イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

仮面ライダーゼロワン 第9話「ソノ生命、預かります」感想

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harvestfiesta.hatenablog.com

 

 ストーリー

・開幕死にかけ不破さん

お話としては前後編の後編なので、前回からシームレスに繋がっていますね。
滅のキック一発で瀕死になっていますし、ファルコンも迅が使った方が強いので、今の所迅雷の方が格上のようです。

 

個人的に意外だったのは唯阿の反応です。
あんなに取り乱す程、不破さんを心配するようなキャラだとは思いませんでした。
もっと静かに深刻になりそうなイメージですが、オンオフの切り替えがきっちりしているだけのようで、存外直情型のようですね。

 

・社長室はフリースペース

社長室のセキュリティ、ザル過ぎでは?
前回のギーガーのセキュリティも杜撰だったので、この世界はセキュリティ意識が極端に低いのかな?
副社長はまだしも、完全に部外者である唯阿が平然と入室しているのは問題ですよ。

 

ついでに、唯阿さんはセキュリティ意識以外に、罪の意識も薄いご様子。
エイムズには責任の一端があるどころか、今回の騒動の元凶ですよ?
もっとしっかり自覚して!
貴方達が杜撰な管理でギーガーの存在を察知され(リークかな?)、乗っ取られ、悪用されたから今回のお話があるんです。飛電は巻き込まれ事故です。

 

・牙を抜かれた狼

不破さんは今回ほとんど寝ているだけで、エピローグに漸く能動的なシーンがありましたが、不破さんの個人的感情に起因するヒューマギアへの評価問題はこれで解決してしまったようでガッカリです。

 

依然暴走の危険性がある道具であるヒューマギアが人間社会と密接に関わり、危険性を孕んだまま浸透している状況に変わりはないと言うのに、宗旨替えですか。
自我が芽生えたヒューマギアが人間にとっての善性を持ち、人間に有益な判断を続けるとは限らないのに、全てを暴走と決めつけるのは早計ですよ。目を覚まして!

 

・或人

今回のお話は迅雷の行動について思い悩む良いテーマだったのに、迅雷コンビについては放置なんですね。残念です。

 

自我の芽生えたヒューマギアの善性とか、現行で暴走して人類の敵となっている迅雷について考える絶好のテーマなのに、何故それを活かせないのか。
その割に、一般のヒューマギアは人間にとって良き道具であると信じると決めてしまいますし、謎です。

 

そもそも或人くんのスタンスはヒューマギアの人格を認めつつも権利は認めないチグハグな人間至上主義なんですが、ずっとあのままなんでしょうか。
現状、「あなたの自由意思の存在は認めます。しかし、あなたに選択の自由はありません」と言うスタンスですよ?これで大丈夫?

 

・イズ

社長の意思決定は絶対です。しかし、それに介入しないとは言っていない。
こういう事ですね。

 

自我の存在があるように見えますし、邪悪な機械では?

 

・衛星からの遠隔強制シャットダウン

告知も無しに作業中のヒューマギアを強制停止させるとか、一種のテロでは?
しかも、医療用のヒューマギアを突然止めるとか、冗談抜きにそれだけで人が死にますよ。いきなりそんなことをやらせる副社長陣営も、その点を指摘しない或人も、かなりヤバい人なんじゃ…。

 

そもそも前回の、ローカルネットで繋がっているからセキュリティは万全は何処へ?

 

・ブレイキングマンモス

マキシマムゲーマーみたいなパワードスーツだと思っていたのですが、タイムマジーン形式の低クオリティCGロボだったんですね。

 

デザインはカッコいいと思いますが、CGが浮いていて違和感が凄いので巨大ロボ路線はやめて欲しかったです。
必殺技もいまいちです。腕にプログライズキー付いているのも好みではありませんが、そのプログライズキーに乗って押し潰すのは、ダサいです。
見た目はなかなか好みなだけに残念です。
断空剣とは言いませんが、もう少しマシな動きをして欲しかった。