イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

週刊ヴァンガ情報局「トップアイドル パシフィカ」「リファインドポイザー ウルシュラ」「トッピングマスコット セリオ」評価


Amazon/駿河屋/あみあみ

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今回の公開カードはEB11「Crystal Melody」収録「トップアイドル パシフィカ」「リファインドポイザー ウルシュラ」「トッピングマスコット セリオ」です。
漸くパシフィカの公開ですか。長かった。

 

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評価:3/5

■「パシフィカ」の数参照スキル

SB①支払う事で、「パシフィカ」を含む[R]の枚数により以下をすべて行う。

・1枚以上 - そのターン中、このユニットのパワー+10000/ドライブ+1。
・2枚以上 - イマジナリーギフト・フォースを2つ得る。
・3枚以上 - そのターン中、相手は手札から[G]にコールする際、3枚以上でしかコールできない。

 

書いてある事は悪くはありませんが、条件が厳しいですね。
最大出力を出す為には[R]に「パシフィカ」が3枚必要な為、現状ではこのユニットを4枚とも引き切りすべて展開する必要があります。

 

また、[V]限定効果なので条件を満たすため[R]に展開した「パシフィカ」はバニラになりますし、3枚展開するとなると1枚は置き物になってしまいます。

 

専用サーチこそ与えられていますが、それらは非名称ですし、今の所使い難いですね。

エターナルアイドルやプラネットアイドルが欲しくなりますが今回入っているわけもありませんし、年一でしか強化されないヴァンガードで次回以降の強化を待つ必要がありそうです。

 

■1枚

効果の方は1枚目からそれなりに強いですね。
単騎で23000ラインに届くパワーとドライブ追加は単純ながら悪くありません。

 

ソウル1枚でドライブ+1されるのであれば十分に元は取れていると言えるでしょう。
単純に1枚分のアドバンテージを得ていますし、トリガーを引く確率や追加の「パシフィカ」やサーチを引く確率も上がります。

 

■2枚

追加でフォースを2枚獲得するジェネシスのような効果ですね。

 

1回目からライド時とこの効果、合わせて3枚のフォースを得られるので前列全てにフォースⅡを配る事ができますね。
すべてのラインが☆2になるのはスパイクの時も強力だったので、選択肢としては悪くありません。

ただ2回目以降から無駄になる為、勿体無くもあります。
「パシフィカ」は[V]のパワー+10000以外にパンプがないので[R]は貧弱なままですし、重複を考えるてもフォースⅠの方が丸いと思います。

 

■3枚

最後の効果は、ターン中、3枚以上でしかガードできないタイプのガード制限ですね。

 

3ライン全てを防ぐ為には手札が9枚必要になるので、ここまで発動できればかなりアタックを通し易くなりますね。
守護者を切る為には合計で4枚の消費を強いられますし、[V]やフォースⅠの恩恵を受けたラインはインターセプトで止める事も困難です。

 

アタック回数を増やせる旧バミューダのような効果があればさらに良いのですが、ブシロードですからね。望み薄ですね。

 

置物になった3枚目の《トップアイドル パシフィカ》が後列から殴れるようになるとか、無いんですかね。

 

■総括

みんな大好きパシフィカです。

 

[R]の「パシフィカ」名称を参照して効果を得る能力を持ちますが、G3の《トップアイドル パシフィカ》のみではかなり難しいと言わざるを得ませんね。

 

専用サーチが2種存在するので事実上12枚投入できますが、「コーラル」と比べると個人的にはあまり魅力を感じません。

 

とは言え、残りの枠に何かないとも言い切れませんし、「パシフィカ」軸を使う上では必須です。

 

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評価:4/5

■固有名称指定サーチor回収

登場時、CB①支払い、山札かドロップゾーンから《トップアイドル パシフィカ》を1枚まで探し手札に加え、山札から探したらシャッフルする。

 

CB①が確実に《トップアイドル パシフィカ》に変換される確定サーチですね。
不確定サーチの多いヴァンガードにおいて、確定サーチであると言うだけで偉いです。
またドロップゾーンを対象に含んでいる所も評価できます。
[R]に《トップアイドル パシフィカ》を並べる必要のある「パシフィカ」軸では重要な位置を占めそうですね。

 

[V/R]効果なのでこいつに乗って1ターン凌いでから漸く動き出すと言うテンポの悪い挙動をする必要もありませんし、一応ギフトも付いています。

 

ただ触れる領域はあくまで山札とドロップゾーンのみなので、流石にバインドされてしまうと回収のしようがありませんし、ダメージゾーンへ落ちた場合にもヒールトリガーを祈るぐらいしか術がありません。

 

まぁこれはこのユニットが悪いと言うよりは《トップアイドル パシフィカ》の欠陥ですが、そこをフォローできないので相手によっては回収する弾が触れる領域になく仕事に困ることもありそうです。

 

■総括

確定サーチor回収効果持ちのサブ[V]候補。

 

CB①をほぼ確実にキーカードへ変換できる為、「パシフィカ」軸では重宝しそうですね。一部クラン相手には歯噛みしそうですが、そこはまぁ仕方ありません。

 

名称持ちの種類が少なそうなこともあり、「パシフィカ」軸では間接的に名称ユニットを増やせるこのユニットは貴重です。ほぼ必須ではないかと。


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評価:4/5

■2種同時サーチ

山札の上から7枚を見て《トップアイドル パシフィカ》と《リファインドポイザー ウルシュラ》を手札に加える効果ですね。

 

CB①で2枚分手札が増えるのは優秀ですね。
サーチ先が固有名称指定ですが、どちらも「パシフィカ」では重要なユニットですし、優秀な効果だと思います。

 

確認できる枚数も7枚とそこそこに多く、対象が複数ある事も相まって完全に失敗する事は少ない点が良いですね。

 

また、カウンターコストの乏しい後攻時ではコストをソウルコストで代替えできる効果も付いており、使い勝手が良いです。

 

欠点は先行1ターン目にはコストの都合上使用できない事です。
初手にこれしかライドできるユニットが居ない場合には効果が腐ってしまいますね。

 

■総括

「パシフィカ」軸のサーチその2

 

こちらも優秀ですね。
CB①が最大で2枚分のアドバンテージになる為、「パシフィカ」のG1帯では優先してよいと思います。
後攻時の不利を消すユニットの一つですし、今後この手のユニットは増えそうですね。