魔進戦隊キラメイジャー 第38話「叔父の月を見ている」感想
ストーリー
■虫歯に蝕まれている
虫歯邪面師の回なので、敵も味方も歯の付く慣用句を多用しており、台詞回しがユーモラスで良かったです。
「虫歯になってから歯を磨いても遅いんだよ!」とか「虫歯予防は普段の歯磨きから」とか、言っている事がいちいち正論で面白い。
子供たちに歯磨きの大切さを教える良いエピソードでしたね。
■ヨドン皇帝弄り
ヨドンナがクランチュラにヨドン皇帝ネタで弄られるの面白すぎでしょ。
自分で自分に命令しているとか言っちゃいけません。
ヨドンナに意思を伝える術がアレしかないのです。
虫歯邪面と言い、クランチュラと言い、今回は台詞回しが小気味良くて楽しい回でした。
■宝路
ライティングのせいか目が怖いなぁと思ったら、幻覚回でした。
CARAT基地に帰って来てからも目に光がなくて怖い感じでしたが、あれはCGでの加工か、或いはコンタクトとかでしょうか?
態度も普段と違って素っ気ない感じですし、巧く違和感を出してくるものですね。
■ガルザ
裏切る前にも義理とは言え息子を殺そうとしているじゃないですか。
え、そんなのに裏切られて国を滅ぼされたんですか?
オラディン王、無能過ぎません?
裏切りを予見できない要素がないでしょう。
これ、オラディンが阿呆なので気付いていないだけで、もっと以前から何度も馬脚を現していたんじゃなかろうか。
アクション
■グラジュエル
普段はシャイニーブレイカーを使っている宝路が、剣を持って長めの尺での殺陣をするのは新鮮ですね。
エフェクトも相まって、大振りの太刀筋が綺麗で良いです。
最後の奪刀からの二刀流での寸止めもカッコイイです。
BGMに専用曲が流れているので尚の事テンションが上がります。
個々人の見せ場でそのキャラのテーマ曲が流れる演出は、やはり何度見ても良い。