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今週の情報局公開カードはBT05「天馬解放」収録、「光輝の獅子 プラチナエイゼル」「黒鎖の進撃 カエダン」「黒鎖の堅陣 ホエル」です。
漸くゴールドパラディンが見えました。残り2枠は☆&前トリガーでしょうし、恐らく効果付きはこれで全てですね。
評価:4/5
■ユニット展開&トリガー操作
ドライブチェックを書き換え、トリガーを操作するまるでオラクルのような効果です。
成程、これは強い。
ゴルパラの追加はアタックの質ではなく回転率を上げる方向のようです。
利点は見ての通りのトリガー確立の上昇と、上書きコールによるアタック回数の増加です。両エイゼルのスペリオルライドからの再ライド時にはトリガーチェックで合計4枚のカードを捲る事ができるので、随分とトリガー確立を上げられますね。
トリガーを引けずとも、返しのターンのガードや次の展開を見据えた選択ができる点も良いです。
上書きコール用のユニットも2枚の中から1枚を選ぶを2回行う形式とは言え、ある程度の選択の幅があるので極端にハズレを引く確率が低く、そこから更なる展開や登場時のパンプを行える他、選択したユニットのパワー不足をアクセルサークルで補い易い所が良いですね。
逆に欠点は、このユニット自身が一切のパンプ効果を持たない点です。
相手のダメージトリガーをケアする事が難しく、既存のゴールドパラディンの欠点が全く改善されていません。
[V]裏にまでリソースを割くのはなかなか厳しいので、せめて自己パンプぐらいは欲しかったです。
■総括
「エイゼル」軸の勝ち筋を増やしてくれるゴルパラのフィニッシャーです。
「ガルモール」軸の場合はソウル条件が厳しそうですが、逆に走るデッキでもないのでそちらにも入りそうですね。
このカード自体にはスペリオルライド効果はありませんが、理想的な流れであれば3ターン目にアクセルサークルを3つ獲得し、更にトリガー操作と上書きコールによる連続アタックを行えるのは、かなり強力ですね。
「エイゼル」軸には投入されるであろう優秀なカードですが、相変わらず爆発力特化のカードで安定性は皆無です。
運良く初期手札に恵まれスペリオルライドを成功させても、自身及び相手のトリガーに翻弄され続ける所は全く変わらないようです。
フィニッシャーとして欲しいけれど、スペリオルライドを持たないので既存のエイゼルを抜くわけにもいかないとは…随分と枠が厳しくなりますね。
評価:3/5
■登場時山札コール&条件付き手札交換
シャドウパラディンの裏切り者だ、殺せ!
《聖弓の奏者 ヴィヴィアン》の類似効果ですが、こちらは登場時であれば手札・山札を問わず使用できる点が良いですね。
ゴールドパラディンはデッキトップからのスペリオルコールの機会も多いので、手札指定が地味にきつかったのですが、その点が改善されている所は良いと思います。
その代わりコストとして手札を1枚要求され、相方が居なくては損失を回復する事も出来ません。CBコストと併せて2:1交換は流石に重いので、可能な限りセットで運用したいところです。
またパンプ効果を持たない為、単体ではパワー不足が目立つ点もやや気になりますね。
■総括
《聖弓の奏者 ヴィヴィアン》の相互互換です。
スペコ要員が増えるのはありがたいですね。
何処から登場した場合でも効果を使用できる為、山札からのスペリオルコールを多用する《大いなる銀狼 ガルモール》とは特に相性が良さそうです。
G1帯にホエルを投入できるスペースがあるのであれば、どの軸にも採用できる良いユニットだと思います。
評価:3/5
■このターン中に登場した同列のユニットをパンプ
このユニットのいるラインだけですが、容易にパワーラインを引き上げられる効果は便利ですね。
特にゴールドパラディンはバトルフェイズ中のスペリオルコールが多く、ターン中にこのユニットの列に登場する機会が多いので、この効果も相応に活躍の機会があると思います。
パンプ値もパワー+5000と高く、アクセルの貧弱なG2ユニットでもフォースを最低限殴れる数値まで引き上げられるところが良いです。
さらに固有名称指定ですが、相方が場に存在するだけでパンプ値を1段階引き上げられるとこがまた良いです。
■総括
ゴールドパラディンのパワーラインを引き上げてくれるG1ユニットです。
安易な条件で他者パンプを行える為スペリオルコールとの相性が良く、パンプ値が高いので相方の有無に関わらず一定の働きを見込めます。
セットでの運用が理想ですが、このユニットだけでも機能する為、《黒鎖の進撃 カエダン》以上に色々なデッキに投入できそうなユニットですね。