イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

仮面ライダーゼロワン 第15話「ソレゾレの終わり」感想

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harvestfiesta.hatenablog.com

 

 ストーリー

・雑に最終決戦

滅亡迅雷の潜伏先に今まで誰も思い至らなかったのでしょうか。
不破さんは特に因縁のある場所なのでヒューマギアの潜伏先として真っ先に思い至っても良さそうなものですが、今回の話を見る限りではエイムズとしてデイブレイクタウンへ出動するのは初めてのようですね。

てっきり今週の話で過去に空振りしているけれど、こんな理屈でエイムズの目を掻い潜ったよとか、ザイアの社長、天津 垓が隠蔽工作していたんだよとか、今まで見つからなかった理由付けがなされるものと思っていましたが…

全員能無しのバカだったと言うだけの事のようですね。ガッカリです。

 

肝心の戦闘も酷いものでした。

どの程度戦力があるのかも不明のまま殲滅戦を開始するわ。
彼我の戦力差が解らないのにバックファイアで長時間の運用ができないアサルトウルフを使用して戦力外になるわ。
序に一般隊員が射線も確保せずに整列して銃を撃ち、後ろにいる多くの隊員が前列が邪魔で何もできず棒立ちしているわで違和感ばかり目立つし、画としてもつまらない。
そのうえ雑に重要人物が脱落するし、殲滅すると言いつつ逃げる迅は見逃して本拠地に攻め入るような真似もせず当然のように反撃されるし、一体何がしたいのだろうか。

ここ最近はお話の中身が酷いのだから、せめて描写とアクションぐらいはきちんとして下さい。

こんなものに付き合わされる役者さんが不憫でなりません。

 

・シンギュラったイズ

イズは完全に自我に目覚めていますよね、これ。

 

なにせわざわざ戦闘地域へ訪れ、本来サポートするべき対象である或人の元を自分の意思で離れ、何の意味もないのにただ自分の嗜虐心を満たしたいが為だけに役目を放り出して迅を挑発し嘲笑いに行ったのですから、完全に自我の発露でしょう。

 

どうやらかなり性格が悪いようですが、まぁそう言う事もありますよね。

その結果死にかけるのも人間社会ではよくある事です。自業自得ですね。

 

・代わりなんていない

 

機械の自我や個性を認めるのであれば、例え同型であっても同じ外見をした別の物と言えるので、代わりはいませんね。
同じ物でも自分が長く愛用していたものと代替品の新品では主観的な価値に違いが出ますし、或人くんの視点から見てイズが唯一性を持っていると言うのは納得ができますし、福添さんから見れば替えの効く道具が故障したのを個人の主観・気分で拘泥しているように感じるのも理解できます。
これまでにきちんとした積み重ねがあれば、良い話に見えたかもしれませんが、今回の余りにも阿保で擁護の使用の無いイズの死に方と、前回までの或人くんの言動を鑑みると、今回の反応はちょっと承服できません。

 

これまでにもヒューマギアが破壊される事はありましたし、初心者マークを付けた代替え機を渡すだけで一仕事終えた、無事守り切ったみたいな雰囲気を出していたのに、自分の身に降りかかるとコレですか。

 

一応、以前の話でゼロワン計画に関わるヒューマギアはバックアップが取れないと言う話があったので事実として代替えが効かないのですが、今回の反応はそう言う事ではありませんよね?

 

被害者にならないと被害者の心が解らない寄り添えない、そんな人物にしか見えないので非常に印象が悪いです。
今までにもヒューマギアは家族だとか言いつつ、人間の道具としての扱いしかしていませんし、頭も手の平もくるっくるですね。

 

・ギーガー

以前暴走したのにまた暴走してる。

と言うか、まだ残していたんだ…。てっきりもう消えたものかと。
二度も利用されたんだし、いい加減巨大ロボは諦めた方が良いのでは?

 

CG班はそれなりに頑張ってはいると思いますが、流石に浮き過ぎていますし要らないと思います。

 

・999%社長

この人が新しい敵キャラなのは分かりきっていたので構いませんが、言動がいちいち気持ち悪いし寒いです。

 

意図的にやっているのか、カッコよく知的な敵役として設定して失敗しているのか、どっちなんでしょう。
今の所、ジラフプログライズキーを貰いにトイザらスにベルト着けて赴いた事ぐらいしか良い所がありません。

これがラスボスになるんですか?
ちょっと格が足りませんよね。登場も早いし、死んじゃうのかな。