イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

ヴァンガード 「滅びの瞳 ズィール」評価


Amazon/駿河屋


今回のカードはSS10「クランセレクションプラス Vol.2」収録「滅びの瞳 ズィール」です。

 

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評価:3/5 

■登場時「ズィール」サーチ

【自】【《V》/《R》】:登場時、あなたの山札を上から7枚見て、「ズィール」を含むグレード2以上を1枚まで公開して手札に加え、山札をシャッフルする。この能力は同名カードを含めて各ターン1回まで使える。

 

そこそこ優秀ですね。

この手のサーチ能力にしては確認できる枚数が7枚と非常に多く、不確定サーチ能力で確認できる最大値に設定されている点は良いと思います。

対象を2種、8枚投入できるので、成功率は悪くなさそうです。

ノーコストで使用でき、成功しても手札を捨てる必要が無いので純粋に1アド得られる点も類似能力持ちに比べて優れている点ですね。

この手の能力は1アド取れる場合は《V》限が殆どなのですが、ズィールは【《V》/《R》】能力で使用できる点も偉いです。

 

しかし、制限が厳しいですね。

グレード制限が付いているので、G1の「滅びの瞳 ズィール」はサーチする事ができませんし、同名ターン1制限までついています。

7枚確認できるとは言え確実性に乏しいのに、失敗したら後続の「滅びの瞳 ズィール」の効果まで使えなくなるのはやり過ぎだったのではなかろうか。

 

う~ん……。

ディメポのサーチにしては優秀な部類ですかね?

相変わらず、ディメポのカードは査定が厳しいなぁ。

今更Pスタンへの配慮とかするぐらいなら、最初から同名リメイクなんてしなければ良かったのに。

 

■総括

連携ライドを意識したようにも見えるサーチ能力付G1ズィールです。

連携ライドを意識するのであれば、G0をね?

 

サーチ要員としてはそこそこ優秀ですね。

恐らくG2も「ズィール」なので、最大2種8枚投入できる「ズィール」名称をノーコストでサーチできます。

そこそこの成功率で、効果そのものは優秀ですが、制限が厳しく、G1を排除することで自ら成功率を落とし、失敗したらそのターンはリトライができない点が重く圧し掛かります。

足回り強化は重要なので「ズィール」を使う以上は必須になると思いますが、少々納得し難いスペックです。