【機界戦隊ゼンカイジャー】 第5カイ「握り握られスシ大会!」感想
必死な介人
初登場の時もそうでしたが、目的ができると知能と精神年齢が下がる仕様なんでしょうか?
長らく消息不明だった両親が居るかも知れないと聞けば、居ても立っても居られないのは解りますが、あまりにも馬鹿になり過ぎている気がします。
反面、即座に周りに目を向け反省できる点は性根の善良さが表れており好みです。
握られた状態に引っ掛けて「大事なこと全部、この手で握ってやる」や、軽トラの荷台に揺られ風船で飛んでの道程を「二人旅、楽しかったね」と表現したりと台詞回しも良い。
1話の中での落差が激しいのでちょっと忙しない感じですが、今週の介人はカッコ良かった。
ジュラン
良い、凄く良い。
おじさん扱いされているだけあって、他のキャラよりも精神年齢が高めですね。
介人の良い兄貴分をしています。
初登場からずっといいキャラで、良い意味で戦隊シリーズのレッドっぽい。
変則三人名乗り
唯一の人間であり主人公の介人と、最初の仲間のジュランの二人を抜きにした変身が5話にしてお披露目されるとは。
介人が抜けた変身は、介人が昏睡して動けなくなるようなもっとピンチな状況で起きるんじゃないかと思っていたので意外でした。
キカイノイド三人での変身も良いですね。
最初のくるんが無いのが残念でなりませんが、三人で円陣を組んで手を合わせている所とか好きです。
変身前の掛け合い
「ご注文は?」
「介人達の解放だ」とか、セリフ回しもコミカルかつ軽快で良いですね。
キュウレンジャーギア
凄く運が悪くなるのは確かにラッキーの力を再現していますね。
あくまで戦隊モチーフにしたギアなので、本物からかけ離れていたり、戦闘でどう使うのか分からないような捻った能力もありなのは面白い。
ラッキーの究極のラッキーが宿る力とか殆ど罰ゲームのような効果ですが、捻りが利いていて良かです。
風船を割るのがカラスなのもキュウレンジャーだからなんだろうか。
握りでの戦闘
握られたまま名乗りから、下駄着きを活かしたコミカルなアクションがユーモラスで良いですね。
ジャッキーチェンの映画を思い出します。
こう言うコミカルなアクションは割と好みです。
巨大化前は雰囲気的に回らない方のお寿司をモチーフにしていると思いますが、もしかして介人とジュランが回っていたのは回転寿司と言いたかったのだろうか?