【ヴァンガード】 「道 蓮」「ホロホロ」「ファウストⅧ世」「木刀の竜」評価
道 蓮
ホロホロ
ファウストⅧ世
木刀の竜
評価:-/5
【自】:このユニットがライドされた時、あなたが後攻なら、1枚引く。
FV互換
いつものFVですね。
「金卵」のような特殊なテキストをしていないのは少々残念です。
「刀剣乱舞」のFVならPLは審神者になって欲しかったですし、「SHAMAN KING」のFVなら意味なくシャーマンになっても良いと思います。
あと、この切り抜きの竜さんはお顔が若干アレなので、出来れば切り抜く場面はもっと厳選して欲しかったです。
シャーマンに目覚めてからのお姿で良いのよ?
とりあえず、ゲーム的にはどれでもほぼ同じなので、ライドライン等で指定されない限りはどれを選んでも大差ありませんね。
総括
いつものFV互換です。
「SHAMAN KING」のカードは名称指定が多めなのでライドラインも名称指定がある可能性もあり、複数種類存在する事にゲーム的な意味がありますね。
場合によっては他のキャラに変える事の出来ない軸もありそうですが、基本的には如何様にでも自由にできそうです。
FVのみの紹介は見所が少なく、面白みに欠けるますね。
ここではなく、ここからどうなるのかが見たいんですよ。
【ヴァンガード】 「防御展開! 麻倉 葉」「地獄にたたき落としてやるから」「口寄せ」評価
防御展開! 麻倉 葉
評価:5/5
【永】:守護者(守護者を持つカードはデッキに合計4枚まで入れられる)
【自】:このユニットが《G》に登場した時、あなたのユニットを1枚選び、そのバトル中、ヒットされない。あなたの手札が2枚以上なら、手札から1枚選び、捨てる。
守護者
Dシリーズお馴染みの守護者ですね。
守護者は葉くんでしたか。
コラボ系はリリステのように各軸用の守護者を出したりはしないでしょうし、他の名称よりは「麻倉 葉」名称の方がサポートに期待できますね。
悪くはないチョイスかなと思います。
総括
Dシリーズ版守護者です。
名称の都合で「麻倉 葉」軸以外でサポートを共有できない点が残念です。
まぁ何のサポートも受けられずとも必須枠なので、何某かのサポートを受けられるだけマシですね。
地獄にたたき落としてやるから
評価:3/5
「恐山アンナ」を含むあなたのユニットがいるならプレイできる!
相手ユニットを2枚選び、そのターン中、それらの元々のパワーは0になる。
元々のパワーが0に
ユニット2枚の元々のパワーを0に。
しかも、ターン持続!
名称指定されているだけあって優秀なブリッツオーダーですね。
2枚を選択できるので、前後の2枚を選択すれば1ラインをほぼ無力化できます。
相手側がパンプに乏しければ、前列の2枚を選択し2列を無力化する事も可能ですね。
持続時間がそのターン中とブリッツオーダーにしては珍しく長く、スタンド効果に強い点も良いと思います。
欠点は元々のパワーを0にする効果なので、パンプ分はどうしようもない点です。
「ヴェルリーナ・エクスペクター」や「強欲魔竜 グリードン」のようにパンプが得意なユニットは止められません。
とは言え、元々のパワーの13000程度は削っているので、パンプを得意とするユニットに対してもガード値を調整でき便利です。
また《R》に「恐山アンナ」が必要な点もネックですね。
予め除去される危険性がありますし、そもそも「恐山アンナ」をデッキに採用できるか否かが問題です。
総括
珍しく効果がターン持続するブリッツオーダーです。
名称指定こそありますが、効果が優秀ですね。
ターン持続するのでスタンド効果による連パンに強く、前列2枚を選択する事で最大で2ラインを封殺できます。
1ラインの前後に絞って使う事もできますし、使い勝手が良いですね。
2枚コンボとは言え、これぐらいの性能があれば採用できそうです。
口寄せ
評価:3/5
「恐山アンナ」を含むあなたのユニットがいるなら、【コスト】[CB①]することでプレイできる!
あなたの山札から〈霊〉のユニットカードを1枚まで探し、《R》にコールし、山札をシャッフルする。
〈霊〉サーチ
〈霊〉用のサーチオーダーですね。
山札から任意の〈霊〉をサーチ可能な点は便利で良いですね。
このカードを使えればO.S.の種に困る事は無さそうです。
手札1枚を任意の〈霊〉に変換できるのはなかなかの強ムーブだと思います。
名称指定が「恐山アンナ」なので、上記の「地獄にたたき落としてやるから」と併用できる点も悪くなさそう。
流石にTD守護者を置くのは避けたいので、《R》において邪魔にならないシステムユニットの「恐山アンナ」が居てくれれば完璧ですね。
総括
「恐山アンナ」指定オーダー二種目は、イタコの本領口寄せを再現したオーダーです。
CBこそ必要ですが、使用時の名称指定を満たすだけでO.S.に必要な〈霊〉をデッキから自由にコールできるのは便利ですね。
O.S.能力は各軸に備わっているでしょうし、それを補助できるこのカードも重要なカードになりそうです。
【ヴァンガード】 「譲れぬ戦い 阿弥陀丸」「執念深い 蜥蜴郎」「葉に似てきた? 阿弥陀丸」「幸福な思い出 エリザ」評価
譲れぬ戦い 阿弥陀丸
執念深い 蜥蜴郎
葉に似てきた? 阿弥陀丸
幸福な思い出 エリザ
評価:-/5
基礎値上昇★0トリガー
「SHAMAN KING」TD収録の各種トリガーは既存のバニラトリガーとは違い、基礎値が上がっているようです。
その代わり霊は0と言う事で★0になっており、そのままではダメージを与える事ができません。
アタッカーにできない点は若干ネックですが、「有名なワル 木刀の竜」のように基礎値の欠けた前衛をブーストするのに丁度良いですし悪くはない変化ですね。
【前】トリガーの「蜥蜴郎」は少々不遇ですが、「阿弥陀丸」、「エリザ」は自然とデッキに組み込めるトリガーかつO.S.の種になれる名称をしているので扱い易くて良さそうです。
総括
TD収録の各種トリガーです。
★0になっている代わりに基礎パワーが上がり、既存のトリガーとは使い勝手が違って良いですね。
各種持ち霊の名称を持っているのでO.S.の種にもなりますし、効果付きトリガーを粗製乱造するよりはこう言う方向性の方が良いと思います。
【ヴァンガード】 「医者 ファウストⅧ世」「具現化した姿 エリザ」評価
医者 ファウストⅧ世
評価:1/5
バニラ
TDお馴染みのバニラです。
Dシリーズのバニラは数値がバグっており、単純に多くの能力付きユニットの下位互換でしかないのが難点ですね。
バニラが存在すること自体は構いませんし、333円のスタートデッキに採用されるのであれば許容できますが、通常価格に戻り相対的にお高いイメージのTDにこんな欠陥品を採用している事には些か怒りや失望を感じます。
この数値設定を考えたのはどなたなのでしょう?
潔くお腹を召して、方々に謝意を示しなさい。
とは言え、「ファウストⅧ世」名称を持っているので下記の「具現化した姿 エリザ」等のような名称指定サポートの恩恵を受けられる分だけ、サポートも貰えない一般的なバニラよりは恵まれています。
総括
凡そ全ての同グレードユニットの下位互換であるところのバニラユニットです。
何故シールド値を下げた。
シールドを下げたのならば、パワーを盛れぃ。
「ファウストⅧ世」名称である以外に一切のメリットが無く、基本的には採用する理由がない紙ゴミです。
綺麗なインクの染みが付いているので、飾って置く分には良いと思います。
具現化した姿 エリザ
評価:4/5
【永】【《R》】:このユニットが「ファウストⅧ世」を含むユニットをブーストしたバトル中、このユニットのパワー+5000。
「ファウスト」ブースト時自己パンプ
名称指定での自己パンプです。
複数種類存在する事が確定している「ファウストⅧ世」をブーストするだけで13000ブーストを行えるのでライン形成がしやすく便利ですね。
上記のバニラをブーストするだけで23000ラインを形成できますし、BT収録のライドラインの方でも活躍が見込めます。
O.S.で指定されるでしょうし、扱い易い「エリザ」名称と言うだけで価値があります。
問題は「ファウスト」軸がどの程度前列に「ファウストⅧ世」を並べるデッキなのかという点です。
BT「SHAMAN KING」にはトークンが1種類収録されるようなので、それが「ファウストⅧ世」用のスケルトン・トークンだったりした場合、このユニットがブーストすべき対象が《V》にしかいないみたいな状況になるかも知れません。
総括
「ファウストⅧ世」用専用サポートです。
緩い名称指定で13000ブーストを行えるのでなかなか便利ですね。
あとは後列を配置するだけのリソースがあるかと、ブースト対象が前列に出るのかが問題ですが、概ね優秀だと思います。
【ヴァンガード】 「封焔の巫女 バヴサーガラ」「封焔の剣 プリティヴィー」「封焔の盾 スワヤンプー」「封焔竜 ハリバドラ」「封焔竜 ナモーカール」評価
封焔の巫女 バヴサーガラ
評価:4/5
【自】【《V》】【ターン1回】:このユニットが装備した時、【SC①】し、あなたのドロップからグレード1以下を1枚選び、《R》にコールする。
【自】【《V》】【ターン1回】:このユニットが2枚以上装備しているなら、【コスト】[SB②] することで、相手の前列のリアガードすべてを退却させ、そのターン中、このユニットの★+1。
装備反応SC&蘇生コール
装備をするだけでソウルを溜めつつ《R》の展開まで行えます。
「バヴサーガラ」軸はソウルコスト、カウンターコスト共に消費がきつい感じなのでソウルだけでも手軽に供給する手段があるのは助かりますね。
蘇生コールによって手札1枚分の消費も相殺されますし、使い勝手の良い能力だと思います。
G1以下に限定されていますが、「ドラゴンモンク ゴジョー」のCCを使い回したり、「トリクスタ」を蘇生しオーバードレスに繋げる事ができるので優秀です。
ただ効果の発動トリガーを左右1つずつしか装備できないオーダーカードに依存しているので、ソウル供給としては力不足です。
毎ターン上書きして装備し直すのも無駄が多いですし、装備オーダーの損失を補填するための能力ですね。
前列除去&★増加
装備を2つ着けている時限定で行える除去効果&★増加能力です。
前提条件の都合上4ターン目以降にしか達成できない事もあって相応に強力ですね。
対象を選択せず前列すべてを除去する事ができるので、選択耐性をスルーしてインターセプト持ちを潰せます。
前列が両方とも埋まっていれば2枚分のアドバンテージを奪えますね。
それだけでもSB②を支払う価値があると思います。
さらに自身の★を+1できます。
ドラゴンエンパイアには「再起の竜神王 ドラグヴェーダ」があるので、トリガー次第ではフル装備★2状態のこのユニットがスタンドします。
専用【超】トリガーと相性の良いデザインをしているのは良いですね。
総括
新規スタートデッキの顔、「封焔の巫女 バヴサーガラ」です。
名前や、竜から巫女になるライドライン、《V》を強化するギミックと各所がニルヴァーナの対比になっておりラスボスっぽいデザインですね。
能力の方は専用装備プレイ時の損失を補填する能力に、フル装備時のアドバンテージ確保と自己パンプです。
フルスペックを発揮するために若干のタイムラグがある分能力が強力で、自国の【超】トリガーとも相性が良いです。
装備でパワーラインも確保できますし、優秀ですね。
これにオーバードレスを混ぜる事もできるので、十分に一線級に成り得るスペックを持っていると思います。
将来的には上下にも増えたり、装備の隣にさらに別の装備を置いたりするかもしれませんね。
その前に対になる事で効果を発揮する装備が先かな?
なんにせよ拡充が楽しみです。
はやく多肢になって。
封焔の剣 プリティヴィー
評価:4/5
右神装備‐「封焔の巫女 バヴサーガラ」(プレイ後、指定されたヴァンガードが装備する。新たに右神装備を装備したら、このカードをドロップに置く)
【コスト】[SB①]することでプレイできる!
【自】【《V》】:このカードを装備しているユニットがアタックした時、そのバトル中、装備しているそのユニットのパワー+10000。そのバトル終了時、相手のダメージが4点以下なら、【コスト】[CB②、このカードをドロップに置く] ことで、相手のヴァンガードを1枚選び、1ダメージ。
10000パンプ
「封焔の巫女 バヴサーガラ」のパワーを+10000できます。
単騎23000となるのでブーストなしでダメージトリガーを超える事ができ強力ですね。
要求値が上がるので「封焔の巫女 バヴサーガラ」の★増加とも相性が良いです。
装備が拡張され左手でガード制限が付けられるようになれば、このカードのパンプもより活きますね。
左手用に銃が出る事は内定しているので、存外早い段階で★増加&パンプ&ガード制限みたいな状態になれそうです。
直ダメージ
パンプに加え、剣を投げつける事でバーンダメージを与える事もできます。
4点以下なので勝負を決める事は出来ませんが、逆に言えば5点までは詰める事ができます。《V》アタックのヒットの有無に関わらず、《R》で1点通せば勝ちの状態まで持っていけるのは良いですね。
難点はコストの重さです。
CB②に加え、このカードを消費しなくてはなりません。
2枚装備状態を維持したいので手札に予備が無い場面では撃ちにくいですし、予備があってもCBコストの問題で軽々には撃てません。
CC要員や右手装備の拡充等、プールが広がればもう少し使い勝手が良くなりそうです。
総括
PLから見て左側に置く右手装備です。
仕方ありませんね、カードはPLと対面していますからね。
能力の方は剣らしく、シンプルに「封焔の巫女 バヴサーガラ」のパワーを引き上げる能力と、バトル終了後に剣を投げつけて相手にダメージを与えるバーン効果です。
コストが重く若干使い難いですが5点まで詰められるバーンは脅威ですし、アタック時パンプは上昇値が高く使い勝手が良いです。
ライドラインでのサーチにも対応しているので装備が増えても採用候補に残りそうなスペックをしていると思います。
封焔の盾 スワヤンプー
評価:4/5
左神装備‐「封焔の巫女 バヴサーガラ」(プレイ後、指定されたヴァンガードが装備する。新たに左神装備を装備したら、このカードをドロップに置く)
【コスト】[CB①]することでプレイできる!
【自】【《V》】【ターン1回】:このカードを装備しているユニットがアタックされた時、そのバトル中、装備しているそのユニットのパワー+10000。
疑似10000シールド
盾なのでシールドとして機能する。
成程、道理ですね。
CBコストこそ掛かりますが、一度場に出してしまえば以降は毎ターン10000シールドを使用できます。
手札消費もプレイ時の1度きりですし、ゲームが伸びると費用対効果も上がる面白い能力ですね。
《V》をパンプしますが《G》サークルを経由しないのでガード制限の影響を受けず、発動タイミングも任意なので使い勝手が良いです。
総括
左手用装備の盾です。
ドヤ顔ダブルシールドしたくなりますが、残念ながら左手専用でした。
性能はシンプルに場に置くタイプの防御札です。
毎ターン10000シールドが供給されるのでかなり便利ですね。
二つ付けられないのも納得です。
プレイコストが「封焔の剣 プリティヴィー」の能力コストと競合している点だけが残念です。
現状は左右でコスト競合を起こしていますが、能力が便利ですし、ライドラインのサーチ対象に指定されているので将来的に装備が拡張されても採用候補に残れそうですね。
封焔竜 ハリバドラ
評価:4/5
【自】:このユニットが「封焔竜 ナモーカール」からライドして《V》に登場した時、あなたのドロップから装備カード1枚選び、手札に加える。
【自】【《R》】:このユニットがアタックした時、あなたのヴァンガードが装備しているなら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。
装備回収
「封焔竜 ナモーカール」からライドした時ドロップの装備カードを回収できます。
ストイケイアの「黒涙の骸竜」に近い能力ですね。
情報局でも言っていたように「封焔竜 ナモーカール」でサーチした装備をライドコストで捨て、それを回収することでライドコストを踏み倒すのが主な使い方になりそうです。
ただライドコストで装備を捨ててしまうと「忍竜 トガチラシ」を捨てる機会を逸し、ソウルを溜めにくくなる点が残念です。
装備反応自己パンプ
ライドラインお決まりの5000パンプですね。
装備が「封焔の剣 プリティヴィー」のみの時、「封焔の剣 プリティヴィー」の能力を使い難くなると言う欠点はありますが、自然と満たせる条件で単騎15000まで伸びるのは優秀ですね。
「封焔の巫女 バヴサーガラ」の能力でブースト要員は確保できるので、前列に単騎で15000出せるアタッカーを用意できるとライン形成が捗ります。
総括
「封焔の巫女 バヴサーガラ」のライドラインです。
能力としては「黒涙の骸竜」に近い感じですね。
ドロップの装備カードを回収する事ができるので、ライドコストで装備を捨てコストを踏み倒す事ができます。
手札損失なくライドを行えるようになるので特別な理由がない限りはライドラインはこのままで確定ですね。
緩い条件で自己パンプを行え単騎15000になれるので、「封焔の剣 プリティヴィー」を投げつけ続けるデッキでもない限りはメインデッキにも採用候補として考慮するぐらいは出来そうです。
封焔竜 ナモーカール
評価:4/5
【自】:このユニットが「封焔竜 アーヒンサ」からライドして《V》に登場した時、【コスト】[SB①] することで、あなたの山札から「封焔の剣 プリティヴィー」か「封焔の盾 スワヤンプー」を1枚まで探し、公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
【自】【《R》】:このユニットがアタックした時、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。
装備サーチ
「封焔の剣 プリティヴィー」または、「封焔の盾 スワヤンプー」をサーチする能力ですね。
ソウル1枚を手札に変換する事ができるので非常に優秀です。
この能力のお陰で、2枚目以降が必要ない「封焔の盾 スワヤンプー」をピン挿しで済ませる事ができ、デッキスペースの節約に繋がりますね。
「封焔の盾 スワヤンプー」を採用しない構築であっても「封焔の剣 プリティヴィー」をサーチできるのであらかじめ予備を確保し「封焔の剣 プリティヴィー」を2度3度と投げつける事ができるようになります。
アタック時パンプ
こちらはライドライン定番のパンプです。
アタック時限定ですがパワー10000となり、序盤から点を詰めやすくはなるので悪くはありませんね。
とは言え、ブースト時にはパンプしませんし相手ターン中もパワーが増えるわけでもないのであえて使う程ではありません。
「封焔の巫女 バヴサーガラ」の蘇生対象でもあるのでメインデッキのG1候補はもっと他を探すべきだと思います。
総括
「封焔の巫女 バヴサーガラ」のライドラインです。
ライド時能力は優秀ですね。
固有名称指定こそありますが、装備二つを完全に採用しなくなることは暫くないでしょうし、「封焔竜 ハリバドラ」にも指定されているのでライドラインは動かないと思います。
《R》としての性能は然程でもないのでメインデッキには入りそうもありません。
【機界戦隊ゼンカイジャー】 第29カイ「王子のねらい、知ってるかい?」感想
バカバカしいけれど面白い!
テニプリ好きが大暴走した回でしたね。
ステイシーをスムーズに介人達と共闘させるためにスポーツ勝負にしようと考えるまでは解るのですが、そこからテニスモチーフのテニプリパロとは、このハーベストの目をもってしても読めなかった。
いつもの石切り場にテニスコートを用意して爆破する気満々でしたし、パロディ満載で色々と突き抜けていて面白いですね。
前回からの引き
ごめんなさい、これはゾックスをマンガ好きにする必要がありますね。
今週の為の引きだったのかと思えば、納得できます。
先週までは、今までそんな素振りは見せなかったので唐突に生えてきた設定ぐらいに感じていましたが、テニプリパロをやりたいがための設定だったんですね。
納得です。
演出が漫画チックになるところも前回からの引きが活きています。
テニスは格闘技
テニヌを見て学んでしまったばっかりに…。
まずはオーラを纏う所から始めましょう。
やがてはマッハを超え衝撃波を放つ打球や空間を切り取る打球が撃てるようになるはずです。
分割修行シーンでしっかりテニヌ教育が生きているの好き。
テニスワルド
打球が爆発したり、羆落しを使っていたり、デュークホームランしたり、分身までするし、これテニヌワルドなんじゃ…?
無敵モードが解けた途端名乗りと同時に必殺技で倒されていてちょっと不憫ですね。
ハカイザー
カッコイイ!
デザイン、超カッコイイですね。
そして、流れ的に中身は介人のお父さんを使っていそうです。
ハカイザーの洗脳をステイシーと協力して解いて、武器はゼンカイジャーの最終強化用。ステイシーと和解という感じでしょうか。
デザインがカッコイイのですぐに退場しない事を願います。
【仮面ライダーリバイス】 第4話「足りない愛情!アブナイ悪魔誕生!」感想
描写不足
前後編に別け尺を使った割には描写不足を感じます。
ドラマとして彩夏の母親が化け物になっても娘を愛していると言うのは良いのですが、前編後編通して彼女からは彩夏に対する愛情を微塵も感じられず、上級契約してからとって付けたかのように愛情を語っているような印象を受けました。
その時電話に出られなかったとしても、さすがに娘が事件に巻き込まれていたと知れば心配して連絡の一つぐらいはする方が自然ですし、その直後に何日も家を空けようとすれば止めようとしてもおかしくありません。
さくらならボディーガードになるなみたいな認識だったとしても、宿泊中の娘にLINEやメールぐらいはするでしょう。
さくらが普通に彩夏の身を案じて必死に連絡を取ろうとしている分、母親の無関心さがより際立ってしまい、終盤のビルのシーンが薄ら寒く感じます。
結局何故契約しなかったの?
一輝君がフェニックスとの契約を拒んでいた理由が良く解りません。
銭湯があるから契約できないと言うだけならば解りますが、銭湯があるから契約できないけれど戦ってはくれるので、その状態と契約した状態の何が違うのか理解できず全く共感できません。
銭湯をやりながら戦いの為に度々お店を空けても銭湯は守れると考えている?
謎です。
そして物語の中では解決してしまったので、永遠に解決しない謎です。
ライダーキックは全てを解決する
二度と元には戻れないと言っていたのに、あっさりとキックで治せるとベルトの制作者に明言されてしまいました。
デッドマンズ幹部の長い説明の意味よ…。
てっきり主人公の初恋の人が敵組織の幹部になってしまい、戦う事になる展開だとおもったのですが、何の苦悩や葛藤もなくあっさり解決してしまって非常に残念です。
デッドマンズが元には戻らないと明言するような状態をあっさりと解除できてしまうフェニックスはなんだか怪しいですね。
OPに不穏な描写が多いですし、アギレラ様の両親を実験で殺してしまった前科もあるのでイマイチ味方組織として信用できません。
生贄だったのか
幹部の二人は悪魔と完全に融合し、人間形態と怪人形態の両方を持っている事が疑問だったのですが、幹部の二人は特別なデッドマンなんですね。
上級契約の先にあるのがギフテッド?
デッドマンズ側の勝利条件が融合体を6人集めることと明言もされましたし、きちんと設定があるようで安心しました。
序盤にしっかりと設定を公開し、何を目的として活動し、その為に何をどうしたいのかが描写されているのは良い事だと思います。
前作のセイバーはその点が疎かで、大目的は理解できるが、その為に何をどうするのかが一切分からず、キャラの行動の結果どんな事態が起きるのかが不明瞭でしたからね。
その辺りが明確な分だけこちらの方が好みです。
なるほど?
一輝の姿が写真から消えた不穏な描写、その意味をバイスは理解しているようですが、何がなるほどなんでしょう?
直前の出来事で原因となりそうなものは、上級契約した悪魔の契約を解除した事か、或いはフェニックスと契約した事ぐらいですが、何が原因で何が起きたんでしょうか。
写真を撮った過去が消えているか、一輝の存在が消えているのか。
プテラゲノム
基本フォームから外れアクセルフォームになっていますが、555モチーフのフォームですね。
アクセルフォームの展開した胸部装甲をプテラノドンの翼に見立てたボディが良い。
固有の武器はないのでしょうか?
バイスはスーツではなく、エアバイクがプテラノドンフォーム扱いみたいですね。
見た目は良いのですが、活躍の時間が短く、フォームとしてはもう少し見せ場が欲しかったかなと思います。
【ヴァンガード】 「イタコ 恐山アンナ」「有名なワル 木刀の竜」「しつこい盗賊 蜥蜴郎」評価
イタコ 恐山アンナ
評価:2/5
【永】:守護者(守護者を持つカードはデッキに合計4枚まで入れられる)
【自】:このユニットが《G》に登場した時、【コスト】[手札から1枚捨てる]ことで、あなたのユニットを1枚選び、そのバトル中、ヒットされない。
守護者
TD恒例の下位互換守護者です。
基本的にはBT収録の方を使うでしょうし、下位互換のこのカードにはほぼほぼ価値はありませんね。
しかし、「恐山アンナ」名称を持っているので、ひょっとしたら名称参照用にこちらの守護者を使うかもしれません。
同系統の互換カードよりは活躍する可能性があります。
総括
TD収録の守護者互換です。
恐らくこちらを採用する事はないと思いますが、名称指定の都合上、こちらの方が使い勝手が良いデッキもあるかも知れません。
BT収録の守護者も「恐山アンナ」だったら完全に下位互換になりますが、そうでなければ一定の価値がありそうです。
有名なワル 木刀の竜
評価:2/5
【自】【《R》】:「麻倉 葉」を含むあなたのヴァンガードのアタックがヒットした時、【コスト】[CB②]することで、このユニットを【スタンド】させる。
自己スタンド
《V》の「麻倉 葉」のアタックがヒットした時、自己スタンド。
なかなか良いですね。
ヒット時なので安定はしませんが、《V》アタックをノーガードで流し難くなりますし、素のパワーの低さは「共に挑む戦い 麻倉 葉」の能力や「しつこい盗賊 蜥蜴郎」の能力でパンプしてやればある程度フォローできます。
総括
自己スタンドを搭載した《R》用「木刀の竜」です。
コストが重く、素のパワーも欠損していますが、緩い条件で自己スタンドを行える点は良いですね。
パワーの不足自体は専用パンプの「蜥蜴郎」もいますし、割と優秀だと思います。
しつこい盗賊 蜥蜴郎
評価:3/5
【永】【《R》】:あなたのターン中、このユニットのパワー+2000し、このユニットと同じ縦列の「木刀の竜」を含むあなたのユニットすべてのパワー+5000。
自己パンプ
自ターン中限定のパンプですね。
素のパワーは欠損していますが、この能力のお陰で事実上パワー9000として扱えます。
コストや特殊な条件もありませんし、相方の「有名なワル 木刀の竜」と併せてきちんとラインが組めるので悪くはないと思います。
「木刀の竜」をパンプ
自分と同じ縦列の「木刀の竜」へのパンプ能力です。
上昇値がパワー+5000と大きく、条件も名称指定&同じ縦列に居る事と緩いので扱い易いですね。
「有名なワル 木刀の竜」と併せればきちんとパワー23000のラインを形成できますし、「木刀の竜」名称であれば、それ以外の名称持ちユニットもパンプでき、汎用性、将来性もあります。
「木刀の竜」はライドラインがあるらしいので、そちらにも採用できるかも知れませんね。
総括
「木刀の竜」専用パンプ要員の「蜥蜴郎」です。
パワー+5000とそこそこにパンプ値が大きいので、自己スタンドを行える「有名なワル 木刀の竜」とは相性が良いですね。
まぁ「有名なワル 木刀の竜」も「しつこい盗賊 蜥蜴郎」も互いにパワーが欠けているので、パンプ込みで漸く平凡と言った印象ですが、悪くはないと思います。
名称指定が緩いので「木刀の竜」が採用できるデッキであれば、セットでどこにでも採用できそうな点も良いです。
【ヴァンガード】 「如来」評価
如来
評価:4/5
「麻倉 葉」を含むあなたのユニットがいるならプレイできる!
「阿弥陀丸」を含むあなたのリアガードがいるなら、「麻倉 葉」を含むあなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+10000。「阿弥陀丸」を含むリアガードがいないなら、あなたのドロップから「阿弥陀丸」を含むカードを1枚選び、《R》にコールする。
《V》の「麻倉 葉」をパンプ
「麻倉 葉」を含むユニットがいる時のみプレイでき、「阿弥陀丸」の有無で効果が変わる専用オーダーですね。
「阿弥陀丸」がいる場合には《V》の「麻倉 葉」をパンプします。
手札1枚を消費して単体のパワーを+10000するだけなので若干微妙ですが、「共に挑む戦い 麻倉 葉」は★+1を持っていますし、相性は良いですね。
「阿弥陀丸」が《R》にあっても腐り難い点も良いと思います。
また名称指定のみなので、「共に挑む戦い 麻倉 葉」以外の「麻倉 葉」でも使用できるデザインも拡張性が高くて良いですね。
後々、スピリットオブソードや白鵠が出ても安心です。
「阿弥陀丸」引換券
「阿弥陀丸」がいない場合には、ドロップから「阿弥陀丸」の蘇生コールを行えます。
1:1交換なのでアドバンテージは稼げませんが、このオーダーを「共に挑む戦い 麻倉 葉」のO.S.で要求される「阿弥陀丸」に変換できる点が便利で良いですね。
もし万が一「伝説の侍 阿弥陀丸」以外に「阿弥陀丸」が存在しない場合でも、このカードのお陰で疑似的に「阿弥陀丸」8枚体制にできるので重要です。
こちらの指定も「麻倉 葉」指定同様に緩く、「阿弥陀丸」を含んでいさえすれば良いので扱い易くて便利ですね。
総括
分類「麻倉 葉」を持つ専用オーダーです。
態々分類されていると言う事は、真空仏陀斬り等、他の阿弥陀流の技が他にもありそうですね。
能力としては主にO.S.で要求される「阿弥陀丸」を蘇生コールするオーダーとして使用する事になると思います。
カウンターコストやソウルコストに触らず、手札1枚を「阿弥陀丸」に変換できるので、「麻倉 葉」軸では重要そうです。
また場に「阿弥陀丸」があり手札にダブついた場合にもパンプ呪文として最低限の働きを行える点も良いですね。
上昇値が大きいので、「共に挑む戦い 麻倉 葉」の★増加と相性も良いですし、腐り難い良いカードだと思います。
残りの公開カードは過去の情報局で既に公開されているので、別記事へ。
【ヴァンガード】 「共進する双星」収録カードリスト
全120種[新規120種]
(RRR:10種/RR:15種/R:30種/C:65種)
RRR 10/10
D-BT03/001 ヴェルリーナ・エクスペクター
D-BT03/002 砂塵の榴砲 ダスティン
D-BT03/003 強欲魔竜グリードン
D-BT03/004 ディアブロスリターナー デーリック
D-BT03/005 グラビディア・ネルトリンガー
D-BT03/006 柩機の竜 デスティアーデ
D-BT03/007 卓絶の天衝 ラグレール
D-BT03/008 立志の魔法 カカロネ
D-BT03/009 旗艦竜 フラッグバーグ・ドラゴン
D-BT03/010 影纏い
RR 14/15
D-BT03/011 忍竜 フシマチマドカ
D-BT03/012 焔の巫女 ヒメナ
D-BT03/013 ドラグリッター シハーブ
D-BT03/014 スチームメイジ アシュルダ
D-BT03/015 ディアブロスマドンナ レジーナ
D-BT03/016 デザイアデビル インケーン
D-BT03/017 極光戦姫 エグゼキュート・レモナン
D-BT03/018 グラビディア・スタンネル
D-BT03/019 極光戦姫 トゥーラ・ブーケンビリア
D-BT03/020 イーズロッド・エンジェル
D-BT03/021 雲上の天激 ブラガー
D-BT03/022 啓示の魔法 トトリス
D-BT03/023 アグレスブルー・ドラゴン
D-BT03/024 樹角獣 ガボレーグ
D-BT03/025
R 29/30
D-BT03/026 焔の拳僧 ギョウコウ
D-BT03/027 焔の巫女 トレッサ
D-BT03/028 砂塵の剛弾 イーサン
D-BT03/029 砂塵の双撃 オーランド
D-BT03/030 バーニングフレイル・ドラゴン
D-BT03/031 襲獲祭
D-BT03/032 ディアブロスストライカー ブライアン
D-BT03/033 キーンリィ・ルデリィ
D-BT03/034 デザイアデビル ボーショック
D-BT03/035 デザイアデビル ムッカー
D-BT03/036 ステムディヴェイト・ドラゴン
D-BT03/037 パンデモニウム・タクティクス
D-BT03/038 グラビディア・バリンジャー
D-BT03/039 極光戦姫 サーヴェ・バーミリオン
D-BT03/040 柩機の獣 レイヨジア
D-BT03/041 グラビディア・オルゲイユ
D-BT03/042 警邏ロボ デカルコップ
D-BT03/043 悠久の時を超えて
D-BT03/044 厳罰の騎士 ゲイド
D-BT03/045 幸甚の魔法 ナナフル
D-BT03/046
D-BT03/047 ブレードフェザー・ドラゴン
D-BT03/048 明日へ願いを
D-BT03/049 守るべき誇り
D-BT03/050 アセンダンス・アサルト
D-BT03/051 ブルーミングペタル カリオフィルス
D-BT03/052 ハイレートバースト・ドラゴン
D-BT03/053 貪りの乱鴉
D-BT03/054 憧憬の乙女 アラナ
D-BT03/055 死招きの黒呪術
C 44/65
D-BT03/056 豪傑竜 ムサシドアーマー
D-BT03/057 砂塵の穿弾 メイナード
D-BT03/058
D-BT03/059 爆砲竜 ブラキオフォース
D-BT03/060 焔の棍僧 シャクネ
D-BT03/061 フレアスカージ・ドラゴン
D-BT03/062 スタンボルテック・ドラゴン
D-BT03/063 焔の拳僧 テンジ
D-BT03/064 砂塵の曲射 アラスター
D-BT03/065
D-BT03/066
D-BT03/067 響き合う希望の祈り
D-BT03/068 アンブッシュ・キルスモーク
D-BT03/069
D-BT03/070
D-BT03/071
D-BT03/072
D-BT03/073 ピアーシング・アシスタント
D-BT03/074
D-BT03/075 禁令の邪瞳 クェン・ルゥ
D-BT03/076 ディアブロスボーイズ シリル
D-BT03/077 ディアブロスガールズ ベリンダ
D-BT03/078 デザイアデビル ゴーマン
D-BT03/079 デザイアデビル ヤーバ
D-BT03/080 デザイアデビル タイーダ
D-BT03/081 異能発現・重力加速
D-BT03/082 柩機の竜 シュティルユーゲ
D-BT03/083 グラビディア・プシブラム
D-BT03/084
D-BT03/085
D-BT03/086
D-BT03/087 ブリッツ・インタラプター
D-BT03/088 柩機の獣 キネティア
D-BT03/089 極光戦姫 シャイラー・ゼニス
D-BT03/090 グラビディア・ウェルズ
D-BT03/091
D-BT03/092 グラビディア・デレン
D-BT03/093 リファブリッシュメント・ドック
D-BT03/094 ニートネス・メテオシャワー
D-BT03/095
D-BT03/096
D-BT03/097
D-BT03/098 網羅の天盾 フェリシーダ
D-BT03/099 天弾の騎士 プロクリス
D-BT03/100
D-BT03/101
D-BT03/102 天穿の騎士 エザルタ
D-BT03/103
D-BT03/104
D-BT03/105
D-BT03/106 天発の騎士 フルップ
D-BT03/107 真理を照らす光
D-BT03/108 廃滅の虚竜
D-BT03/109 咎叩き
D-BT03/110 クリード・アサルト
D-BT03/111 樹角獣 リンブル
D-BT03/112 樹角獣 バロメツ
D-BT03/113 インロード・シューター
D-BT03/114 樹角獣 モールモーラ
D-BT03/115 腐肉捌き
D-BT03/116 プライズド・トライデント
D-BT03/117
D-BT03/118 士官候補生 カリクレス
D-BT03/119 遙かなる理想を求めて
D-BT03/120 暗闇隠し
【機界戦隊ゼンカイジャー】 第28カイ「週刊少年マンガワルド大図解!」感想
非常に労力のかかったギャグ回
一瞬しか映らない漫画が、どれも小ネタに塗れていて細かい所にも気を使って作っている事が伝わってきますね。
画のタッチも違いますし、実に手が込んでいる。
ゾックスのお宝漫画なんか枚数も多いのにカラーですし、力が入っていますね。
グランドクエストには一切関わりのない部分ですが、手を抜かずに作られている点は好感が持てますね。
ブルーンのキャラはこれで良いの?
好奇心最優先のキャラで、それが元でトジテンドの掃除係をしていた程。
興味を引くものがあるとそれに熱中し、周りが見えなくなると言う設定なのは理解していますが、さすがに漫画になった仲間を燃やそうとしたり、破ろうとしたりするのは頭がおかしい。
多少は仲間を大切にする気持ちも持っていたと思うのですが、好奇心の前には仲間の命とかどうでもよくなってしまうようですね。
これで良いのでしょうか。
キャラがブレているわけではありませんが、行き過ぎているように感じます。
火を着けようとしたり破ろうとするのは行き過ぎですが、戦闘そっちのけで漫画を拾い集めるのはブルーンっぽいですね。
私の主観がおかしいだけかも知れませんが、さすがに率先して仲間の危害を加えようとするのはふりだけでも受け入れがたい。
ゾックスの漫画好き
思っていたより漫画好きだった…。
漫画が好きなのは別に構いませんし、自身の興味や楽しみを優先する元々のキャラからブレているわけでは無いと思いますが、急に設定がポンと生えただけで、それがキャラの掘り下げに繋がらないのは如何なものかと。
漫画トピアでのエピソードとか、ゾックスが面白さに拘る理由とか、界賊をしている理由とか、漫画から話しを広げるべきエピソードは幾つもあったはずです。
カッタナー達が攫われているので、そちらに話を転がしゾックスが身内を大切にする理由、そうなった理由を語る事でさらに身内贔屓を強調したりと、いくらでも膨らませる事ができたと思います。
具体的なエピソードや心情の吐露もないので正しく、介人が言う通り「なんか怒られた」と言う感想しかありません。
家族の為なら奪ったお宝を捨てる事も辞さず、空から漫画をばら撒くところはゾックスらしくて良かったのですが、全体的には変な設定が生えただけで終わってしまい、実に勿体なかった。
ゾックスなら別にテニスができても違和感はありませんし、漫画を理由に次回への振りを強引にする必要はなかったように思います。
特殊名乗り
今回はこう来ましたか。
実写の特撮で、漫画での名乗りシーンをやるとは、ある意味天才的発想ですね。
常人にはとても思いつきません。
漫画自体もカラーでクオリティが高くて良かったのです。
ただアクションにはあまり活かせないので戦闘自体は漫画になっていないゾックスと、ガオーン、ブルーンが頑張っており、若干スポットの当たるキャラがちぐはぐに感じました。
漫画の薄さを活かした回避だけは漫画になった意味があったかなと思いますが、他は漫画ならではと言うわけでもなく、出オチ、一発ネタの域を出ませんね。
【仮面ライダーリバイス】 第3話「人質トラブル、どうする兄弟!?」感想
流れが解らない
妹を強く引き留めることなく無策で人質に取らせる一輝君。
フリオに渡す為に何故か司令部まで戻りスタンプを貰ってくる大二君。
長々と何もせず、ただ一輝が結論を出すのを待っていてくれる心優しいフリオ君。
全員何を考えているのかよく解りません。
一輝君は妹にどうするつもりなのかぐらい聞いておくべきだったのでは?
家族と家である銭湯を守るのが一輝の正義なのですから、家族が無謀な行いをしようとしているのであればもっと必死に止めるべきです。
まさか妹が拘束引き千切って犯人を制圧できると確信していたのだろうか?
大二君のムーブも意味不明ですね。
フリオが口約束を守らないのは当然だから良いのですが、この子はスタンプを渡して何がどうなると思っていたのか。
何を考えてわざわざ司令部に取りに戻ってまでスタンプを渡したのかが謎です。
普通そこはなにか秘策があって逃げ出す所でしょう?
兄の一輝の事を過大評価し、大きすぎる兄の存在にコンプレックスを抱えている感じなのはわかるのですが、それを強調するのであればフリオにバイスタンプを渡す必要はなく、ただ兄を信じて一輝にバイスタンプを渡せばいいだけですし、切れ者であると表現したいのであればバイスタンプを渡すふりをして、その間に人質を解放するなりして何らかの形でフリオを出し抜かなくてはなりません。
そう言った大二のキャラクター性を表す行動は一切なく、何も考えずに要求通りバイスタンプを用意し、一矢報いる事もなく、フリオが約束を守らない事が予想外なのか予想通りなのかすら分からず気絶しています。
あれなら、最初から大二がバイスタンプを持っていても良いし、アタッシュケースに入っていても何も変わりません。
一体なんのシーンだったの?あの場面に無理にいれずとも二個目のドライバーの話を出すならもっとスマートにできましたよね?
フリオの行動も謎です。
電池が切れていたのかな?
特に会話もなく棒立ちで一輝とバイスの行動を待ち、重要アイテムであるはずのバイスタンプに一切の執着を見せずあっさりと撤収していきます。
これでは何の為に出てきたのか分かりません。
デッドマンズを生贄に捧げると言っていますし、実はバイスタンプそのものは重要ではないのでしょうか?
まぁ、恐らくアギレラを生贄にするのでしょうし、有象無象のデッドマンなど不要なのでしょうね。
大二
窮地に陥った時、変身できなかった自分と、変身した兄。
一輝に対するクソデカ感情を抱えていて良いですねぇ。
ことあるごとに一輝へのコンプレックスを描写していますが、これを解消してあのベルトで変身するのでしょうか?
若林さんの言う事は至極尤もなのですが、大二の心の問題がそう簡単に片付くとは思えませんし、弟が変身するにしても別の手段で、このベルトで変身するのは案外妹とか別のキャラなのかな。
五十嵐元太
妻が経営する銭湯とは言え、立ち退きの話の横で我関せずと動画を撮っているのはかなりクレイジーですね。
かと思えば、何故か周りの制止を振り切りノリノリで立ち退きに応じようとしていますし、根本的に銭湯に執着がないようです。
大勢の前でやっているのでただのパフォーマンスなのでしょうか、謎です。
人気の有無も不明な動画投稿者と言う不安定な立場ですし、配偶者の与り知らぬところで勝手に配偶者の所有物を処分してしまうような振る舞いをすれば、離縁されてもおかしくないのですが大丈夫ですか?
バイスが何故か美味そうだと言いませんし、一輝からはどう思われているのでしょう?
「お前の父ちゃん、やべぇよな」とバイスが言っていますし、やはりこれが一輝の本音なのでしょうか。
一輝を縛り付けている銭湯を手放しても良いと考えており、一輝が自分のように自由に生きる事を望んでいる最大の後援者だから一輝から負の感情を抱かれておらずバイスが反応しないとかでしょうか?
或いは逆に一輝から大切に思われていない、庇護対象に含まれていないのでバイスが反応しないのか。
なんにせよ、バイスが食べようとしない一輝の身内と言う特異なポジションには含むものがあるように感じます。
生身アクション
ドライバーを持っていないから変身できない。
生身でアクションをする必然性があって良いですね。
同時にドライバーを持っていない事の不自由者を強調し、リバイスである事を認めざるを得ない状況に追い詰められている点も巧い。
役者さんの蹴り技主体のアクションも綺麗ですね。
足が長いのでキックが映えます。
マンモスゲノム
バイスタンプの出来は今の所どれも出来が良いですね。
モチーフのライダーである電王、モモタロスの決め台詞の一つ「俺は最初からクライマックスだぜ」とマンモスの長い鼻を掛けた「はなっからクライマックスだぜ」の変身音は割と好きです。
バイスのセリフも良い。
「俺、」とあのポーズをしたからてっきり「参上」と続けるかと思いきや、「バイスです」と外してくる!
ポーズもやめてしまうし、コミカルで良いですね。
見た目も電王風で素晴らしい。
鼻をレールに見立て、複眼がレールを降りて来て左右に展開するシークェンスをきちんと再現しています。
牙で桃の葉部分を模している点も電王っぽい頭部デザインに一役買っていますね。
バイスの後ろ姿や被り物などはカラーリングも含めて、ほぼ完璧です。
武器が牙モチーフのブーメランなので電王ソードフォームっぽさはイマイチですが、エフェクトのお陰で振っている時にはデンガッシャーっぽく見えますし、動きとしては良いですね。
投擲しての遠距離攻撃、握ったままククリナイフのように振るい近接攻撃のどちらも行え見栄えが良く、電王ウィングフォームがそれに近いアクションをしていたので違和感も少なめです。
リミックス組体操はいつも通り、結構な無理がありますね。
マンモスには見えませんが、あのレールが出て来て、マンモスの顔面でデンライナーの先頭車両を表現するのは割と良く出来ていると思います。
電車に見立てるには大分長さが足りないので苦しい感じですが、モチーフが解らなくはありません。
ライダー時の必殺技は素直にとても素晴らしかったです。
モモタロスの俺の必殺技要素がしっかりと入っていますし、そこにリバイスとしてのバイスとのコンビネーションでシールドを活用した乱反射が加わっており独自性も出しています。
電王を見たことがある人にはその要素にニヤリとでき、知らない人も普通にアクションシーンとして楽しめる。
レジェンド要素が主張しつつも、それを無視してもきちんと見ていられる。
こう言うのが見たかった!実に良いです。