
ちゃんと構成員がいた
背景等々かなりクオリティ低い感じですが、ちゃんと構成員が居たんですね。
剣士以外が活動している所を見たことが無かったので、剣士の互助会みたいなこじんまりとした組織ではないかと思ったりもしましたが、どうやらそうではないようです。
庶務を集めての朝礼を行える程度のそこそこ広い拠点まで所有しているようですし、今まで出てこなかったのが不思議で仕方ありません。
もう少し早くに大きな組織であることを表現して欲しかったです。
それはそれとしてアラートが鳴っているのに、武装もしていない庶務の人を対処に向かわせるのはどうかと思います。
危機管理能力が無さすぎるのでは?
尾上さん
カッコイイ。
「俺は組織の剣士だ」と自分の立場を主張し表立っての協力は拒絶しつつ、きちんとブックゲートを残し去っていく所が良いですね。
ちゃんと話を聞いてくれるし、有形無形の協力をしてくれる、主人公の良き理解者って所が凄くエモいです。
最近の尾上さんは本当にカッコイイ。良い大人です。
玲花
以前尾上さんに対して、あなたも裏切っているのでは?みたいな事を言っていましたが、監視を付ける事もなく、本部へのフリーパスであるブックゲートを取り上げたり制限を付けたりもしないのは何故なんでしょう。
言動に反して存外、信頼しているのだろうか?
それとも、ただのガバですかね?
ブックゲート
今回最も意外だったのは、このワープ装置です。
セキュリティ上、持ち主以外にも起動できる仕様は拙いと思いますが、その点はまだ良いとして、他人が使用したゲートから使用者が元居た場所へ侵入できると言うのは驚きを通り越して呆れ果ててしまいます。
理屈としては空間を繋げているのだから、ブックゲートを閉じるまでは出入り自由だと言うのは解りますが、どう考えても危険しかないのにそれを防ぐ機能が一切存在せず平然と侵入を許してしまうとは思いもしませんでした。
そのゲートの不備、アホさを突いて潜入を果たしたストリウスも何故か同じ手口で着いてきた飛羽真を見て驚いていましたし、意味が解りません。
目の前でゲートを潜って移動したのですから、そりゃ当然そうなるでしょう。
リアクションを間違えていますよ。演出ミスでは?
結界があるから侵入できない
大奉寺さんのブックゲートは使えなくなっているので、結界のあるサウザンベースには現在入れない。
そこまでは良いのですが、飛羽真の家に直通のゲートが開きっぱなしになっているのは、何故なんです?
ノーザンベースには結界との接続を操作する技術や知識が無いの?
或いは発想が無いのでしょうか?
謎です。
ズオスvs倫太郎&蓮
倫太郎、蓮君との二対一の図式、三人とも動きが綺麗で良いですね。
倫太郎はライオン大戦記こそ出し渋っていましたが、最初から三冊変身ですし、きちんと連携もしており、優秀そうに見えます。
それを余裕綽々で対処しているズオスも強キャラ感が増します。
脳筋キャラはパワーアップイベント後にはすぐに死にがちなので、きちんと生き残ってライオン大戦記相手にも引けを取らない所が見えると双方共に格が上がりますね。
その後のユーリ乱入から、共闘ではなく、剣士同士で争っているのはちょっとどうかと思いますが、まぁ蓮君なので仕方ありません。
何もしていないのにプリミティブドラゴンの必殺技に巻き込まれて、勝手にやられている事に比べれば、なんて事ありません。
始まりの人
21話の冒頭に出てきた、ソフィアと剣士たちみたいなイラストに描かれていた左側の三人がストリウス達と言うことで良いのかな?
主人公の所属する組織の創始者が、それに敵対する組織を作っているのは王道展開で良いですね。
真理おじさんは終始ふわふわしていたので、今度こそちゃんとした理由があってくれ。
ストリウス
「禁書の力、試してみましょう」と軽い気持ちで試したら制御を失って自爆し、あっさりと奪われて悔しそうにしたり、ちょっと今週間抜け過ぎませんか?
敵が間抜けだと、それと戦っているヒーローも間抜けに見えるので、安易に失敗させないで欲しいものです。
プリミティブドラゴン
展開ギミックでライドブックを掴む構造はユニークで良いですね。
三冊分に広がるドラゴニックナイト、ライオン大戦記よりも、こちらのギミックの方が好みです。
抜刀もカッコイイ。
通常時とは違い逆手で掴んで抜くことで差別化すると同時に、指側を映す事で剣を掴む様子が強調され、プリミティブドラゴンのデザインがより引き立ちます。
スーツもなかなか好みです。
ライドブック同様に、右半身を大きな鉤爪が覆い、ブレイブドラゴンを掴んだデザインで一貫しているのが良いですね。
これプリミティブドラゴンに専用のライドブックを挿入して暴走を制御する形になるのかな?
ただカラーリングが少々爽やかすぎるかなと思います。
既存のセイバーとはガラッと印象が変わっている点は良いのですが、暴走形態らしい禍々しさに欠ける点は残念です。
また動きとしてもカッコ良くはありませんね。
動物的なアクションをする暴走形態は久々なので、そこそこ目新しさはありますが、腰を落としての四足歩行っぽいアクションはかなり無理をしている事が見て取れ、動きにスムーズさが無く、不自然に映りました。
手首を曲げているのも格好が悪い。
その動作と四足歩行を両立するのも違和感があります。
ライオン等の四足獣のイメージと、ラプター等二足歩行の恐竜のイメージが混在しているように見えます。
あれならば右手に爪状の武器を外付けで用意して、肉食恐竜モチーフの動きに専念した方が良かったと思います。
ただ左手で剣の刀身を掴んで保持する破天荒さは、暴走形態っぽい謎の説得力があり好きです。