週刊ヴァンガ情報局「銀の茨の竜使い ルキエ」 「銀の茨の獣使い ドリアーヌ」「銀の茨の操り人形 りりあん」「銀の茨の手品師 ロミー」評価
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今回の情報局公開カードはBT06「幻馬再臨」収録ペイルムーンより銀の茨シリーズが4種。「銀の茨の竜使い ルキエ」 「銀の茨の獣使い ドリアーヌ」「銀の茨の操り人形 りりあん」「銀の茨の手品師 ロミー」です。
シャドパラ以外は扱いが雑なクランの寄せ集めですし、今回は情報公開が早くてありがたい限りです。
唯一ダクイレだけはイエローボルトでお茶を濁す妙な隠匿性を発揮していましたが、何だったのでしょうか。
評価:4/5
■ソウルから2枚以上コールした時パンプ
旧版を踏襲したソウルからのコールを条件とした自己パンプ効果ですね。
効果②によってソウルから複数のユニットを出す事が可能なので、自己完結しており悪くはないと思います。
パンプ値もパワー+10000と大きく[V/R]で使用できる為、ペイルムーンの火力不足を改善してくれる一助にはなりえますね。
アクセルクランなので相変わらずパンプ値が1000足りずダメージトリガーをケアできませんが、ペイルムーンでは破格の上昇値ですし十分でしょう。
■「銀の茨」を任意の枚数コール
こちらも旧版を踏襲した起動効果での大量コールですね。
効果自体は悪くはないと思いますが、「銀の茨」指定が邪魔です。
また順当ライド時には何らかの効果でSCを行わない限り、G0を含むソウル3枚を吐き出すだけに留まる為かなりコストパフォーマンスが悪く、CB②と手札1枚を消費してまで使う効果とはとても思えません。
■総括
連続アタックを捨てたタイプのペイルムーンの 盟主です。
旧版を素直にリメイクした効果を持つ為、展開とパンプで盤面を安定させることに長けたユニットですね。
ソウルからのコール効果を連続アタックに活用する爆発力重視の《ゴールデン・ビーストテイマー》とは真逆に振った盤面を整えて殴りかつ安定性重視のユニットです。
名称的にも旧カード群とは別軸として作る方が良さそうです。
評価:2/5
■[R]全てをソウルに入れドロー
《銀の茨の竜使い ルキエ》の効果を繰り返し使用する為のサポートカードですね。
場のユニット全てをソウルへしまう事で各種焼きに耐性を得つつ、ガードや戦力増強の為にドローを行える点が面白いですね。
ソウルのG3を手札に加える効果も相まって、「ルキエ」軸はソウルから任意のユニットを展開し盤面を整え、アクセルサークル以上のアタック回数は得られないタイプに見えます。
■総括
《銀の茨の竜使い ルキエ》の為に[R]を再装填するG3ユニットです。
ドローできる効果や、G3を手札に戻し再ライドを行う事でアタック回数の水増しを行える点は良いのですが、コストの重い《銀の茨の竜使い ルキエ》の効果を何度も使えるわけではありませんし、フル投入するかと考えると微妙ですね。
評価:4/5
■山札から「銀の茨」をソウルイン
元G2バニラが随分出世しましたね。
効果もなかなか良いと思います。
CB①を消費して山札のカードを1枚ソウルへ置くだけなので、何らアドバンテージは得られませんが、任意のカードを置けるこう言うユニットがペイルの欲しかったものです。効果②でソウルに「銀の茨」を複数種必要とするので、その効果とも噛み合っておりある程度自己完結している点も良いです。
同名カードもソウルへ置ける為、ソウルを介してこのカードをサーチする事もできますね。また、あまり意味はありませんが、効果②の事を無視すれば最悪このカードを4枚投入するだけでも機能する所も良いです。
■名称指定、アタック時自己パンプ
アタック時にソウルに「銀の茨」が4種類以上あれば、パワー+10000され、パワー19000でアタックできる効果です。
パンプ値が非常に大きく、フォース相手にも単騎で10000要求を取れる点が偉いですね。条件を満たせているのであれば、ドローできる代わりにパンプ値が減ってしまったアクセルⅡにも気兼ねなく置けます。
欠点は「銀の茨」4種と枚数ではなく種類指定なので、このユニットの効果①等で意識的にソウルにカードを集める必要がある点。
《銀の茨の竜使い ルキエ》の展開効果と噛み合いが悪い点です。
どちらも運用時にそれなりの足枷になるので、少々面倒ですね。
■総括
手札から登場時に任意の「銀の茨」をソウルへ置く効果と、ソウルの「銀の茨」を参照し自己パンプを行う効果を持ったG2ユニットです。
効果①で展開用ユニットをソウルを介してサーチでき、効果②で単騎でアタッカーとして運用できる大幅な自己パンプを行える為、なかなか便利ですね。
少々VRとの噛み合いが悪くは見えますが、「銀の茨」では必須だと思います。
評価:4/5
■「銀の茨」専用SC
このユニットを含めて最大4枚のカードをSCできる「銀の茨」のエンジンのようなカードですね。
《フラスター・カデット》とは違い、そのままでは繰り返し使用する事ができませんがその代わり1回でソウルへ置く事の出来る数が段違いです。
何らかの効果によってソウルからコールすれば再び効果を使用できますし、直接的なアドバンテージは何もないどころか、場からこのユニットが減った分だけ損なのですが、ペイルムーンに欲しかった効果です。
■総括
大量にソウルを肥やす事が可能な「銀の茨」のエンジンです。
「銀の茨」はほぼ名称で固める事になるでしょうし、G1帯にはこのカードが必須になると思います。