ヴァンガード 今日のカード「刻印の守護天使 アラバキ」評価
Amazon/駿河屋/あみあみ
評価:4/5点
エンフェのG1、碌なカードがないのですが……
Rでこの調整は少々不安になります。
VGが高レアだらけにしなくてはデッキにならないとは言え、デッキに数種類は採用されるであろうRで、こうも査定が渋いとは思いませんでした。
さて、問題の能力ですが、手札から登場時にダメージゾーンのカードを手札に加えるエンフェの代表的な能力です。
利点はダメージゾーンのカードの中から好きなカードを選べるので、ある程度は状況に即したカードを手札に加える事ができる点ですね。これ自体は非常に優秀です。
ダメージゾーンにあることが前提ですが、再ライド用のG3や、盤面調整用のG2・G1、ガード用のG0をフレキシブルに選んで手札に加えられるのは、ある意味で単純なドローよりも安定していると言えます。
既にコストとして消費した裏向きのカードを使用すればコストも掛かりません。
しかし、それにしてもコスト・制限が重い。
手札からの登場時限定なので《真紅の奇跡 メタトロン》でダメージゾーンからコールしても能力が発動せず
手札を一枚破棄する必要があるので手札も増えず
回収したカードの代わりにダメージゾーンに置くカードは裏向きで置かれるので、エンフェの戦術の一つである疑似CCもできません。
これなら旧シリーズの同系統のカードの方が優秀でした。
効果自体は優秀なのでほぼ採用する事になりますが、このカードが優先度の高いカードに含まれる事に疑問を感じます。
ハスデアの亜種がもう一種類あれば不採用なのですが、暫くは劣化ハスデアで我慢ですね。
エンフェの特性に合致した優秀なカードですが、メタトロンを見た後だと素直に受け止められないカードですね。