イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【機界戦隊ゼンカイジャー】 第2カイ「ガオな野獣がごやっかい!」感想

トジテンド

なるほど、今回の怪人はトジルギアと言う専用アイテムを内蔵して変化した一般兵なんですね。

変化したてで自分の固有名称を把握していなかったり、わざわざ名前を忘れないために語尾にキノコをつけたりと手探りな感じをコミカルに表現していて良いですね。

キノコを生やすだけかと思えば存外凶悪な制圧能力を有していますし、公式のキャラ紹介文もポップで面白いです。

 

単純に大きくて強そうなボスや、いかにも脳筋と参謀と言った風体の幹部もベタですが久しぶりなので新鮮味があって良いですし、敵側の雰囲気はかなり好きです。

 

ところで、イジルデくん…

君、人の発明を盗んだのかね?

 

介人

今週は良いですね。

ジュランが見知ったキカイノイドを見かけると「友達?」と尋ねる所は、良い意味で子供っぽい純粋さを感じますし、人の良さが表れていて好みです。

前回大規模にキカイノイドが暴れ、それと戦ったはずなのに、倒すべき敵はトジテンドに絞り、キカイノイド全体を平和を脅かす危険なものとして見ていない所は好感が持てます。

 

食卓と言う日常的なシーンで何でもない事のように壮大な目標を掲げ、ジュランを気遣い共に戦おうと語る時に「世界初の」を持ってくるのも何故だかとても感じ入るものがありました。

ガオーンへの態度も善良で誠実でまともで非常に良いです。

相手が悪くなくとも、都合の良いことを言っていると悪く思ってしまう状況、タイミングと言うのはありますからね。

あの場面でも協力要請を拒んだことを根に持たず、素直に友誼を結べるのはとても良かったです。

第一印象は良くありませんでしたが、これならば好きになれそうです。

 

両親の残したセリフが長台詞だったお陰で「失敗は挽回する」だけでキャラが立つのも良いですね。

敵と対峙した際に、両親のセリフを引用できるのは強い。

第1回で感じた子供っぽさがプラスベクトルに作用しているので、この雰囲気は維持してくれたらなと思います。

 

ガトリング&戦隊ギア

やはり見た目は良いのに、勿体ない武器ですね。

モチーフは良いのですが、ゼンカイジュランが持つにはあまりにもサイズが小さい。

あれではガトリングモチーフの持つ重厚感や迫力が全くありません。

 

ゼンカイジュラン、ゼンカイガオーンになるとガトリングを使わず自前の固有武器を使って戦っていますし、かと思えば必殺技だけは突然固有武器が消えてガトリングを持っていてどうにもちぐはぐな印象です。

 

また戦隊ギアを使ったせいで、ガトリングが活躍しなくなるのもマイナスです。

いっそのこと戦隊ギアはトジテンドが使用して、仮面ライダージオウのアナザーライダーのような扱いにした方が良いのではなかろうか。

 

敵側のアイテムにすれば早熟厨二病少年や、大人になっても厨二病大きなお友達が挙って買ってくれますよ。

 

ガオーン

ヒーローとしては若干癖の強いキャラですが、悪くはありませんね。

誰かのやっている事が許せないと敵に対して怒る事も、自身の庇護対象が傷つけられて怒る事も、どちらも自然な反応で共感できます。

 

参入の仕方もカッコイイです。

王道ですが、不利な状況で駆けつけて仲間になる展開は良いですね。

この演出の為に一度断る展開になっていたのかな。

 

キカイノイドへの冷淡な反応も今後後悔や決意を生む先のエピソードへの振りに見えますし、今から楽しみです。

 

ゼンカイオー ジュラガオーン

カッコイイ

龍神式の合体システムが個人的に非常に気に入りました。

合体機構を活かした分離回避もユニークで良いと思います。

 

個人的には唇の見えている頭部より、マスク状の顔の方が好みですが、そんな些細なことは気にならないぐらいデザインが良い。

兎角ロボがカッコイイです。

あとはキシリュウオーぐらい動いてくれれば言うことありません。

 

BGMで専用曲が流れながら戦う所も良いのですが、なんだかとてもクラシカルな雰囲気の曲ですね。

昭和のロボットアニメみたいな雰囲気を感じます。