【仮面ライダーセイバー】第3章「父であり、剣士。」感想
ストーリー
・子育て王
自信過剰で敵の危険性を正しく認識しておらず危険地帯に子供を連れ回し、善意で忠告してくれている仲間の話には一切耳を傾けず、戦場に連れ回している子供にライドブックの危険性を伝えていなかったがために巻き込まれてしまい、八つ当たりで味方を巻き込んで必殺技を撃つ。
今の所、全く好感の持てる要素が無いキャラですね。
豪快な人物として描かれているようですが、ただ身勝手で傲慢なだけの人物でした。
これが夫や父親と言うのはかなり嫌ですね。
人格歪みます。
ベテランに認められる展開は王道なので来週デレるにしても、それまでの行いが酷過ぎますし、本質が変わるわけではないのでちょっとキツイですね。
・賢人
飛羽真の幼馴染と言う事なので、記憶を失ったことでこちらと衝突が起きるのかなと思っていましたが、逆に記憶喪失の飛羽真にかなり気を使っていましたし、飛羽真に対して罪悪感のような物を抱えている感じですね。
カリバーの中の人とも関係があるようなので先が気になります。
親か、師か、その辺りでしょうね。
・倫太郎
飛羽真と子育て王がギスギスしている中、必死に宥めて間を取り持とうとしている苦労人ムーブが良いですね。
場を明るくさせる、和ませるようなムードメイカーにはなれませんが、倫太郎がいるから辛うじて子育て王の言動も見ていられます。
・サンショウウオメギド
サンショウウオの出てくる物語って何でしょう?
物語のメギドではないからモチーフとなる童話等があるわけではないのかな。
王の復活とか言っていましたが、もしかしてオオサンショウウオが復活?誕生?するのを待っているんですか?
アクション
・ライオンファンタジスタ
なにがどう相性が良いのか不明ですが、色合いは統一されていて良いですね。
翼状の方アーマーがカッコイイです。
ただフックが付いているデザインはイマイチですね。
ピーターパンの代表的な悪役ではありますが、ロープ状の装備が付いた腕は前回ジャッ君と土豆の木でやったので、形状が被っていて目新しさがありません。
別の形にするか登場するタイミングをずらすべきだったかなと思います。
見ていて下さいと自信満々にやっていた使い方も謎です。
あの転移攻撃と粘液対策にどんな関係が?
どこから攻撃しようと粘液で覆われた肌をしているのだから同じでは?
CGがアレなので必殺技としてもあまり魅力がありませんし、お話としての説得力にも欠けます。
しかし、口にフックを引っかけるのだけはありだと思います。
唾液が粘性でさえなければ、口腔内は粘液に覆われていない可能性が高いですからね。
・バスター
専用アイテムの土豪剣激土もNEW電王に似たスーツもカッコイイですね。
土豪剣激土がメカメカしいので、亀甲モチーフのバスターの装甲もメカメカしく見えて無骨で好みです。
色が暗色で地味な色ばかりなのも渋くて好きです。
土豪剣激土がアップになるだけで画に迫力が出るので、大きい武器はお得ですね。
ただ変身ポーズの途中に剣を地面に刺してポーズを取るのは、その後すぐに立ち上がるので微妙に見えました。
次の動きへの繋ぎが悪く、非常に無駄で滑稽に見えます。
必殺技が豪快に一薙ぎしているので、変身ポーズも無駄な見栄を切る必要はないと思います。
シンプルに無駄なく動け。
ライドブックを開いて閉じて装填してまた開くと言う一連の動きに感じる無駄で滑稽な様子と同じ不満を感じます。