仮面ライダーゼロワン 第39話「ソノ結論、予測不能」感想
ストーリー
・アークゼロ
ホント、なんで独立して動けるように素体用意しないの?
1対1ならば兎も角数的不利を打ち消せる程圧倒的に強いわけでもないのに、自分から数の利を削って行くのは非合理的なのでやめて下さい。
毎回誰かを乗っ取るから、折角揃った滅亡迅雷が4人揃って活躍するシーンが永遠に訪れないじゃないですか!
雷は復活してからまだ1度しか変身していませんよ。
こう言う構造的欠陥やめてよね。
あと冒頭でメタクラの変身を苛々しながらずっと待っている描写は何なんですかね。
攻撃してしまえば良いと思いますよ。
苛々しながら腕を組んで二の腕を叩いているのではなく、変身音声に合わせてノリノリでリズム取っていたんでしょうか。謎です。
・1000%社長
大体全部この人のせいなんですが、「飛電インテリジェンスを守るのが社長の務め」とか、「飛電の夢を誰よりも実行していたのは私だったんだよ」とか、この人が言うと直前までの言動とのギャップで妙な面白さが出ますね。
やはり憎み切れない良いキャラです。
或人くんの言う事は尤もですし、イズがやたらと厳しいのも仕方ありません。
これから取り返して良ければよいのですが、これまで敵だったキャラが急激に白くなると近々退場してしまうのではないかと言う怖さがあります。
生きろ、生きてくれ。
・ゼアに聞いてみよう
今更?
今まで一度も試していなかったんですか?
先週は会話を盗聴して1000%社長を取り込む為に勝手に3DプリンターでAIBOを作っていたのに、アークへの対処法は勝手に用意してくれないんですね。
方法が解らないから提示できないと言う事かな。
今まで万能お助けマシーンだったゼアに用意できない解答を人間が生み出すと言うシチュエーションは良いですね。
ただ或人くんは別に技術畑の人ではありませんし、これまでに人工知能を研究開発する側の人間は出て来ていないので、誰にそれができるのかと言う疑問は残ります。
唯阿さんぐらい?
主人公が人工知能の予測を超える天才的発想をするのは構いませんが、今までの或人くんにそう言う兆候が一切なかったので、誰にも頼らず少し本を読んだだけで突然それが出来てしまうのはなんだかなぁ…。
こう言う時にこそ、人間とヒューマギアの力を合わせて奇跡を起こすべきだったと思います。
・不破さんと唯阿さん
1000%社長の謝罪に対して、不破さん自身ではなく唯阿さんが怒ってくれているのが良いですね。
不破さんたち二人の心情の変化や成長を感じます。
初期の激情に任せた不破さんはもう居ないんですね。
誠意を見せろと言いつつ、自分に対する誠意ではなく唯阿さんに対する誠意を示すよう求める不破さんも良い。
二人ともアイちゃんに感謝するように。
・さうざー
とにかく可愛い。
ちょっと自己主張強すぎかなとは思いますが、可愛いですね。
実物もあんなに表情豊かに動くものなんでしょうか?
若干気になります。