週刊ヴァンガ情報局「飛天の聖騎士 アルトマイル」「反攻の騎士 スレイマン」評価
Amazon/駿河屋/あみあみ
今回のカードはEB14「The Next Stage」収録「飛天の聖騎士 アルトマイル」「反攻の騎士 スレイマン」です。
まだ20日以上あるのに、珍しく早めの公開ですね。
もっと早くても問題ないので、どんどん晒していけ。
評価:5/5
■G2強化
【V】ダメージゾーンに表向きのカードがないなら、G2ユニット全てのパワー+10000/シールド+5000。
「アルトマイル」を含むソウルがあるなら、さらに★+1
前後列を問わず、全てのG2ユニットを強化する効果は悪くありませんね。
VRにしてはやや地味かなとも思いますが、優秀です。
このユニット単体でもパワー20000のG2ユニットを作れるので、このユニット+G2ユニット1枚でも最低限の恩恵は得られますが、本領はこの効果と「スターライト・ヴァイオリニスト」を組み合わせた時ですね。
ブースト込み合計パワー40000の打点を両面展開可能なのは結構な火力です。
またシールド値の増加もさらっと書いてありますが優秀ですね。
領域指定が無いので、このユニットがいるだけでインターセプトも手札からのガードもG2ユニットは全て+5000されます。
こう言う効果はプロテクトクランに配るべきではなかろうか。
更にダメ押しで★+1まで付与する事ができるのが偉い。
★+1の条件もソウルに「アルトマイル」があるだけで良いので、再ライドだけで達成できる点が良いですね。
フォースⅡと併用して★3まで伸ばす事ができますし、便利だと思います。
■G2サート&リアニメイト
【V】ターン1回、CB①、SB①、山札とドロップゾーンからG2をそれぞれ1枚まで[R]にコールする。
こちらの効果も優秀ですね。
効果①とは違って特殊な制限も無いので、素乗りした状態からでも即座に使用できる点が良いです。
デッキ圧縮とドロップ回収を同時に行う効果なので、序盤から終盤までゲームを通してコール対象に困り難い点も評価できます。
欠点はその性質上、バインドによる除去が苦手な点です。
また効果をサポートに全振りしているので、本体は打点も★も貧弱な点もネックです。
本体の貧弱さはG2でブーストすれば多少改善されますが、バインドは[R]の選択肢を飽和させ、除去以上に供給するか逐一手札に戻すぐらいしか手立てがないので、なるかみは苦手かも知れませんね。
■総括
G2を供給・強化して自分には何の恩恵もない、ある意味指揮官らしいテキストをしたロイパラの新たな看板です。
本体の貧弱さはやや気になりますが、先行ライド時から十全に効果を発揮でき、攻守に渡って強力な効果を備えているので次代のロイパラのメインとしては十分な性能だと思います。
評価:3/5
■登場時「アルトマイル」コール
【V】登場時、デッキトップから7枚見て、「アルトマイル」を含むカード1枚までを[R]にコールする。
効果②の回収と併せろと言うデザインなんでしょうが、少々変則的なサーチですね。
この効果であるならば、山札から確定で引っ張ってきても良かったのでは?
弱いとは思いませんが【V】限定である事を加味すると少々不服です。
ノーコストでG3ユニットを場に出せるので悪くはないのですが、他の【R】限定7LOOKに比べ、圧倒的に発動できる機会が少ないにしては少々大人しく見えます。
■自軍バウンス&自己パンプ
【V/R】アタック時、SB①、他の縦列の[R]を1枚手札に戻す。バトル中、このユニットのパワー+5000
登場時効果でコールした「アルトマイル」を戻す為の効果ですね。
「繊月の騎士 フェレックス」同様、場に出したガード札の回収や、登場時効果の使い回し等、使い道は多岐に渡るので「アルトマイル」の回収以外にも仕事があるのは良いですね。
「飛天の聖騎士 アルトマイル」の効果がG2サポートに特化しているので、場に展開したG1ユニットを回収したくなる場面もありそうですし、他のクラン以上に活用の範囲は広そうです。
本来メインであるはずのパンプの方もパワー+5000とフォースに最低限必要な数値は持っているので、無駄になる事はなさそうですね。
G1ユニットでのブースト込みで合計パワー23000は出せますし、「飛天の聖騎士 アルトマイル」の効果と併用すれば33000ラインに届きます。
■総括
「アルトマイル」専用サーチです。
サーチ効果に若干の不満はありますが、ボスのサポートに対応したG2ユニットかつ盤面を整えるバウンス効果持ちなので優秀ではあります。
「アルトマイル」が入るデッキには、何処にでもついて回る可能性の高いユニットだと思います。