魔進戦隊キラメイジャー 第32話「小夜に首ったけ」感想
ストーリー
■人のコイバナで盛り上がる面々
解ります。
自分は全然関係なくとも、気になりますよね。
本人を置き去りにして周りが囃し立てるのはどうかと思いますが、愛はエンタメですからね。盛り上がってしまうのも仕方ない。
為朝、凄いテンションで人生で一番大事な夜とか言っていますね。
人の恋路でこれなら、自分の時はどうなってしまうのでしょう。
ヨドンナの時に奥手キモオタムーブをかましていたので、いざと言う時にヘタレるタイプでしょうか。
私、気になります。
■ヨドンナ
良い悪役ですね!
一般人を脅して騙して協力させ、用が済んだら始末する。
模範的悪役で実に良い。
口癖の「ここ笑う所でしょ?」もマッチしていて不気味で良いです。
やろうとしている事も大掛かりできちんと敵役をしていて好感が持てます。
楽しみながら地球侵略しているクランチュラは、ヨドンナを見習ってもう少し残虐になっても良いのよ?
しかし、クランチュラに対してはあまり友好的ではないのに、ガルザの言う事は割と聞きますね。
彼女の中で何が違うのだろう?
■小夜さん
啖呵がカッコイイ。
まさか変身アイテムを託して、生身で足止めに徹するとは…。
ゲストの日下さんも結構好きです。
最終的には地球を売る決断をして小夜さんを連れてきてしまったけれど、デートの時からさんざん悩んでいる様子でしたし、一般人が逆らえない暴威に晒され「お前たちだけは助けてやる」と言われたら屈してしまうのも仕方がないかなと思います。
地球を売ってでも助けたいとは思われていたと言う事ですし、べチャット達に追われながらも小夜さんを助ける為に逃走を続けていた点もエモイです。
小夜さんも結構乗り気だったのに、結ばれる事がなさそうで残念です。
■ハコブー
まだあの引き籠り島に居たんですね。
特に理由もなく自主的に孤立し、あっさりと洗脳される。
やはり扱いがイマイチよくありません。
初登場からずっとこんな感じで、キャラクターとしていい所が一つもありません。
さすがに見た目と声の良さだけで、このダメダメなキャラ性をポジティブな印象に変えるのは無理があります。
他のキラメイストーンも未だにハコブーが孤島に引き籠っていることを何とも思っていないようですし、真の仲間ではないのでしょうね。
アクション
■夜戦
序盤のキラメイジンの戦闘シーンでは夜戦もあったのですが、スーツでの夜戦は何気に初めてだったかと思います。
キラメイジャーはスーツも、アイテムも、エフェクトもキラキラしているので、夜景に映えますね。
特にキラメイショットのエフェクトが綺麗で良かったです。
昼間は解りにくい弾道が明確になり、射撃が逸れている事が強調される巧い演出ですね。
【仮面ライダーセイバー】第11章「乱れる雷、広がる暗雲。」感想
ストーリー
■タイトルが素敵
対比、ではないですが、エスパーダとカリバーを雷と雲に例えるのはお洒落で良いですね。
これをカリバーが賢人の父だと思っていた頃に出して欲しかったです。
前回、カリバーの中の人が賢人の父ではないと判明して賢人との関連性が薄れているので、今更両者に深い繋がりがあるかの如きタイトルを持ってくるのは少々時期を外しており、センスがないなと素人的には思う次第です。
■組織の剣士であるならば
倫太郎、ちょっと前に私怨の為に修行して、復讐の為に戦ったじゃないですか。
あれは組織としての行動と倫太郎の私情が偶々合致しただけで、別に私情を抑えて剣士としての役割を全うしたわけではありませんよね?
自分の行為は棚に上げて、賢人を止めるのはちょっとどうかなと思います。
賢人の行動も概ね組織の利益と合致しているように見えますし、協力する方がスマートでは?
しかし、ラストに賢人を庇うところは良いですね。
私情を優先するのは剣士失格だと言いながら、自分は私情を優先してしまう。
倫太郎のこう言うところ、好き!
やはりぐう聖。
■ソフィア
この人の、芽衣への異常な信頼は何なんでしょう?
以前の探知魔導書と言い、今回の鍵と言い、わざわざ芽衣を指名する意味が解りません。
二人の間に信頼関係を構築する何かが起こるような機会も時間もなかったと思うのですが、一体何を考えているのでしょう?
芽衣を試しているのでしょうか? 或いは芽衣が暴走することを見越してあえて隙を晒して誘っているのか。
恐らく何の意味もないのでしょうが、芽衣が全く信用にも信頼にも値しない人物なので、それを重用するソフィアの行動はどうしても何か企んでいるように見えてしまいます。
■暴走する賢人
この不安定な感じ味があって良いですね。
過去に拘泥するあまり疑心暗鬼になり、人を遠ざけ勝手に孤立し、挙句に味方に庇われる。理想的なムーブです。
この状態を活かして次以降の和解と強化へと繋げて欲しいのですが、どうなるかな。
来週は賢人のお当番回のようなので、きっと巧くやってくれると信じましょう。
頼みますよ…。
アクション
■ジャオウドラゴン
ライドブックが飛び出す絵本になっているのは面白い仕様ですね。
既存のライドブックとは展開時の見た目が大きく変わっており、目新しさがあります。
サイズも大きくなっているので、手に持つアイテムとしてはこちらの方が好みです。
音声も中二感丸出しで如何にも悪役と言った内容で良いですね。
大塚さんのお声で「誰も逃れられない」最高です。
スーツもカッコイイです。
竜の口から溢れる炎を模したバイザー。
装甲版に覆われていた胸・型の装甲が外れ、竜の意匠の施された装甲に変わり
籠手も留め具のようなベルトが消え、代わりに竜の腕、或いは背のような棘々とした装甲に覆われています。
パワーアップなのですが、こう偽装や封印を解いて、真の姿を解放した姿のような印象を受けます。
これは中二心を擽られますね。
幼児にもおっさんにも、そして女性にもいる心の中の中学生男子が喝采するデザインです。
惜しむらくは、折角カリバーの拘束具の如き装甲版を外したのに、変身でそれがドラマティックに演出されていないのが勿体ない。
ジャオウドラゴンはカリバーの装甲が外れて姿が変わるという面を、もっと強調した変身にして欲しかったです。
動きの方は数合斬り合ったらすぐに必殺技に移ったので、イマイチでした。
必殺技も黄金の竜のエフェクトはもっと大きく派手でも良かったかなと思います。
スーツの割には地味でした。
次回以降の活躍に期待します。
ヴァンガード 「スター on ステージ プロン」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「スター on ステージ プロン」です。
評価:5/5
■【旋律】
【旋律】(あなたの【旋律】をすべて共有する)
【旋律】効果を共有する共通効果ですね。
このカードの【旋律】には特殊な効果はありませんが、これがあるだけで他の【旋律】効果の恩恵を受けられますし、「トップスター チェル」のサーチ効果の対象になるので持っているだけで偉いです。
■ソウルの【旋律】をコピー
【永】【《V》】:各メインフェイズと各バトルフェイズ中、このユニットは「スター on ステージ プロン」以外の、【旋律】を持つあなたのソウルすべてが持つ能力をすべて得る。
「ドラゴニック・オーバーロード “The X”」のような、ソウルのテキストをコピーする効果ですね。
こちらは特殊なコストもなくソウルの【旋律】持ちすべての効果を得るので、よりエグく、より夢があります。
これは楽しい。
【旋律】持ちの【旋律】以外の効果を含むすべてをコピーでき、同名の【旋律】持ちがソウルにあれば重複する点も偉いですね。
「カラフル・パストラーレ ソナタ」が複数枚ソウルに入れば、その分だけパンプが重複し、さらに本来《V》でターン1回しか使用できない山札からのスペリオルコール能力も複数回使用できます。ヤバイですね。
「カラフル・パストラーレ カノン」のSC付与がより重要になりました。
これはもう、すべての【旋律】持ちは最終的にプロンの糧となる形ですね。
以降【旋律】はプロンとそれ以外に別けられます。
■【旋律】をソウルに入れ1ドロー&ギフトを得る
【起】【《V》】【ターン1回】:【コスト】[CB①、【旋律】を持つリアガードを1枚ソウルに置く]ことで、1枚引き、相手のヴァンガードがグレード3以上なら、あなたはイマジナリーギフト・フォースかアクセルかプロテクトを1つ得る。
【旋律】持ちをソウルに入れて1ドローする1:1交換効果です。
フルスペックを発揮しない場合、CB①を支払い《R》を消費して1ドローなのでCB効率としては非効率的ですね。
しかし、【旋律】はソウルに入ることがそのままメリットになるので、《R》の消費は然程気にせず手札に変換できます。
能動的に任意の【旋律】をソウルに入れることができ、その損失分の補填も付いた効果なので純粋なSCよりも使い勝手が良いですね。
さらにフルスペックなら任意のギフトを不正受給できます。
「ハートを独り占め アネシュカ」が強い縛りを受けて使用していた効果を、3種取得ではなくなったとは言えこんなに手軽にやってくるとは思いもよりませんでした。
起動効果なので毎ターン使用できる点が強いですね。
【旋律】をソウルに入れた分は1ドローで戻ってきますし、ほぼほぼCB①のみで任意のギフトを不正受給できます。
毎ターン、プロテクトⅠを取得し完全ガードを握るか、アクセルⅡで手札を補充しながら「カラフル・パストラーレ ソナタ」の効果でスペコするためのスペースを増やすと強そうです。
■総括
やたらと効果を盛られた【旋律】軸の新エースです。
ソウルに入った【旋律】持ちの効果すべてをコピーできるので、【旋律】持ちの《V》限効果の両立や複数回起動ができる点が良いですね。
非常にエグい。夢が広がります。
そしてルールをぶち壊す、任意のギフトの不正受給効果。
G3なのに祝福されない子だっているんですよ!
CB以外に【旋律】持ちの《R》を吸い込む必要がありますが、【旋律】がソウルに入るのは得ですし、その損失分は1ドローで相殺できているので、ほぼCB①でギフト1つを得ています。
どれを選んでも強いと思いますが、パンプは十分なのでフォースⅠ・プロテクトⅡは避け、アクセルかプロテクトⅠを選びたいですね。
どちらの効果も優秀でカードだけで見ると凄いインパクトですね。
もうこれよりも強い《V》用【旋律】持ちは出ないと思います。
残る問題はデッキに巧く落とし込めるかなのですが、結構難解な気がします。
ヴァンガード 「満たされる夢想 ペトラ」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「満たされる夢想 ペトラ」です。
SPメーアかわいい。
公開済カードのSP版を専用サポートと一緒に公開する方式は悪くありませんね。
評価:3/5
■ 《V》登場時メーアサーチ
【自】【《V》】:登場時、 【コスト】[SB②]することで、あなたの山札から「愛すべき妹 メーア」を1枚まで探し、公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
《V》限効果ですが、確定サーチが行えるのは良いですね。
SB②とコストは重めですが、CBを消費せずライドするだけで1アド稼げるのは偉いです。
G2ユニットの《V》限効果なので、「マルチプルシャイン ミラーダ」と相性が良い点も魅力ですね。
若干、ミラーダありきの札を配り過ぎではないかなとも思いますが、確定サーチですしこんなものでしょう。
■回復反応守護者制限
【自】【《R》】:アタックした時、このターンにあなたのカードがダメージゾーンからドロップゾーンに置かれているなら、そのバトル中、相手は手札から守護者を《G》にコールできない。
自分のターン中にダメージを回復していると発動する守護者制限です。
ノーコストで守護制限が付くのはおいしい。
主に「メーアの贈り物」を2枚集めた時の回復効果をトリガーに発動する効果ですが、一応、ドライブチェックで【治】トリガーを捲った時にも発動しますね。
コストも特になく、メーアのギミックを発動するだけで、ある程度のパンプと一緒に守護者制限を行えるので割と優秀ですね。
ただ現状見えている範囲、メインフェイズにメーアの効果で取得する以外に「メーアの贈り物」を取得する手段が存在しないため最速でも先行4ターン目からしか効果を使用できず、パワーラインも単騎20000と少々控えめ。
時間が経過すればパワーラインは上がるとは言え、若干物足りなさを感じます。
プレゼントの不正受給手段が欲しい。
■総括
メーア専用サポートです。
《V》での確定サーチ、《R》の守護者制限、どちらも優秀ですね。
サーチはコストがSB②と少々重く、守護者制限も発動条件が厳しくパワーも若干物足りませんが、悪くはありません。
少々の使い難さは感じますが、テーマサポートとして必要なものは持っていると思います。
ヴァンガード 「狂い咲く薔薇 ファライナ」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「狂い咲く薔薇 ファライナ」です。
結構サポート多めですね。思ったよりもきちんとした形になりそう。
評価:3/5
■インセプ反応自己パンプ
【永】【《R》/《G》】:このターンにいずれかのユニットがインターセプトしているなら、このユニットのパワー+10000/シールド+10000。(このユニットも含む)
インターセプトに反応してパワーとシールド値が増加する自己パンプ効果です。
「夢に漂う星雲」の効果で相手にインターセプトを付与し、リリクルで強制インターセプトをさせれば単騎23000まで膨らみ、このユニットにインターセプトを付与すれば防御時に10000シールドとして活用できるようになります。
攻守共にパンプ値が大きいですし、悪くありませんね。
意図としては「夢に漂う星雲」とのコンボを意識した効果ですが、通常のインターセプトでも発動するので、オーダーを引けない・撃てない場面でも腐りにくいのは偉いです。
■「夢に漂う星雲」回収
【自】【《V》/《R》】:登場時、【コスト】[CB①、手札を1枚捨てる]ことで、あなたのドロップゾーンから「夢に漂う星雲」を2枚まで手札に戻す。
「ガーリッシュアイドル リリクル」の登場時効果と類似した、ドロップ回収効果です。
こちらの効果も優秀ですね。
「ガーリッシュアイドル リリクル」の効果とは違い、回収先を「夢に漂う星雲」に固定されていますが、「夢に漂う星雲」回収を《R》でも使用可能なのは強いですね。
「リリクル」軸は恐らく「夢に漂う星雲」以外のオーダーを唱えることもないでしょうし、固有名称指定でも全く問題ありません。
■総括
「リリクル」軸のサブ《V》です。
漸く《R》に出して強いカードが見えました。
「リリクル」軸に不足していた《R》用アタッカーとして扱うことができる貴重なユニットです。
インターセプトに反応してシールド値も増えるので、攻守にわたって活躍できますね。
また《R》登場時にキーカードの「夢に漂う星雲」を回収することも可能なので、「リリクル」軸では重宝しそうです。
ヴァンガード 「PR♥ISM‐I ヴェール」「PR♥ISM‐I ローザ」「PR♥ISM‐I クリア」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「PR♥ISM‐I ヴェール」「PR♥ISM‐I ローザ」「PR♥ISM‐I クリア」です。
旧版を彷彿とさせる立ち位置・構図のイラスト。
良いですね、ちゃんとしてますね。
評価:5/5
■ドライブ増加
【起】【《V》】【ターン1回】:【コスト】[SB①]することで、あなたの、《R》かドロップゾーンから「PR♥ISM」を含むカードを1枚バインドする。バインドしたら、そのターン中、このユニットのドライブ+1。
緩い条件でのトリプルドライブは良いですね。
バインド先をドロップゾーンから選択すれば、単純に1枚分アドバンテージを稼いだことになります。
バインドは兎も角、ソウルコストは踏み倒せないので、ソウルから「PR♥ISM」を吐き出し、それをバインドする形で活用したいですね。
構造上仕方ありませんが、捲れたトリガーを自身の搭載している連パン効果に活かせないのは少々残念です。
■バウンス&スペコ
【自】【《V》】:アタックした時、【コスト】[CB①、前列のリアガードをすべて手札に戻す]ことで、あなたのバインドゾーンから「PR♥ISM」を含むカードを1枚まで《R》にコールする。相手のヴァンガードがグレード3以上なら、1枚のかわりに「PR♥ISM」を含むそれぞれ別名のカードを合計2枚まで《R》にコールする。
旧バミューダ、そしてヴェールらしい、自陣バウンスからの連パン効果です。
良いですね、こう言うものを求めていたのです。
自陣バウンスから入るので上書きコールにならずに連パンでき、自力でバインドゾーンを溜める事ができるので自己完結している点が良い。
バインドゾーンからコールするシステムなので、なるかみに対して耐性が付いているのも嬉しい副作用です。
そして何より偉いのは、さらっと2枚分のアドバンテージを稼ぎだしながら連パンしている点です。
バウンスして手札から出し直す形式ではなくなったお陰で、随分と強力な効果を持つようになりました。
欠点は別名のカードを呼ぶ必要がある点です。
現状で見えているのは3種だけと少ないですし、「PR♥ISM‐I ローザ」を2枚出してパワー+20000とかできないのは少々残念ですね。
■総括
最大で1ターンに3枚分のアドバンテージを稼ぎ出す「PR♥ISM」軸の顔です。
ドライブ増加によるアドバンテージ確保と連パンの下準備、トリガー任せですがトリプルドライブで自己パンプ効果のないヴェールのパワーを補うこともでき便利ですね。
自陣バウンスを絡めた連パンで、バインドゾーンから《R》を上書きせずにコールできるのでそちらでもアドバンテージを稼ぎ出すことができ、フォースのパワーでの連パンも相まってかなりエグイ仕上がりに見えます。
目下の課題は「PR♥ISM」の弾不足ですね。
各グレードに2種ずつ、せめてG1・G2には各2種の欲しいのですが、果たして…。
評価:4/5
■「PR♥ISM」サーチ&バインド
【自】【《V》/《R》】:登場時、【コスト】[CB①]することで、あなたの山札を上から7枚見て、「PR♥ISM」を含むカードを2枚まで公開し、その中から1枚まで手札に加え、1枚までバインドし、山札をシャッフルする。
ヴェールの効果①だけでは連パン用にバインドゾーンからコールする弾が足りそうにありませんでしたが、その点をフォローしてくれる札ですね。
CB①で1枚ドローと1枚バインドなのでCB効率としては普通ですが、バインド分がヴェールの効果でアドバンテージに変換されると思えば十分優秀です。
確認できる枚数も7枚と多めですし、「PR♥ISM」名称が現在判明分で3種、12枚もあればそこそこ成功すると思います。
クランパックまで待てばさらに1種追加されるので将来性もありますね。
ライド補助として優秀ですし、cip効果なので自陣バウンスと相性が良い点もバミューダらしくてGoodです。
■前列パンプ
【自】【《R》】:バインドゾーンから登場した時、そのターン中、あなたの前列の「PR♥ISM」を含むユニットすべてのパワー+10000。
連パン時の火力を担保する広域パンプ効果ですね。
フォースクランなのでパンプ値が大きく優秀ですね。
条件が特殊ですが「PR♥ISM」であれば無理なく満たせる条件ですし、自己パンプを持たないヴェールの火力と連パン要員の《R》の火力を一手に上げられて便利です。
この効果を当てにしてフォースは《R》に振る方が動きとしては強そうですね。
■総括
cip効果による下準備と、連パン時のパワーライン確保をこなす重要なユニットです。
ヴェール以外にもバインドゾーンに「PR♥ISM」を送るカードは必要ですし、ヴェールや連パン要員のパワー不足を解消してくれるパンプ効果も優秀ですね。
汎用性が高いので「PR♥ISM」が増えても活躍しそうです。
評価:4/5
■《V》登場時「PR♥ISM」サーチ
【自】【《V》】:登場時、あなたの山札を上から7枚見て、「PR♥ISM」を含むグレード2以上を1枚まで公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
よくある《V》登場時、名称指定サーチ効果ですね。
グレード制限が付いているため、一般的なこの手の効果よりも若干制限が厳しく見えます。
G1以下を含まないため、見えている範囲では2種8枚しか対象がなく、《V》限でこれは少々心許ないですね。
きちんと種類があるのであれば良いのですが、現状ではやや使い難く見えます。
■バインド&1ドロー&自己パンプ
【自】【《R》】:バインドゾーンから登場した時、【コスト】[ドロップゾーンから「PR♥ISM」を含むカードを1枚バインドする]ことで、1枚引き、そのターン中、このユニットのパワー+10000。
ドロップゾーンの「PR♥ISM」をバインドすることで1枚ドローできる前半部分の効果には、コストも含めてデメリットが一切ありませんね。
「PR♥ISM」をバインドする動きはヴェールが連パンする上で必須なので、ドロップゾーンから枯渇させる勢いでバインド送りにしたいですし、1ドローもタイミングがバトル中なので引いた札を活用し難いという欠点はありますが、引けるだけありがたいです。
また緩い条件で自己パンプを行いパワー18000になれる点も便利ですね。
別の名称を持ったカードを呼ぶ必要があるのでこのカードを前列に配置することも多いでしょうし、そも「PR♥ISM」軸でバインドから呼ばれるとはそう言う事なので、その際に棒立ちにならずきちんと要求値を出せるのは偉いです。
この効果があるのならば、《R》に出すのはパワー13000バニラのヴェールよりクリアを優先したくなりますね。
■総括
バインドゾーンから登場することでアタッカーにもなれるG1ユニットです。
《V》登場時に使用できる名称指定サーチで足回りを補強できるのであって損はありません。
グレード制限までつける必要はあったのだろうかとも思いますが、確認できる枚数が多く、「PR♥ISM」指定なので将来性もあります。
ノーコストで1アド取れる効果としては成功率も高めで優秀ですね。
効果②はメリットしかないので、このために投入してライドで1アド取れたらラッキーぐらいの感覚で良いでしょう。
ヴァンガード 「凜々しき瞬き ラトカ」「マルチプルシャイン ミラーダ」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「凜々しき瞬き ラトカ」「マルチプルシャイン ミラーダ」です。
評価:4/5
■ヒット時1ドロー
【自】【《V》】:アタックがヒットした時、1枚引く。
G1ユニットの《V》限効果なので後攻時にしか使用できませんが、ノーコストで1枚分のアドバンテージを稼ぎだせる点は良いですね。
使用できる場面が限られている分、単純で強力な効果だと思います。
■ピーピング&1:1交換
【起】【《R》】:【コスト】[このユニットを退却させる]ことで、あなたの山札を上から2枚見て、1枚を手札に加え、1枚をドロップゾーンに置く。この能力は同名カードを含めて各ターンに1回まで使える。
自身を退却させて1枚引く1:1交換ですね。
退却コスト以外の使用条件がなく、手軽に質の良い手札交換を行える点は優秀だと思います。
選択しなかった方のカードはドロップゾーンに送られるので、ドロップに落ちたカードを回収・活用できる「リリクル」軸や「PR♥ISM」軸の潤滑油として活用できそうです。
■総括
バミューダ版、「サーベル・ドラゴニュート」サイクルです。
《V》限のヒット時1ドロー効果と《R》限の1:1交換を併せ持ち、デッキの足回りを支えてくれそうですね。
役割的に「一世一代の告白 アウロラ」に近いので、そことの選択になるでしょうか?
個人的にはこちらの方が好みですね。
優秀なのですが、バミューダのG1帯はテーマ専用サポートとブランウェンサイクルが占有し余剰スペースなので、その他の汎用を差し挿むスペースが果たしてあるのかという点が問題ですね。
評価:4/5
■再ライド
【自】【《V》】:登場時、【コスト】[CB①]することで、あなたの山札を上から7枚見て、グレード2のユニットカードを1枚まで【スタンド】でライドし、山札をシャッフルする。
先行配布カードの再録、或いは正式収録版です。
保有能力はなかなかユニークですね。
デッキ内のG2にアクセスできるので、「コーラル」軸で「シャイニースター コーラル」にライドしSCを行ったり、「リリクル」軸で「愛あるご奉仕 マクシーネ」にライドし「夢に漂う星雲」のサーチを行ったりという動きができ優秀ですね。
《V》限効果を持ったG2ユニットを疑似的に最大8枚搭載できるので、ライドの安定性が向上しそうです。
7枚の中に有用なライド先がなくとも、再ライドさえすればSC①&1ドローできるので最低限CB①分の働きはしています。
欠点は、《V》限効果しか持たないので《R》ではバニラになってしまう点です。
他の《V》限効果を持ったG2ユニットを使いやすくしてはくれますが、このカードを当てにしてそれらをフル投入するとG2バニラに塗れたデッキになってしまい結果的に弱くなりそうで難しいですね。
■総括
G2への再ライドを行う効果を持った元PRカードです。
G2ユニットへのアクセス手段が増えるので、《V》限効果を持ったG2ユニットの使い勝手を向上してくれる点が魅力ですね。
絶対に乗りたいG2ユニットやソウルに仕込んでおきたいG2ユニットがある場合にも役に立ちます。
《R》に置くとバニラになってしまうのは難点ですが、それを差し引いても優秀ですね。
ヴァンガード 「愛あるご奉仕 マクシーネ」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「愛あるご奉仕 マクシーネ」です。
可愛いけれど、そのハート、どうやってくっ付いているんです?
評価:2/5
■「夢に漂う星雲」サーチ
【自】【《V》】:登場時、【コスト】[手札を1枚捨てる]ことで、あなたの山札から「夢に漂う星雲」を2枚まで探し、公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
前日の「夢に漂う星雲」をサーチする効果ですね。
効果は優秀ですが、固有名称指定のコストのせいで使い難い印象のオーダーだったのでサーチ手段があればとは思っていましたが、本当に来るとは。
ヴァンガードのカードにしては珍しく確定サーチなので山札に残弾があれば失敗することもありませんし、「夢に漂う星雲」を2枚まで手札に加えられるので、重い同名指定コストの問題も解決できます。
何気に1:2交換である点も強いですね。
ただ肝心の効果が《V》限効果なのがネックです。
常に順当ライドできる運命とカードに愛された人であれば問題ありませんが、常人凡人にそれを望むのは酷なので、マリガンと「一世一代の告白 アウロラ」を駆使して手札に引き込むか、「マルチプルシャイン ミラーダ」の効果で強引にライドを狙うしかありませんね。
■総括
山札からオーダーを引っ張ってくるリリクル専用サポートです。
固有名称指定されているので「夢に漂う星雲」しかサーチできませんが、1:2交換での確定サーチは強いですね。
この効果を使用できれば「夢に漂う星雲」1回分は確実に使用できます。
ただし《V》限効果なのでライドする必要があり、このカード自体が使いやすいものではありません。
絶対にライドしたいカードですが、毎回順当ライドできるとは限らないので「一世一代の告白 アウロラ」、「マルチプルシャイン ミラーダ」辺りとの併用はほぼほぼ必須になりそうです。
このカードを引き込むG1のサーチ要員とかも来ませんかね?
ヴァンガード 「ガーリッシュアイドル リリクル」「夢に漂う星雲」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「ガーリッシュアイドル リリクル」「夢に漂う星雲」です。
再録込み50種しかないのにまだ軸があろうとは。
評価:3/5
■オーダー回収
【自】【《V》】:登場時、あなたのドロップゾーンからオーダーカードを2枚まで選び、手札に戻す。
オーダーを再利用する効果ですね。
指定がオーダーカードと緩く、登場するだけで最大2アド稼げる点は良いと思います。
オーダーの収録ペースがゆっくりなので現状の選択肢は然程広くありませんが、弾を重ねる毎にオーダーは増えているので将来性もあります。
現状はほぼ同時公開の「夢に漂う星雲」専用ですね。
「夢に漂う星雲」を回収できるのは悪くありませんが、cip効果なので1回使い切りというのが難点です。
順当ライド時に腐りやすい点もマイナスですね。
オーダーの使用がメインギミックなので起動効果にして欲しかったです。
バンドリ勢が羨ましい。
■インターセプトされた時自己パンプ
【自】【《V》】: いずれかのユニットがインターセプトした時、そのバトル中、このユニットのパワー+10000。
面白い条件での自己パンプ効果ですね。
パンプ値が大きいのでインターセプトが入ると要求値が跳ねます。
この効果だけで相手のインターセプトを無意味なものにできるのはなかなか魅力的ですね。
自身の効果③で強制的にインターセプトを行わせることができ自己完結していますし、「夢に漂う星雲」のインターセプト付与との相性も良いです。
条件が条件なのでコストもかかりませんし、悪くはないと思います。
■強制インターセプト
【自】【《V》】:ヴァンガードにアタックした時、このターンにあなたのオーダーがプレイされているなら、【コスト】[CB①]することで、そのバトル中、相手はインターセプトしなければならない。
「ブリーチ・スパート」や「絶命の衝撃 ジェットシャフト」のようなインターセプトを強要する効果ですね。
普通に使うだけでも前列のユニットを間接的に除去できますし、インターセプト付与を活用する「カラフル・パストラーレ フィナ」や「飛天の聖騎士 アルトマイル」には特に刺さります。
「夢に漂う星雲」との相性も良いですね。
前提条件のオーダー使用を満たしつつ、後列も強制インターセプトで釣り出せます。
まぁ、そもそもcip効果による回収以外にサポートがない状態で、オーダーを使用したターンのみ使用可能な効果を頼るのは微妙な気もしますが、効果は悪くありません。
他のサポートに期待しましょう。
■総括
事実上の専用オーダー「夢に漂う星雲」とのコンボを強く意識した動きをする新機軸です。
「夢に漂う星雲」でインターセプトを付与し、効果③の前提を満たしながらそれを釣り出して間接的に除去効果として活用し、同時に自己パンプの条件も満たせるのでスムーズに動けば悪くはないと思います。
若干、オーダー回収の発動タイミングに不満はありますが、ユニークなデッキになりそうで良いですね。
評価:2/5
■2体蘇生&『インターセプト』付与
【コスト】[SB②、手札から「夢に漂う星雲」を1枚捨てる]
あなたのドロップゾーンからグレード2以下のユニットカードを2枚まで選び、《R》にコールする。いずれかのリアガードを望む枚数選び、次の相手のターン終了時まで、それらは『インターセプト』を得て、後列からでもインターセプトできる。
面白い効果ですが、コストが随分重いですね。
ドロップゾーンからの蘇生はこのカードと手札コストでの2:2交換なので損失はありませんが、ソウルコストと同名指定の手札コストが兎角重い。
ヴァンガード版ソーサーリーとでも言うべきオーダーカードですが、毎ターン土地がアンタップするわけでもないヴァンガードで、コストを払って使い切りの呪文を唱えるのは若干厳しいものがあります。
攻撃時にも防御時にも強いので手軽に使えるのは拙いという判断なのは理解できますが、せめて手札コストの固有名称指定を避けて欲しかったですね。
■総括
リリクル用のオーダーカードです。
2:2交換で墓地蘇生を行い、同時に『インターセプト』付与で防御能力の向上やリリクルのサポートを行える器用なカードですね。
効果は優秀なのですが、サーチに厳しいヴァンガードの世界で、同名カードを2枚集めなければ使用できないというのは若干以上に使い難さを感じます。
このカードを手札に加え、ついでにソウルコストも解決してくれるような、そんな魔法のカードが複数種あれば気兼ねなく使えるのでG2以下のスペック次第ですね。
【仮面ライダーセイバー】第10章「交わる剣と、交差する想い。」感想
ストーリー
■仲間のつもりだった
そうか、仲間のつもりだったのか。それは気付きませんでした。
芽衣は何故か付き纏っている飛羽真の知人としか認識していないので、チームの一員みたいな自認があるとは思いませんでした。
いつもウザ絡みしていましたが、あれは彼女なりに役に立とうと思ってのことだったんですね。
なるほど…。
しかし、飛羽真の約束からもハブられていますし、仲間だと思っているのは本人だけのようですね。
とって付けたかのように訂正していましたが、せめてあそこは数に入れてあげるべきだったのでは?
場違い感があるのは確かなので俺達の中に含まれていても微妙ですが、含まれていなかったのもそれはそれで不憫です。
■アヒルメギド
兄弟たちの力をすべて手に入れた代わりに、透明化を失っているのですがそれは?
爪や翼が付いたのは解るのですが、そもそも透明以外のアヒルの能力が全く分かりません。
特殊な機能はないが、生態武器や専用器官が増設されたから強いと?
先週も割と簡単にやられていましたし、透明化を失ったら然程強くないのではなかろうか。
先週の時点でも見えにくいアヒル以外は特殊な事をしていたようには見えませんし、爪や翼のお陰で劇的に強くなったようにも見受けられません。
醜いアヒルの子が白鳥へと成長するというのは良いのですが、スペックの設定が若干雑でしたね。
■ライドブックポロポロ
前回雑に奪われたライドブックを、今回雑に取り返していますね。
一体何だったんだろう。
あんなに簡単にドロップするのであれば、前回奪われる必要もなかったのでは?
ライドブックを奪われたことで大きな不利益があったわけでもありませんし、何の苦労もなくあっさり取り返しているので一切カタルシスがありません。
ドラマ的に変身に支障のないライドブックを1冊だけ引き抜いていく敵キャラのシーンとか、必要でしたか?
そもそも一度拠点に帰ったカリバーは、何故使いもしないライドブックを持ち歩いていたのでしょう?
意味が解りません。
■あの男の子
「あの男の子…賢人」じゃないが!
今まで誰だと思っていたんですか?
あの男の子が賢人だと思っていなかったのであれば、飛羽真は今まで賢人を誰と誤認して子供のころの友達、幼馴染だと認識していたんでしょう?
幼賢人とあの男の子をイコールで結べなかっただけで、一緒に居た女の子が賢人になったパティーンを想定していたわけではありませんよね?
ひょっとして銀河鉄道の夜のエピソードも飛羽真の誤認で、賢人は身に覚えがなかったりしますか?
飛羽真は一体何を覚えていて、何を忘れているの。
難解過ぎてはついていけません。
■カリバー
急に新キャラが出てくるか、中身がタッセルでもない限りは、残りのキャラ数的に、まぁそうなりますよね。
然程意外性はありませんでしたが、突如謎の新キャラが出てくるよりはこちらの方が好みですね。
とは言え、まだ何故の大部分が判明していないので良し悪しは今後次第です。
先週目に見えるものが真実とは限らないみたいなことを言っていましたが、実は飛羽真達は本の中に閉じ込められていたりします?
タッセルのキャラ紹介と今回の言動が不穏なので、黒幕説も真実味を帯びてきましたね。
アクション
■西遊ドラゴン
ブレイズのような中華風の構えや、軽快な側宙・側転、筋斗雲を使った移動など、二冊状態が短い割には凝った動きをしていてなかなか良かったです。
フォームチェンジにきちんと個性があり、差別化できている事は大切だと思うので、以降も粗製乱造せずモチーフを生かしたフォームチェンジを丁寧に描写して欲しいです。
どうせならば如意棒も使って欲しかったですが、三冊の時にしか使えないのでしょうか?
■ゴールデンアラジーナ
ほぼほぼ必殺技を撃っただけ。
初回登場なのにこの扱いはちょっと残念です。
デザインは悪くはないと思います。
ケルベロスを模した籠手、爪をモチーフにした意匠、鎖模様のスーツとマント。
どれも好きです。ちょっとマントの黄色が明るすぎるかなとも思いますが、アラジーナの黄金マントも派手なのでそこまで気になるものではありませんね。
個人的にはエスパーダの白と金のコントラストが好きだったので、白地が消えてしまったのは少々惜しいです。
もう一回強化されて白地に金の意匠の施されたスーツに戻らないだろうか。
魔進戦隊キラメイジャー 第31話「おもちゃ」感想
ストーリー
■小さくなる話
巨大ロボガおもちゃサイズになってしまう今回のメインギミックですが、見慣れたサイズ比なので違和感が仕事をしてくれなくて困ります。
設定としてはどこかで見たことがあるような内容で、あまり目新しさはありませんでしたが、ストーリーは良かったですね。
子供なりに親の負担になるまいとする姿とか、現実的でささやかな我儘とか、今週は凄く良かったです。
子役の演技とブンドドを微笑ましく見守る良い時間でした。佳き。
個人的にギガントドリラーをなんとかしてキラメイジンと合体させようとしなかったのは若干違和感を覚えますが、この違和感は普通の感覚ではないかも知れない。
むしろ、一発で変形合体機構を見抜いて完璧に合体させたことの方を気にするべきかもしれません。
ジェッタとか、合体時に絶対扱いに困るやつ。
■ミニサイズ巨神
巨大戦と違ってぬるぬる動いていますね。
やや浮いてはいますが、違和感も少なめですし動きも滑らかです。
巨大戦時はもう少し動きにくそうにしている気がするのですが、何が違うのでしょう?
あのクオリティを常時実現できる程、お手軽ではないというのは伝わってきます。
■虱潰しに探すしかない
あんなに大掛かりな施設があるのに、CARATには一般職員がいないんでしょうか?
広い範囲から小さなものを探すのですから、ヨドンナのように人海戦術で探していかなくては発見は難しいと思います。
地球防衛組織を自称していたはずなんですが、キラメイジャーに協力してくれる人員を用意することはできないんですね。
ヨドン軍に組織力で負けていますよ。
■充留君がゴーアロー持ってっちゃった
だから、何故、ゴーアローに通信機を付けたし。
大きな施設があるのだから、専用の通信設備でも作れば良いじゃないですか。
ヒラメキーングは何をしているんですか?
オラディンは娘や義理の息子と連絡を取りたいとは思わないの?
王妃の事とか話すべきことは色々あると思うのですが、創造の力でアタマルドと通信なり移動なりできる何某かを作ろうとすらしないのは一体何故。
ついでにハコブーは普段はどこにいるのですか?
最初に出会った島に未だに引き籠っていたりします?
何もかもが納得できない。
■ワンダー守護神
濃い。
一番最後だし、オチ担当って感じですね。
曲だけでなく枠まで昭和のテレビ風になっていましたが、あんなの解る子いるんでしょうか?
曲のインパクトで霞んでしまいそうですが、歌詞もちゃんとしていますし、愛されていますね。
アクション
■ヨドンナ
なかなか綺麗に動きますね。
鞭というより短い根や杖のような扱い方ですが、二対一の状態を捌いてなお余裕がありそうなのは敵の幹部として貫禄があって良いですね。
勝手に文官タイプだと思っていましたが、意外に戦えるキャラで益々好きになりました。
ヴァンガード「メーアの贈り物」 「愛すべき妹 メーア」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「愛すべき妹 メーア」です。
不思議の国のアリスモチーフの衣装がかわいらしい。
しかし、プレゼントや能力との関連性は一切伺えず、相変わらずのヴァンガードクオリティです。
■無能力マーカー
「財宝マーカー」や「暗黒繭」のように能力によって取得できるマーカーですね。
コールできず場に出ると消滅してしまうので、完全に手札から公開するためのカードのようです。
この制限では、手札から公開・手札から破棄・場以外の場所で公開して示し続けるぐらいしかできそうにないので、メーアサポートがあってもプレゼントを使って何かをする方向ではなく、プレゼントを追加取得する方向になりそうですね。
とは言え、プレゼントの追加取得ができると強すぎる気がしますし、どのように調整するのでしょうか。
評価:4/5
■マーカー取得
【自】【《V》】:あなたのメインフェイズ開始時、メーアの贈り物マーカーを1枚手札に加える。
能力の根幹である「メーアの贈り物」マーカーを取得する効果ですね。
特殊な条件やコストもなく、メインフェイズを迎えるたびに取得できる点は悪くないと思います。
取得したマーカーは手札に入るので、「煌きのお姫様 レネ」等の手札コストとしても活用できますね。
パンプと回復と手札コストの確保が一手に行えるのは魅力的です。
ただこの効果だけだとマーカーの取得は1ターンに1枚なので、少々遅く感じますね。
この効果のみではツラいのでプレゼント不正受給の必要性を感じますが、果たしてマーカーの取得を補助するようなカードは出るのだろうか。
■《R》パンプ&回復
【自】【《V》】:あなたのバトルフェイズ開始時、あなたの手札から「メーアの贈り物」を望む枚数公開し、公開されたカード1枚につき、そのターン中、あなたのリアガードすべてのパワー+5000。2枚以上公開したら、【コスト】[CB①]することで、あなたのダメージゾーンから1枚回復する。
取得した「メーアの贈り物」の活用先です。
1枚のみでは《R》のパワー+5000のみとやや地味ですが、2枚以上公開できれば追加効果も相まって強力ですね。
回復の方に目が行きがちですが、《R》パンプの方も凄まじ、くしれっとリアガードすべてなどと書かれています。
1枚公開でも前列・後列合わせて1ラインのパワー+10000。
2枚公開なら前後合わせて1ラインのパワー+20000になりますね。
その後も倍々で増えていくのでパワーの確保はこの効果に任せてギフトは《R》にフォースⅡを振りたくなります。
追加効果の回復も優秀ですね。
「メーアの贈り物」2枚と表のダメージが1枚ありさえすれば使用でき、回復するダメージゾーンのカードに裏表の指定が無いので、エンフェのように消費したカウンターコストをそのまま回復することで事実上ノーコストで効果を使用きます。
相手や自身のグレードによる制限もないので、「メーアの贈り物」さえ揃えば毎ターン使っていける点も良いですね。
惜しむらくは《R》しかパンプできない点です。
メーア自体は一切のパンプを持たないので、どうしても《V》の貧弱さが気にかかります。
幸いフォースクランなのでギフトに頼ればパワーの問題は解消できますし、フォースを《V》に敷いてパワーを補い、3ラインすべてを高パワーにして圧す方が良いかも知れません。
■ゴルパラ式スペコ
【起】【《V》】【ターン1回】:【コスト】[CB①、SB①]することで、あなたの山札を上から2枚見て、1枚まで《R》にコールし、残りを山札の上に望む順で置く。
最後はスペコ効果ですね。
ゴルパラのように複数枚を見て、その中から任意の1枚をコールする効果なので、若干ですがハズレを引きにくくなっている点は評価できます。
残った札を置く先がデッキトップなのでトリガーを仕込んだり、「甘美なる愛 リーゼロッテ」の効果でスペコするユニットを予め確認することができますね
コスト効率としてはごく普通ですが、毎ターン使用可能なアドバンテージ確保能力なので悪くないと思います。
デッキを掘り進めることで若干ですがトリガー比率を上げることもできますし、楽しげですね。
■総括
「Duo」名称を失い、同名サーチを失い、自陣バウンスを失い、《V》スタンドを失った代わりに、エンフェとゴルパラのキメラのような効果を得た妹です。
過去に人気のあったカードのリメイクとしては些か以上に不服ですが、まぁヴァンガードですからね。
キャラクターを重視するのであれば、別の会社のゲームをやれと言う事でしょう。
さて、テキストの方はマーカーを用いた動きなのでやや特殊ですが、悪くはないと思います。
「メーアの贈り物」取得効果は1ターン1枚なので若干の遅さは感じますが、特殊な条件やコストがなく時間さえ稼げば勝手にたまる点は便利です。
「メーアの贈り物」参照効果もパンプ値の倍率が高く、緩い条件で毎ターン回復を行え優秀ですね。
何らサポートがなくともメーアにライドして2ターン過ごせば使用できるのですから、十分に実用的だと思います。
ゴルパラ式スペコによって毎ターンアドバンテージを稼げる点も良いですね。
全体的に時間経過はメーアの味方なので、ゲームを伸ばす方向の方が強そうです。
残念ながら自己パンプを持ち合わせていませんが、そこはフォースで何とかなりますし、不満は色々ありますが、そこそこ優秀だと思います。