシーザーの腕を掴んで拘束し、腹部に膝を叩き込む一連の動きはまるでカンフー映画のワンシーンのようでした。
ダーティで泥臭い所作が実に良いですね。
かと思えば、足技主体の綺麗な動きも披露してくれますし、一発で好きになりました。