ヴァンガード 今日のカード「邪眼の美姫 エウリュアレー」「ソリッドコンド・ウィザード」評価
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今日のカードはBT05「天馬解放」収録「邪眼の美姫 エウリュアレー」「ソリッドコンド・ウィザード」です。
エウリュアレーは若干懐かしくはありますが、手札バインドがなくなってしまったので全く面影がありませんね。
旧来の効果を巧くリメイクできないのであれば、リメイクなんて必要無いでしょうに。
評価:3/5
■山札を見た時SC
レアリティが高く[V/R]の効果持ちなので、このユニットがツクヨミのサブ[V]になるのでしょうか。
今日のカードはどちらも山札を見る事を条件に発動する為、どうやらツクヨミは旧来のカードに近い効果を持っていそうですね。
さて、肝心のこのカードの効果ですが、オラクルには置物のSC要員が存在しなかった為、これはこれで悪くはないと思います。
条件もオラクルが得意とするトップピーピングで発動できますし、ターン制限がないので1ターンに複数回効果を使用しトリガー比率を高める事も出来そうです。
他にはアマテドーターにこのカードを入れる枠があるかどうかは問題ですが、ターン制限がない事を利用して《ヴィクトリアス・ディアー》の高速起動も狙えますね。
■ヒット時2ドロー
このユニット単体ではパワーも☆も増えない為然程脅威ではありませんが、相手にしてみれば絶対にヒットさせたくない効果ですね。
順当ライド時に繋ぎでこのユニットにしか乗れなかった場合に、一刻も早くメインを引き込めるよう高効率のドロー効果を保有している所は便利で良いと思います。
ヒット時効果なので安定性は皆無ですが、CB①で2枚分のアドバンテージを稼げる効果は貴重なので許容範囲ですね。
なによりヒット先が指定されていないので、適当な[R]を殴るだけで成功率がぐっと高くなります。
他の[R]で高いパワーラインの形成や☆増加を行えるようであれば、このカードに乗り続けるデッキもありかも知れません。
■総括
使い易いSC効果、不安定ですがコスト効率の良いドロー効果を併せ持ったサブ[V]向きのG3です。
[V]効果のドローは高効率で優秀ですが、少々殺意が足りない為、これをメインにするのはかなり地味ですね。
弱くはないと思いますが、面白みに欠けます。
TCGなのだから勝てればそれで構わないと思わなくもありませんが、使っていてつまらないのは致命的なので個人的にはこのカードをメインにする方向は無しです。
SC要員としてだけ見ると、以前公開された《稲葉の白兎》が一応のライバルになるでしょうか。
こちらは1ターンに複数回の使用も可能なので、よりソウルへの負荷が大きい場合は、こちらを採用するか、ともすれば併用する形になりそうですね。
評価:3/5
■山札を見た時自己パンプ
《邪眼の美姫 エウリュアレー》のSCと同じ条件で使用できるパンプ効果ですね。
なかなか悪くないと思いますが、オラクルの自己パンプにしては数値が1000低い点が気になります。
このユニットのパワーは8000ありますし、ターン制限も無いので妥当な所でしょうか。
ピーピングに反応するのでオラクルであれば容易に条件を満たせ、ターン制限も無いので大きくパワーラインを引き上げる事ができる点は良いですね。
ただパンプにソウルを消費する為、ぱっと見の印象程パワーは上がりません。
オラクルのソウル事情はそれなりに困窮している為、大きくパワーラインを引き上げようと思うと、SCを複数回使用しなくてはソウルが追い付きそうにありません。
■総括
オラクルのパワーラインを引き上げてくれる汎用ブースト要員です。
今迄「メイガス」サポートや、[V]サポートでのパンプ付きブースト要員は存在しましたが、汎用的に使用できるゴリラブースターは初めてですね。
複数並べたり、パンプ値を大きくしようと思うとソウルに響きますが、扱い易い良いユニットだと思います。
デッキ構築の際にG1の3種目をどうするかを悩んだ際等には候補に挙がるでしょう。