週刊ヴァンガ情報局「アポカリプス・バット」「篭絡の魔道士 コノール」「忍竜 レイコウスラッグ」評価
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今回の情報局公開カードはBT04「最凶!根絶者」収録、《アポカリプス・バット》《篭絡の魔道士 コノール》《忍竜 レイコウスラッグ》です。
評価:1/5
まず最初は、情報局で使用されたデッキに丁度採用されなかったカードです。
成程。確かにこれは採用できません。
シャドウパラディンには丁度採用されないカードを収録して、嬉々として公開するとは随分とクレイジーですね。
■ソウルから1枚コール
基本的には同名カードをソウルから呼び出す効果です。
【V】登場時には任意のカードをコールする事ができますが、G1ユニットの【V】効果でソウルからコールと言われても、【FV】が出てくるだけですよね?
無駄ではありませんが、然程狙う価値があるとも思えません。
【R】効果の同名コールは、ソウル次第で連鎖コールを行えると言う趣旨の解説を情報局でされていますが、シャドウパラディンでそんなことが起きますか?
どんなデッキ、どんな運用を想定しているのか、ちょっとわかりません。
■総括
ダクイレ、ペイル、スパイクのいずれかに居れば活用されたかもしれませんが、シャドパラでは使い難いカードではないかと思います。
パワー7000とこの効果でシャドパラのG1帯に放り込まれても、採用されることはほぼないでしょう。
評価:2/5
■リアガードをガード札に変換
自【G】登場時、[コスト:SB①]することで、あなたのリアガードを1枚ガーディアンサークルに移動させる
効果はこんな感じですね。
シャドウパラディンのG1帯は低パワーユニットが多くなりがちなので、それをガード札にできるのは悪くはありませんね。
また《アビス・ルーター》の効果で場に出たG0を処理する手段の一つとしても活用できそうです。
問題は、それらの低パワーユニットは多くの場合G3の効果によって退却させる為に呼ばれているので、返しのターンに場に残っているのは残しておきたい意図のあるユニットのみである可能性が高い事です。
■総括
場に出たG1以下のユニットを処理する効果を持ったG1ですが、然程使い易くはありませんね。
このカード自体が《暗黒魔道士 バイヴ・カー》の効果で捲れてしまったら目も当てられません。
G3の効果で自軍退却を行っても尚、場に不要なユニットが余るようであれば採用されるかも知れませんが、ちょっと想像し難いです。
評価:3/5
■ブースト後前列のユニットをバウンスしパンプ
自【R】ブーストしたバトル終了時、[コスト:このユニットと同じ縦列にいる他のリアガード1枚を山札の下に置く]ことで、そのターン中、あなたのユニット2枚のパワーを+5000。
バトル終了時に場を空けつつ、他のユニットをパンプする効果です。
《魔髪の忍鬼 グレンジシ》等、アタック後に後続をコールできるユニットと相性が良いですね。
まるでバミューダのような効果です。
悪くはない能力ですが、場を空ける効果を含めて完全に活用しようとするとむらくもでは候補が限られる為、やや使い難い効果ですね。
かと言って場が空く事を許容してただのパンプとして使用するのであれば、アドバンテージを失うだけの効果を持ったパワー7000のユニットになってしまいます。
■総括
バウンスによるリアガードサークルの確保とパンプを同時に行えるユニットです。
ただ、むらくもにはバトル中に場を空けてもそれを活かす札が殆ど存在しない為、使い難いカードです。
採用できないほど弱くはありませんが、じゃあ何軸に入るの?と考えると、何処に居場所があるとも言えないカードです。