最凶根絶者 ペイルムーン デッキレシピ

Amazon/駿河屋/あみあみ

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■G3（10枚）
ゴールデン・ビーストテイマー ×4
ナイトメアドール ありす ×4
コミカリティ・キメラ ×2

■G2（11枚）
ジャンピング・ジル ×4
アマランス・ビーストテイマー ×4
ニトロジャグラー ×3

■G1（12枚）
パープル・トラピージスト ×4
ミッドナイト・バニー ×4
ブラッシー・バニー ×4

■G0（17枚）
エンターテイン・メッセンジャー（FV） ×1
ダイナマイト・ジャグラー（☆） ×4
ポイゾン・ジャグラー（☆） ×4
冥界の催眠術師（引/守護者） ×4
お菓子なピエロ（治） ×4

「最凶！根絶者」発売後のペイルムーンデッキです。

休日いっぱいを使って試行錯誤しましたが、ダメですね。

既存のデッキを強化する類のカードが非常に少ない為、新規カードは殆ど何も残りませんでした。

以下、採用理由、不採用理由などを語って行きます。

■各種採用理由

〇G3

ゴールデン・ビーストテイマー

このデッキのメイン【V】です。

このカードに代わるカードが出るのだろうと思っていましたが、いずれも代替にはなり得ませんでした。

一つ目の効果が非常に重要で、ペイルの貧弱なユニットをギリギリ戦える値にまで底上げしてくれます。ペイルに必要なのは個々に搭載したパンプではなく、こう言うパンプ非搭載型のユニットをケアできる能力なんだと改めて感じました。

二つ目の効果はCB①＝1アドバンテージの原則から脱却はしていませんし、手札を消費する点が非常に使い難いのですが、それでも一度に2枚をソウルから呼び出し疑似スタンドできる点は評価できます。

入替え候補は今回のVR《祝砲竜 エンド・オブ・ステージ》を筆頭に、《ヴィジブル・ソングスター》《バーキング・ドラゴン・テイマー》《トリッキー・アシスタント》と存在しますが、どれもいまいちでした。

《バーキング・ドラゴン・テイマー》《トリッキー・アシスタント》の二枚は効果的に論外。最終的にこれらに乗ることを目指したデッキとか、頭がおかしいか、変わった遊び方をしたいかのどちらかしかありえません。

VRの《祝砲竜 エンド・オブ・ステージ》も4枚積んで回してみましたが、効果がフィニッシャーとしての役割に特化しており専用構築以外での素乗りには向きません。

その専用構築も既存の「ゴールデンビーストテイマー」軸に比べて強力かと問われると、肯定できる程大したものではありません。

《アーティラリーマン》⇒《祝砲竜 エンド・オブ・ステージ》とライドしていくか、リアガードの《アーティラリーマン》がヒットするようお祈りするデッキなんぞ強いわけもありませんでした。試す前に気付けと言う話ですね。

効果は派手ですが再ライド時かソウルが0の時のみ効果を使用できるとか、ペイル向いてませんね。他所でやって下さい。

完全に詰め用のカードとして再ライド目的で1～2枚積む事も考えたのですが、ソウルを吐き出す動きが他のカードの足を引っ張ります。リアガードを吸い込む動きは便利なだけに勿体無いですね。

唯一《ヴィジブル・ソングスター》はその効果がペイルの特性に沿っているので悪くはなかったのですが、基本スペックが足りませんでした。

パンプもなにも付かないアド損コールを繰り返すだけのメイン【V】は、さすがに許容できません。スタンでなければ非常に強力な効果だけに残念です。このカードがVRならと思わずにはいられません。

 ナイトメアドール ありす

連続攻撃ギミックの起点となるカードです。

ソウルの《ジャンピング・ジル》《アマランス・ビーストテイマー》と入れ替わるカードなのですが、現在《ナイトメアドール ありす》が担っている仕事をこのカード以上にこなせる札は配られませんでした。

《ヴィジブル・ソングスター》はそれに近い事をできるのですが、【V】効果である点やリアガードが減って行く点から相互互換とも呼べず、なんとも残念です。

コミカリティ・キメラ

自己パンプ・ソウルイン・CCを1度に行える便利なユニットです。

自己パンプ・ソウルイン・除去を同時に行える《トリッキー・アシスタント》は対抗馬にはなるのですが、CCを行えるこのカードを抜いてまで入れるカードではありませんでした。

CCを《ダンシングナイフ・ダンサー》に依存する形も試したのですが、あちらはタイミングが遅すぎて連続攻撃回数を水増しする為のCCが行えないので採用する理由が無く、不採用になりました。

ジャンピング・ジル

ソウルから登場させる適当なユニットです。

このカードはパンプ効果を持たず火力不足を感じる事も多い為、《夜空の舞姫》《ナイトメアドール ろーだ》と入れ替えて試してみたのですが、《夜空の舞姫》は同じパワー+3000であればアタック時にリアガードをソウルインできる《アマランス・ビーストテイマー》の方がペイルには適しており、《ナイトメアドール ろーだ》に至ってはこのカードと共存させないとパンプ効果を発揮できない事もあり種族制限が非常に足を引っ張ります。

結局、ブースト要員を付けなければアタックできない場合が多く、後列のユニットを一緒に場に出せるこのユニットの方が優秀でした。

ニトロジャグラー

この枠は入れ替えたかったのですが、どれも微妙でした。

筆頭候補は《ミス・ディレクション》だったのですが、手札から登場時と言うどうでも良いタイミングでリアガードを吸うし、手札交換にCB①を消費するしで、どうにも使い心地が悪くこれじゃないなと思ったので不採用になっています。

次点の《ユーモラス・キメラ》はSC②を行いつつ単騎14000になれるので、使用感は然程悪くはないのですが貴重な手札を食う動きが《ゴールデン・ビーストテイマー》と噛み合わず採用を見送っています。

それ以外には《夜空の舞姫》《ナイトメアドール ろーだ》《放散ピエロ》が候補でしたが、SCとパワーを比較してSCを取った形になります。パワーを重視して《放散ピエロ》に入れ替えてもいいかも知れません。

アマランス・ビーストテイマー

CCの無い《コミカリティ・キメラ》です。

パワーだけを考えると《夜空の舞姫》《ナイトメアドール ろーだ》《放散ピエロ》辺りで良いのですが、アタック時にリアガードをソウルに吸い込む効果が大切な為このカードを採用しています。

パープル・トラピージスト

このデッキの核です。

ある意味でVRよりも重要なカードです。

【V】以外の領域で使用でき何の制限もなくソウルからリアガードへユニットを展開できるカードは貴重なため、入替え候補とかありません。

ミッドナイト・バニー

繰り返し使用できるSC要員です。

ヒット時効果はG3・G2をコールできる為、《ナイトメアドール ありす》《ジャンピング・ジル》を呼べてなかなか優秀です。

基本的にはSC要員として出し入れを繰り返し、複数のユニットをブーストするのが仕事です。

G1には《ブラッシー・バニー》以外に採用候補がほぼ存在せず、そちら用の枠は既に確保していたのでこのカードにも入替候補とか存在しません。

 ブラッシー・バニー

手札交換とSCを同時に行える重要なユニットです。

G1帯のSC要員はこれまで《スターティング・プレゼンター》が存在していたのですが、あちらよりも遥かに使い易く目に見えて優秀な為、こちらに入れ替えています。

☆8：引4

ペイルムーンは展開力ドロー力に乏しい、非常にリソースに恵まれないクランです。

ペイルムーンのリソースでは前列の数を4以上にするのは少々難しく、前列をスタンドする効果もない為、前トリガーとの相性はあまりよくありません。

また手札に来たバニラドローはこのデッキでは《ブラッシー・バニー》の手札コストにする以外に使い道に乏しく少々処理に困ります。

その為消去法で☆に特化した構成になっています。

ただ、引トリガーは治を削って1～2枚増量しても良いかなと思っています。