週刊ヴァンガ情報局 スペシャルファイトパック Vol.4&「ガルガンチュア・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋/あみあみ
情報局公開カードの残り、スペシャルファイトパック vol.4収録
「デュアルアクス・アークドラゴン」「バースティングランス・ドラゴン」「アウタープリンセス・ジェイシィ」「汚泥怪獣 ドロヘッド」
「噛み砕く根絶者 バルヲル」「お化けのべん」「ディアーナイト ハルバロス」「スピアレイ・セイラー」
それと大ヴァンガ祭2019、来場特典「ガルガンチュア・ドラゴン」です。
評価:4/5
■後列全退却&ガード制限
CB①と手札1枚を支払い、後列全てを退却させる効果はなかなか優秀ですね。
自身も1枚消費していますが、最大で3体除去できるので最大値であればCB込みでも1枚分のアドバンテージを生み、2体のみであってもCB込みで2:2交換なので損はありません。
その後のガード制限がターン持続なので、2体を除去できるのであれば十分に元は取れるので積極的に使っていけます。
特に後列のユニットはシールド値が10000と高く、除去されたからと言って気軽に再コールできない所が良いですね。
アクセルクラン等、クランや軸によっては前列だけではパワー13000に届かず、アタックそのものを削れる可能性がある所も偉いです。
■パンプなし、☆増加なし
後列除去を行いながらターン持続型のガード制限を行える点は良いのですが、このユニット自体は☆が増えたりヒット時効果があるわけでもないのでガード強要能力に乏しく、2点詰めや3点詰めを狙える程ではありませんね。
あくまで最後の1点を詰め切る効果、或いは場を荒らしてフィニッシャーに繋げる為のパーツだと思います。
■総括
後列退却効果とガード制限を兼ね備えた優秀なユニットですね。
順当ライドで出て来て場を荒らしつつ点を詰める《ドラゴニック・ウォーターフォウル》までの繋ぎや、詰め切れなかった最後の1点を詰めるフィニッシャーとして活躍し得る性能を持った良いカードだと思います。
評価:1/5
■[V]アタック時自己パンプ&ヒット時除去
ノーコストで自己パンプしつつ、ヒット時効果で1枚分のアドバンテージを取っていける点は良いですね。
効果だけ見ると強いです。
欠点はG1と見紛うばかりの低パワーです。
自己パンプ込でパワー10000なのでギリギリ使えなくもありませんが、ライドする事を考えるとあまり歓迎できませんね。
■総括
ノーコストで焼きを行える優秀な効果と、G1の中でも底辺のユニットに匹敵する貧弱なパワーを兼ね備えたG2ユニットです。
条件付きでパワー10000を出せるので使えなくはありませんが、かげろうのG2枠にわざわざこれを投入するスペースがあるとは考えにくいです。
評価:1/5
■囮効果
除去効果等、不利な効果を自身に引き寄せ他のユニットを護る効果ですね。
言いたい事は解ります。
とりあえず、このカードの褒めるべき点は、ノヴァのカードにしてはパワーが減っていませんし査定が高いですね。ノヴァであればパワー7000以下でこの効果でも不思議はありません。
また特殊な条件やコストが付いていない点も評価できます。他のユニットをレストしてとか言われなくて良かったですね。
欠点は
そもそも除去を持たない相手に対してはバニラである事。
このカードが身代わりになっても結局、リアガードを1枚消費している事に変わりはないのでこのカードを使う意味が無い事です。
■総括
自身を囮に除去等から他のカードを護るG1ユニットですが、結局身代わりになったこのカードを消費してしまうので何の価値もありませんね。ゴミです。
こんなもので焼き対策になると思っているのであれば、足し算引き算を学び直した方が良いですよ。
評価:3/5
■ブースト阻害
これはなかなか良いですね。
コストはかかりますが、フォースに配られているG2バニラや《ミラクル・ダンディー》よりも優秀に見えます。
最初からミラクルなど増やさずに素直に次元ロボや地味に人気のあった怪獣・イニグマンを出せばよかったものを。
純粋なパワーダウン効果ではありませんが、ブースト分を加算させない事で疑似的にパワーラインを下げ防御し易くなる効果ですね。
ブーストを含めなくてはフォース[V]にアタックの届かない事も多いアクセルクランに対しては特によく刺さります。
それ以外にも《ソウルセイバー・ドラゴン》や《ヴィクトリアス・ディアー》等、全体パンプを伴うフィニッシャーにも刺さりますね。
既に効果を発揮しているブーストを無効にすることはできないので初撃は防げませんが、最大で2回分のブーストを阻害する事ができ、パンプの伴うブーストを2回分不発にできればシールド値にかなり余裕ができると思います。
■総括
ブーストを阻害する事で疑似的にパワーダウン効果を発揮するG1ユニットです。
ディメポリのG1には碌なカードが無いので、比較的優秀なこのカードは十分に採用圏内だと思います。
このカードと枠を競る可能性があるのは6月発売のEB収録分ですね。
そちらに優秀なカードが多く居れば入らない可能性もありますが、現状では採用圏内です。
評価:3/5
■解呪、デリート解除、CCできない
デリート解除は専門用語ないんですね。
こう言う所に手抜きが見られるのもヴァンガードの悪い所です。
途中で正気に戻らず、中二病を貫いて下さい。
さて、効果の方はなかなか便利ですね。
スタン環境に呪縛が来ることはなさそうですが、デリートを持続させると言うだけで、相応に価値が有ります。
コストもSB①と安いので、再度デリートし直すよりも手軽な点も良いです。
エンドフェイズに行うCCはスタン環境ではメガコロぐらいにしかありませんが、あるにはありますね。
あまり使用者を見かけないクランですが、夏以降にはまた強化されるので見かける機会も増えるでしょう。
■総括
根絶者の基本戦術であるデリートを持続させる効果を持ったG1ユニットです。
リンクジョーカーのG1帯は優秀なユニットが多いので、このユニットの枠を捻出するのも大変ですが、優秀な効果を持つので既存のカードを押し退けても採用できるカードだと思います。
評価:1/5
■山札からドロップした時コールする
弱い。
山札から落とすこと自体はできなくもありませんが、その結果出てくるのがこれでは狙う価値もない。
そもそもソウルコストは大切なので、こんなものに浪費できようはずもない。
一応、《ルイン・シェイド》の効果でバトルフェイズ中にドロップゾーンへ落ちた場合、スタンド状態でこのカードがコールされるので連続攻撃も出来ますが、低パワーのこのカードがスタンドで出て来ても何も殴れないのでわざわざコストを支払いリアガードを押し出してまでやる事ではないと思います。
■総括
グランブルーのG2帯は確定枠が2種なのでフリースペースが1種分あるにはありますが、このカードを入れる程落ちぶれてはいません。
評価:3/5
■自己退却して[V]強化
う~ん、この査定の低さ。
一応、効果は悪くはないと思います。
パワーラインが貧弱なアクフォのパワーを引き上げ、ヒット時効果を付与する事でガード強要能力も上がるので悪くはありません。
ただ、コストで自己退却を強いられる点はいただけませんね。
折角ヒットしてドローしても非常に手間のかかる確実性のない手札交換にしかなりません。
[V]スタンド効果を持つ《蒼嵐竜 メイルストローム》に付与して、2回とも当たった場合のみアドバンテージを取れますね。
非常に迂遠で使い難い…しかし、アクフォにしては比較的強い方ですね。
■総括
多くの場合損失の方が大きいですが、[V]のパワーを上げつつヒット時1ドローを付与できるそれなりに優秀なカードです。
アクフォのG2帯にはこのカードを差し挟むスペースも余っているので、採用圏内だと思います。
評価:3/5
■7回目のバトル時、自己退却を行いガード制限
グレード0をコールできなくなるガード制限は優秀ですが、条件が厳しいですね。
満たせなくはありませんが、このカードが見えている状態で7回目の攻撃時にG0を使わなくてはガードできない状況になっているとは考えにくいです。
相手がそんなにアホなわけがありません。
そもそもアクフォのアタックであればガードはノーマルユニット1枚切るば事足りる場合が殆どですし、空アタックになる事も多いですからね。
7回目のアタックを満たすには《潮騒の水将 アルゴス》⇒《潮騒の水将 アルゴス》⇒《タイダル・アサルト》⇒《タイダル・アサルト》⇒《トライデント・シューター》⇒《シューターと入れ替わった[R]》⇒[V]と繋げればアクセルサークル一つでも発動できますね。
しかし、その為に空アタックやこのユニットの退却が必要で、グレード制限をかけてもパワーラインは上がらないので要求値に不安が残る。
初手からガード制限をターン持続でかけられれば強いのですが、このままでは使い難いですね。
■総括
アクフォのアタック回数であれば満たせなくはない条件でガード制限を付与してくれるG1ユニットです。
悪くはありませんが使い難いカードです。
相対的に見ればアクフォの中では然程弱くはないので、一応採用圏内だとは思います。
アクフォのG1帯ではこれでも平均値かやや高いぐらいですね。
評価:2/5
■バトル終了時〈ドラゴッド〉にスペリオルライド
この効果だけを見ると、非常に優秀ですね。
大きな縛りもなく、種族さえ合致すればスペリオルライドによる連続アタックを行えます。
現状では指定先の種族が同名カードしか存在しない為、最大で3回行える迂遠な手札交換でしかなく然程強くはありませんが、万が一にも拡張されれば一気に優良カードになり得ます。
現状のままでも同名カードさえあれば連続アタックが可能なので、パンプ効果と組み合わせればそれなりに戦えそうですね。
■総括
原作再現の為、G2ユニットにしては非常に低いパワーを持ったイラストカードです。
今の所は然程強くはないので集める程ではありませんが、万が一拡張されたらこのカードも重要なカードになりそうですね。
現状では流石にこのカードを採用するようなクランはないと思います。