イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

週刊ヴァンガ情報局「憤怒の騎士 アグラヴェイル」「横笛の解放者 エスクラド」「燐光の騎士 ラングリー」評価


Amazon/駿河屋/あみあみ


今回の情報局公開カードはEB10「The Mysterious Fortune」収録「憤怒の騎士 アグラヴェイル」「横笛の解放者 エスクラド」「燐光の騎士 ラングリー」です。
しとけやさん、さすがですね…。なんだこれ。

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評価:4/5

■盤面入れ替え

アタック時に自身の盤面をリセットし再構築する事で、[R]を疑似スタンドする効果です。
実に頭が悪くて良いですね。
このターンにコールした枚数分山札を見る事ができるので、ゴールドパラディンであれば前列を全て入れ替えるぐらいはできると思います。
《戦場の嵐 サグラモール》《聖弓の奏者 ヴィヴィアン》辺りは、こちらでも活躍しそうですね。
使い勝手の悪かった《尽瘁の騎士 アゼルス》等も、ひょっとしたら日の目を見るかも知れません。

 

入替の際に[R]全てをソウルへ吸い込んでいる点も偉いですね。
ゴルパラは何気にソウルが厳しかったので、退却ではなくソウルインである点は評価できます。
効果②への布石なので無駄撃ちはできませんが、無為に消えない点は良いです。

 

欠点はスペリオルライドを捨てた事で手札供給能力に難の出るであろう「アグラヴェイル」軸で、毎ターン複数体のユニット供給を必要とする点です。
吸い込んだ分だけコールする能力では、いけなかったんでしょうか。

 

■SB12、ガード制限

旧版のメガブラストが、なんだかわけの分からないガード制限になりました。
昔はゲーム中☆+1とパワーが幾ばくか増える効果にSB⑧、CB⑤を必要とするものでしたが、面影ありませんね。
辛うじてゲーム中と言う部分だけは残った感じですか。

 

効果の方はかなり強力ですね。
ジェネシスやダークイレギュラーズもびっくりなソウルブラストを用いるだけの事はあります。

 

トリガーユニットはガード値が高い為、ドライブチェックやダメージチェックで引いた札の内、何枚かが使用不能になれば詰めがぐっと楽になりますね。
また多くの場合、守護者は引トリガーを兼任している為、不完全ながら守護者封じにもなります。

 

さらに機会は然程多くはなさそうですが、退却コスト等の為にトリガーをコールする事もあるシャドウパラディンや、トークンをコールするぬばたま、ネオネクタールにもこの制限が刺さりますね。

 

■総括

大味な疑似スタンド効果とガード制限を備えたゴルパラの新規軸です。

 

「エイゼル」に詰め込むには向きませんが、面白い効果を持っているので、このユニットを軸としてデッキを作るのも悪くありませんね。
一応、《光輝の獅子 プラチナエイゼル》とは共存も可能です。

 

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評価:4/5

■条件付きノーコストコール

解放者リメイクなのに「アグラヴェイル」サポートなんですね。意味不明です。
これもいつも通り、名前と顔が同じなら他は適当良いだろうと言うユーザーとカード設定を軽く見た雑リメイクですね。
これならば、このユニットをリメイクせずとも新規で考えれば良いものを考える手間すら惜しんでいるようです。

 

効果の方は、まぁ優秀です。
固有名称指定で[V]を指定している為、タイミングは限られますし、将来性は皆無ですが、ノーコストで[R]が増やせるのは非常に優秀ですね。
人魚で散々思い知りました。解らせましたし、解らされました。
唯一、トリガーが出た時だけは少々残念ですが、それでも得は得です。

 

ついでに追加コストを支払えば自己パンプも出来ますが、CB①支払ってパワー+5000なので、あまり使い勝手はよくありませんね。
パンプ値が大きい点は偉いですが、無いよりはマシ程度です。

 

■総括

「アグラヴェイル」軸のアドバンテージ確保要員です。

 

ただでさえ優秀なのに、このカード1枚で2枚分のコールできる為、《憤怒の騎士 アグラヴェイル》の効果とも相性が良いですね。
制限の都合上「エイゼル」軸にはまず入りませんが、「アグラヴェイル」軸であればほぼ必須カードです。

 

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評価:3/5

■条件付きインセプ封じ&自己パンプ

このターンにコールしたユニットの数が2体以上であればインセプ封じを、4体以上であればさらに自己パンプを得る効果です。
永続効果なのでその瞬間にこのユニットが存在していなくても、きちんとカウントされる点は偉いですね。

 

[V]が《憤怒の騎士 アグラヴェイル》や《光輝の獅子 プラチナエイゼル》であれば、2体の効果は無理なく発動できると思います。
コールであればノーマルコール、スペリオルコールに関わらずカウントされるので、4体も然程難しくはなさそうですね。
このユニット自体がバトルフェイズ中に効果でスペリオルコールされた場合にもきちんと効果を発揮できる為、尚更容易に思えます。

 

2体以上コールと言う軽い条件でインターセプトを封じられるのは、なかなか便利で良いですね。
ただインターセプトの特性上、バトルフェイズ中に登場したこのユニットがインターセプト封じを持っていても、手遅れ感がある所だけが残念です。

 

■総括

容易な条件でインセプ封じと自己パンプを行える便利なユニットです。

 

効果の特性上、ゴルパラであればどんなデッキにも採用できなくはないと思います。
ただ「エイゼル」軸は枠が厳しいので、入るとすれば「アグラヴェイル」軸になりますね。そこそこに便利なので採用圏内ですが、これが入る枠があるかどうかは微妙です。