魔進戦隊キラメイジャー 第3話「マンリキ野郎!御意見無用」感想
ストーリー
・万力邪面
予算、税金、締め切り
全てスタッフの本音なのでは?
それはそれとして、キラメイジャーの怪人は今後もこの頭は被り物、身体はタイツの昭和スタイルで通すのでしょうか?
チープで好みではありません。
せめてクランチュラ、ガルザと同等の格好をして欲しいのですが、それが叶わないほど予算と納期に縛られて苦しんでいると見えます。
また、劇中で一般人にかけられた万力がすぐに消えてしまったのに、影響下にあるのが不思議でした。
外れた時には普通に可視化して落下しているし、謎です。
着けたままの方が見た目のインパクトは遥かにあったはずなのに、何故見えなくなったのだろうか?
・初名乗り
本編中でそう言うメタな事を言うのは珍しいですね。
前回のコピーとは違い、瀬奈の名乗りが明るくて良いです。
しかし、何故組体操をする。
それぞれキ・ラ・メを表していると聞きましたが、かなり無理がある気がします。
これでは素面名乗りの難易度が上がってしまうではありませんか。
あと、いまいちカッコよくないです。
凄いけれど、カッコイイとはならない奴です。
追加戦士が来たら、ポーズはどうなってしまうのでしょう?
・時雨
予告の時点で察していましたが、クールぶった天然キャラだったとは。
実に良いキャラですね。
終始万力着けているだけでも面白いのに、顔が。
一人になった途端に痛みで泣き喚き、それを仲間に見られていたと分かりきっているのに必死で誤魔化す一連の流れは特に良かったです。
終盤のカッコつけた一騎打ちも良かったです。
良い役者さんを見つけてきましたね。
映画を入れて4回目なのに一向に進歩しない博多南さんとは大違いです。
・為朝
前回と言い、今回と言い、周りをよく見ている良いキャラですね。
貴重なツッコミ要員ですし、相棒のショベローにまで弄られているギャグ要員でもあり、実においしい立ち位置です。
今の所一番好きなキャラなのでお当番回が待ち遠しいです。
しかし、そのキャラのせいか扱いが軽すぎる気がします。
今回も正しい判断をしているのに、充瑠に聞き入れてもらえなかったのは不憫でした。
最後にマブシーナが充瑠上げをしていましたが、時雨が我を通して迷惑をかけ、充瑠がそれを容認しただけなので褒められるような事ではないと思います。
アクション
・スーツ
累計3回目のスーツアクションですが、ピンク、毎回、相手の関節を破壊しに行っていませんか?
前回も前々回も腕を取って関節技をきめていた気がします。
絵的に地味なのに非常にえぐい攻撃法を取っていて、筆舌に尽くし難い思いを抱いています。
マコト兄ちゃん、妹さんは逞しく育ったよ。
あとeスポーツ選手のイメージどうなってるんですか?
なんであんなダンサーみたいな動きをしているの?
カッコイイけれど、ギャップを感じます。
・キラメイジン
クリアパーツが増え、更に夜戦で映えるようになりました。
見た目はカッコいいのですが、スカイメイジのパーツが胸パーツと剣になるあまり意味のない合体なのが気になります。
辛うじてヘリコはプロペラを活用した攻撃がありますが、ジェッタは手持ち武器になっているので、合体と言う感じはしません。
その合体のしかたは正規の戦隊要員ではなく、追加パーツのウェポン魔進シリーズが担うべき役目ではなかろうか。