ヴァンガード 今日のカード「矢車菊の花乙女 イーネス」「懇到の騎士 モーガン」評価
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今日のカードはEB14「The Next Stage」収録「矢車菊の花乙女 イーネス」「懇到の騎士 モーガン」です。
懐かしい。効果も 旧版を順当にアップグレードした感じですね。
評価:4/5
■5枚見て1枚をコール&同名なら1ドロー
【V/R】登場時、CB①、SB①、デッキトップから5枚見て1枚コール。
コールされたユニットと同名のユニットが居るなら1ドロー。
CB①、SB①で最大2枚分のアドバンテージを得られる効果を【V/R】で使用できるのは良いですね。
素直に強いと思います。
追加効果のドローも現実的な範囲ですね。
確認する枚数が5枚とやや少なめですが、十分起こり得るのでこんなものでしょう。
ただトークン関連ではない点は欠点と言えるかも知れません。
場にトークンをばら撒くタイプのデッキでは、山札の中に同名カードがある確率が減ってしまうので、そこだけは少々残念ですね。
■他の[R]が効果で登場した時、自己パンプ
【V/R】他の[R]がカードの能力で登場した時、ターン中、このユニットのパワー+5000
こちらも優秀ですね。
トークン等、[R]の展開を得意とするネオネクタールであれば容易に条件を満たせ、複数回の発動も十分視野に入りますね。
さすがに「アルボロス」軸の「フルーツアソート・ドラゴン」を越えるパワーは出せませんが、安定して高い打点を出せそうです。
■総括
今回のサブ[V]用高レア枠です。
トークンを複数配置するとやや使い勝手が落ちる点が気にかかりますが、最大で2枚分のアドバンテージを確保できる展開効果と、トークンをばら撒くだけで発動する使い易いパンプ効果を持った便利なユニットです。
「アーシャ」軸は「アーシャ」2種を投入する事になるとは思いますが、ネオネクタールであれば、どんな軸でもサブ[V]として投入を検討できる優秀なカードですね。
評価:2/5
■[V]と同名が居れば自己パンプ
【V/R】ターン中、[V]と同名のユニットが居るなら、このユニットのパワー+10000
「アーシャの花妖精」トークンを使うと強化されるユニットですね。
ヴァンガードの[V]用ユニットは[R]に置くとバニラになるものが殆どなので、特殊な理由がない限りは[V]と同名ユニットが並ぶことは殆どありません。
普通に使うと少々使い難い効果と言えますね。
効果が限定的な分パンプ値が+10000と高く、ブースト込みで28000ラインに到達する点は偉いと思います。
このユニットを置く事が理想盤面ではないとは言え、妥協案としては十分な性能です。
ただ多くの場合、[V]と同名ユニットを[R]に置いてもG3バニラなので、そこまでしてこのユニットを使いたいかと言われると微妙ですね。
G2とG3の差異こそありますが、パンプするだけなら「矢車菊の花乙女 イーネス」で十分と言えば十分です。
■総括
「アーシャ」軸用のG2ユニットです。
難しい条件が書いてあるわけではありませんが、ヴァンガードでは然程多くない状況でのみ発動するタイプの効果なので、あまり使い易くはありませんね。
これを採用しようと思えるデッキが「アーシャ」軸以外にあるとはあまり思えません。
その「アーシャ」軸では、今の所採用圏内ですが、見えていない部分が多すぎるので何とも言い難いですね。