イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

週刊ヴァンガ情報局 「獣神 アズール・ドラゴン」「獣神 ブラック・トータス」「獣神 ヴァーミリオン・バード」評価


Amazon/駿河屋/あみあみ


今週の情報局公開カードはEB06「救世の光 破滅の理」収録「獣神 アズール・ドラゴン」「獣神 ブラック・トータス」「獣神 ヴァーミリオン・バード」です。


漸く公開されましたね。

アニメでは既に登場していてますが、あのアニメはゲーム中、過去の回想か惑星クレイでイマジナリーフレンドと会話しかせず、カードのテキストは殆ど分からないので顔見せから随分間が空いたように思います。販促アニメで何故説明を渋るのか。

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評価:4/5

 

■ライドフェイズ時にエクストラアタック

これはなかなか面白い効果ですね。

ライザーの進化系と言うか、上位互換と言う感じの効果をしています。

 

CB①で1枚展開しつつアタックを行え、尚且つそのアタックがヒットしなかった場合スタンドでき、アタックフェイズに追撃を行える点が優秀ですね。

CBのコストパフォーマンスは非常に良いと思います。

 

欠点は既存のアクセルの欠点が何も解決していない所ですね。

以前から火力不足が深刻でしたが、今回もエクストラアタックなのでブーストを受ける事ができず、ダメージトリガーを踏まれては以降の攻め手が鈍る所も全く改善されていません。

 

また、多少はドローによって改善されそうですがコンボ要素が強く、リソースの薄いノヴァに配る札としては扱い難い、活かし切れない効果だと思います。

 

■アタック後[R]スタンド

CB①で[R]1体をスタンドするごく普通の効果です。

場のカードは増えませんが、疑似的にアタッカーが1体増え、1枚分の得をしていると言う理屈ですね。

 

CB②で2体スタンドする効果よりは、扱い易くはなったと言えます。

そう言った意味では改善されてはいますが、ノヴァのCB事情は逼迫してはいないので然程強くはありませんね。

 

■総括

アタック回数に特化した四神のボスです。

《パーフェクトライザー》に比べるとパンプ能力を失った代わりに、リソース確保効果を獲得し、コストパフォーマンスも向上したほぼ上位互換と言えます。

 

反面、自己パンプを持たない点やCB・SB消費の激しさ、レストしたユニットの火力の低さ等、アクセルの弱い所は殆ど何も手を付けていない点が気になります。

 

それでもリソース確保能力を得て、多少手札事情が改善している点は非常に偉いので、そこは褒めたいです。

その分他の四神がコンボパーツとしての動きに特化していて扱い難いのですが、綺麗に動けば強力なカード群なのでデッキを組みたくなる良いカードですね。

 

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評価:3/5

 

■メインフェイズにエクストラアタック

これもなかなか面白いカードですね。

パンプ効果もなくブーストできないタイミングでアタックを行う為、ほぼアクセルサークル専用のカードになりそうですが、悪くはありません。

 

ノヴァ版《番傘の忍鬼 スケロック》と言った感じでしょうか。

正直、コストパフォーマンスは良いとは言えず、然程強いとは思いませんが、コンボパーツの一つとしては良いと思います。

 

欠点はパンプもブーストなしにアタックを行う事。

たったそれだけの事にCB①・SB①と多大なコストを要求する事です。

何の意図もなく、漫然と使用するだけでは損をするばかりの扱い難い効果ですね。

 

■総括

エクストラアタック全振りの攻撃回数水増し要員です。

 

面白い効果を持ったカードですが、単体では然程役には立たず、アクセルサークル以外に身の置き場がないのでデッキに大量に投入すると邪魔になるかも知れません。

 

しかし、《獣神 アズール・ドラゴン》からの一連の流れは非常にアクセルクランらしく、アクセルの良い所を集約したかのような楽しい動きなので思わずフル投入して狙いたくなる良いカードだと思います。

 

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評価:5/5


■ドローができる。ついでにコンボ性能全振りCipスタンド効果

非常に使い難いカードですね。
これが以前の情報局でドクターがニヤニヤと笑いながら語っていた《ジェノサイド・ジャック》と相性の良いカードでしょうか?

ライド時にエクストラアタックさせる《獣神 アズール・ドラゴン》も含んでいるのかな。

 

メインフェイズにレストする効果とはどれでも相性が良いですね。

コストがSB②と割高ですが、その分ドロー効果も内包しており、非常に便利そうです。

 

■総括

リソース確保能力を持った貴重なG1ユニットです。

 

正直、それだけで十分以上に採用圏内ですが、《獣神 アズール・ドラゴン》の効果を鑑みるに単体で高パワーのユニットが必要になり、そうなると《ジェノサイド・ジャック》にもお呼びがかかる事も多いでしょう。

そして、それらを採用するとなるとこのカードの価値も必然的に上がってきます。

ノーシンクフル投入枠ですね。