ヴァンガード 今日のカード「ヴァイブロクラッシャー・ドラゴン」「エレキネシス・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT12「天輝神雷」収録「ヴァイブロクラッシャー・ドラゴン」「エレキネシス・ドラゴン」です。
評価:2/5
■1ドロー&釣り出し
【自】【《R》】:登場時、あなたのヴァンガードがグレード2位所言うなら、【コスト】[CB①]することで、1枚引き、相手の後列のリアガードを1枚選び、そのユニットと同じ縦列の、ユニットのいない《R》に移動させる。
登場時に後列のユニットを強制移動させる効果です。
何故か1ドローできるので、CB①分の価値はありますね。
雑に1枚ドローしつつ後列を釣り出せるのは便利なのですが、グレード制限とCBが邪魔ですね。
名称も付いていませんし、手札をバインドできるわけでもないので、悪くはありませんが何処に居場所があるのかちょっと疑問です。
■総括
ドロー&釣り出しを行えるカードです。
効果そのものはcipでアドバンテージを確保しつつバインド補助を行えるので、悪くはないと思います。
ただ「抹消者」ではありませんし、ヴァンキッシャーと噛み合うわけでもないので、G1帯にこのカードを差し挟む余地があるかどうかは、微妙な所ですね。
評価:1/5
■シールド増加バニラ
パワーを削ってシールドを強化したバニラ互換ですね。
パワー1000と引き換えにシールド値が5000も増加しているので、パワーとシールドの変換効率としては悪くないと思います。
ただこの性能であれば、ブースト要員として使いつつ必要に応じて《G》へと移動できる「ドラゴンダンサー アナスタシア」の方が良いのではないかなと思います。
この互換は後列からインターセプトができるようにするべきだったと思います。
■総括
公式が大好きなバニラ互換です。
この互換は配られていなかったようなので、まぁ仕方ありませんね。
G1、パワー9000、バニラをさらに増やされるよりは遥かに意味のある追加なので、良いでしょう。
同じエレキネシスなら「電送擬人エレキネシス」の方が面白くて好きです。
ヴァンガード 今日のカード「バタリオンランス・ドラゴン」「プレナリーレイ・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT12「天輝神雷」収録「バタリオンランス・ドラゴン」「プレナリーレイ・ドラゴン」です。
評価:2/5
■能力で登場した時自己パンプ
【自】【《R》】:カードの能力で登場した時、【コスト】[手札を2枚捨てる]ことで、そのターン中、このユニットのパワー+20000/★+1。
ゴルパラに散見される、能力での登場時に発動するタイプの自己パンプ効果ですね。
その中でも一際重いコストを要求されていますが、その分上昇値も+20000と非常に大きく、さらに★が増えるので状況如何では手札を2枚奉げるのも吝かではありません。
特に《R》で★が増える効果は貴重です。
先行順当ライド時にグルグウィントの効果にこのカードを絡めて攻め込めば、それだけでゲームが終わりそうです。
■総括
重いコストと大味なパンプ効果を持ったカードですね。
要求コストが手札2枚と非常に重く、軽々には扱えませんが、コストが重い分見返りもそこそこにあり詰めのカードとしては面白いと思います。
評価:1/5
■2枚以上強要ガード制限
【永】【《V》/《R》】:アタックしたバトル中、あなたのリアガードが5枚以上なら、相手は手札から《G》にコールする際、2枚以上でしかコールできない。
ごく普通のガード制限ですね。
2枚以上でしかガードできない制限なので、主に守護者を切る際に余計な出血を強いる制限なのですが、自己パンプなしのガード制限のみなのでその使い方はかなり困難ですね。
まぁ、普通に手札1枚で防げるアタックに2枚使わなくてはいけないので、若干邪魔ではあるでしょう。
ただ手札からに限定されているので、インターセプトや「仮面の王 ダンタリアン」のような特殊なガードは防げません。
条件付きのガード制限にしては随分と貧相に感じます。
これ一本で戦っていくには些か力不足を感じる効果ですね。
■総括
条件付きで2枚強要型のガード制限を課すカードです。
リアガード5枚以上とそこそこに重い制限が付いている割には、心許ないガード制限しか持たないのであまり使い勝手は良さそうには見えません。
ゴルパラのG3帯は優秀な候補が犇めいているので、これを差し挟む余地はほぼ無いと思います。
【仮面ライダーセイバー】第8章「封印されしは、アーサー。」感想
ストーリー
・自縄自縛
今回、飛羽真が異常な程にキングオブアーサーの力を使いこなせていない事を気にしていましたが、そこに拘泥するような要素、ありましたっけ?
聖剣の封印が解けて、ついでに新しいライドブックも手に入ったのですから、アヴァロンへ訪れた成果としては上々でしょう。
当初の目的が消え去って、突然悩み始めているので何某か重要なエピソードを見逃したかのように感じます。
自己解決の仕方はまぁ良いとして、アーサー王のように俺にも仲間がいるって言うのは、ポジティブなイメージなんですかね?
アーサー王伝説って、仲間割れで国が滅んだ話なんですが、良いの?
何だったんだろう、今回の話は。
しかし、キングオブアーサーに拘泥し視野狭窄に陥っていた飛羽真が、仲間たちの自分を思う気持ちに気付き立ち直る展開そのものは良かったです。
あのシーンだけ良かったので、そこに至るプロセルやその後の流れをどうにかして欲しかった。
思い悩み立ち止まるのであれば、それに相応しい状況にきちんと陥ってからにして下さい。折角ヒーローが苦悩しているのに、こんな意味不明な流れと理由では共感も同情も応援も出来ません。
理解ができないので困惑しか感じず、カタルシスに繋がらないんですね。
・カリバー
折角倒した賢人を放置して、キングオブアーサーを入手した飛羽真もスルーして撤退し、その後も戦場に顔を出して戦いはするけれどさして本腰を入れたようにも見えず、生身の飛羽真の背後から現れたのに突き飛ばすだけなのには笑ってしまいました。
戦う気があるのだろうか?
実は飛羽真達を害す意図はないのか、或いはまだ害すことができない事情があるのか。
なんだか敵としてはちぐはぐな動きをしているように感じます。
これ、ストーリーとして意味のあるものなんですよね?
・賢人&尾上さん
アバンまで裏切者のカリバーに敵愾心を煌々と燃やし、狂犬の如く突っ込んでいった賢人。
親友だったはずのカリバーに裏切られ、恐らくそのせいで初登場時には人当たりが最悪だった尾上さん。
共にカリバーと因縁があり、カリバーと戦う理由が十分にあるにもかかわらず、一言も言葉を交わすことなく、完全にスルーしてメギドの相手をしている事に強い違和感を覚えます。
それでいて飛羽真がやられるとしっかり反応するのだから見えて居ないわけでもなく、実に謎です。
一体どんな心情で雑魚相手に終始していたのでしょうか。
・倫太郎
今週は終始穏やかな倫太郎でしたね。
いつも通りのぐう聖です。
いつも通りなんですが、先週との落差が酷いです。
ズオスに一度勝ったので満足してしまったらしく、心が穏やかなら戦いも穏やかです。
カリバーや幹部ですらない雑魚に苦戦し、すっかり修行の成果も消え去ったように見えます。
あと、空君にもう少し気を使ってあげて?
アクション
・キングオブアーサー
変形するのは知っていましたが、やはりこの機構必要なかったのでは。
タイムマジーンやマンモス同様、あまり出来の良くない巨大戦用のCGメカですね。
そもそも巨大戦をノルマとして差し挟む意味も解りませんし、ライダーがカッコよく戦う所が見たいのでこう言うノイズは歓迎できません。
セイバーが剣にされるシーンでは呆然としました。
まぁ良いかじゃありません。全く、全然、微塵も良くない!
大剣のデザインそのものは悪くはないのに、勿体ない限りです。
魔進戦隊キラメイジャー 第29話「まぼろしのアタマルド」感想
ストーリー
・登場人物の大半が何もしていない
今週の話は殆ど全てオラディン王が持って行ってしまいましたね。
充瑠くんはオラディン王にヒントとキーアイテムを貰っていたので、オラディン王復活に一役買っていましたが、他の4人は偽の扉を潜って自分のコピーと戦っただけ。
唐突に戦闘に入って唐突に扉の外に戻されて、戻った時には全てが終わっている。
居るだけで全く何の役にも立たず、戦ったことで得たものもなく、本当に何の為のシーンだったのか解りません。
唯一宝路だけは時間稼ぎに貢献していましたが、サンドバックになっていただけで状況を打開する術もなく、良い所はありませんでした。
魔進達も運ばれていただけです。
戦隊メンバー+各々の搭乗機にキャラが付いているのでキャラが多すぎると言うのはありますが、それにしても持て余し過ぎていると思います。
・ハコブー
輸送機と言う割にかなり小さいですね。
ギリギリでファイヤ達を乗せられる程度のサイズしかないとは思いませんでした。
そもそもストーン達は小さくなれるのだから、小さいサイズにして輸送すれば良いのでは?
後半は霊圧が消えていたのも気になります。
王が死んだあと引き籠って何もしていなかったと言うキャラ設定が気に入りませんが、それはそれとして個性を付与された一個のキャラなのだから、きちんと話に絡んでくれないと困ります。
登場から僅か2話目で早速空気扱いとか、あまりにも雑過ぎる。
・アタマルドの人
クリスタリア人は、みんなオラディンと同系統の青い石、白い髪、金の縁取りなんですか?
ガルザのタイプの人種(?)はいないの?
他の宝石は?
地球人と共存はしているが、地球人とクリスタリア人のカップルがいない点も気になります。
これ、ただの移民なのでは?
そもそもクリスタリアに一般人居たんですね。
マブシーナはそんな話を一切しませんし、劇中にそう言う描写が無いので、人型になっているのはレアケースなのかと思っていました。
・オラディン
濃い。
人の話を全く聞かないし、これはガルザに嫌われても仕方なかったのかも知れませんね。
宝路とマブシーナには声をかけるべきでしょうに。
充瑠くんより重要度高いと思いますよ。
アクション
・グレイトフルフェニックス
超カッコイイですね。
胸部に収まった魔進オラディンが翼を広げて肩まで覆う形状は、全身クリアパーツなので見栄えが良くて良いですね。
手足が太く無骨な感じも好きですし、背中の大きな翼もハッタリが効いています。
頭部のギミックも好きです。
早くミニプラ版が欲しい。
このデザインにミニプラの稼働が加わったら絶対楽しい奴ですよ。
箱型への変形の恩恵で背面の翼の可動域も広そうですし、あとは首と足首が動けばかなり表情を付けられるはずです。
動き自体はギガントドリラー同様、動き難そうな感じですね。
それを長物の武器でダイナミックに動いたり、CGを使って巧くフォローしていると思います。
どこヴァン「抹消者 プラズマカタパルト・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋
今回の動画公開カードはBT12「天輝神雷」収録「抹消者 プラズマカタパルト・ドラゴン」です。
電磁カタパルトで飛行機でも飛ばすんだろうか。
評価:3/5
■前列バインド&《V》なら1ドロー
【自】【《V》/《R》】ターン1回:【コスト】[CB①、SB①]することで、相手の前列のリアガードを1枚選び、バインドし、相手は後列のリアガードを1枚選び、ユニットのいない前列の《R》に移動させ、このユニットが《V》にいるなら、あなたは1枚引く。
どこかで見たテキストだと思ったら、なるかみ版「バーサーク・ドラゴン」のようなテキストですね。
少々コストは重めですが、前列バインドと釣り出しを行いつつ、《V》なら1ドローまで付いてくるのはなかなか。
1ドローは消えてしまいますが、起動効果なので維持さえできれば恒常的に使用できる点も悪くはありません。
「抹消者」名称のG2ユニットなので、ここからディセンダントにライドすればこの効果を《V》に居座った状態でコピーできますね。
1ドローが付いている分、ディセンダントが標準で搭載しているバインド効果よりも優秀なのでプラズマカタパルト⇒ディセンダントの流れも悪くはなさそうです。
「抹消者 スパークレイズ・ドラゴン」のヒット時1ドローよりは、こちらの方が好みですね。
ただどうしても1ドロー込みでのコストと言う印象が拭えず、起動効果でのバインドのみでは若干費用対効果が悪く見えます。
パンプも付いていませんし、《R》に置いておくユニットとしてはイマイチかも知れません。
■総括
なるかみ版「バーサーク・ドラゴン」です。
パンプが無いのでやや心許ないですが、恒常的にバインドを行えるのは良いですね。
「抹消者」名称持ちなので、ディセンダントに素乗りしなくてはならない場合のG2素体としても悪くはなさそうです。
ヴァンガード 今日のカード「白虹の魔女 ピレスラ」「源泉の魔女 フィクシス」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT12「天輝神雷」収録「白虹の魔女 ピレスラ」「源泉の魔女 フィクシス」です。
可愛い、ユニーク。
評価:3/5
■メガブラスト
【起】【《V》】ターン1回:この能力のコストはこのターンにあなたが、「魔術師」か「魔女」を含むリアガードをコールした回数1回につき、SB①減る。
【コスト】[SB⑬]することで、そのターン中、あなたの、「魔術師」か「魔女」を含むユニット全てのパワー+10000し、このユニットの★+1。
コスト軽減付きメガブラストですね。
構築次第では前後併せてパワー+20000のパンプをすべてのラインにばら撒く事ができ、さらにこのユニットの★も増えます。
それにフォースが加わるのでパワーライン自体はかなり期待できますね。
まぁここまで膨大なコストを要求するのであれば、前列すべての★を+1しても良かったとは思います。
問題はその膨大なコストです。
いくら軽減が付いているとは言え、SB⑬は重い。
フル展開+効果②のバウンスを駆使して6回コールしたと仮定しても、コストを半減する事すらできません。
コスト的にも効果的にも最後の詰めに1回撃てれば良い方ですね。
これを常時撃てるように考えるのも面白そうですが、果たして実現可能なのだろうか。
■自陣バウンス
【起】【《V》】ターン1回:【コスト】[CB①]することで、あなたの、「魔術師」か「魔女」を含むリアガードを1枚手札に戻す。
このユニットのメイン効果、自陣バウンスです。
《R》でも使用可能であればもっと良かったのですが、まぁ所詮Rですからね。
仕方ありません。
主に「蛙の魔女 メリッサ」をバウンスし、《R》張り替え効果を再利用するLO戦術で活用できますね。
これまではバウンス要員が「猫の魔女 クミン」のみだったので、さすがにデッキとして難しいなと思ていたのですが、専用&汎用サーチに対応した名称付きG3ユニットの起動効果でバウンスできるのであれば格段にやり易くなります。
LOはアクセルクラン、特に「イザベル」軸に刺さるのが良いですね。
「蛙の魔女 メリッサ」のソウルコストは名称に拘らなければ何とでもなりますし、名称持ちには「気魂の魔術師 クルート」があるので、そちらでもケアできそうです。
或いはCB①に見合うかどうか微妙な所ですが、「白筆の魔女 アーティク」を再利用し、オラクルのように山札操作を駆使するのも面白そうですね。
■総括
カテゴリ化した「魔女」デッキのコンボパーツです。
フィニッシャーとしての効果も持ちますが、コストが膨大で使い難いのでどうしてもバウンス効果に目が行きますね。
これのお陰で「蛙の魔女 メリッサ」を使ったLOデッキが形になるかも知れません。
cip効果を持つ「魔術師」「魔女」が増えれば、これの価値も上がりますね。
評価:4/5
■「魔術師」か「魔女」をサーチ
【自】【《V》/《R》】:この能力のコストはあなたと相手のヴァンガードのグレードが同じなら、『SB①』でも払える。登場時、【コスト】[CB①]することで、あなたの山札を上から4枚見て、「魔術師」か「魔女」を含むカードを1枚まで公開して手札に加え、残りを山札の下に望む順で置く。
確認できる枚数が4枚と若干少なめですが、対象が「魔術師」か「魔女」を含むカードと非常に広く、残りのカードでボトム操作を行え、さらに条件付きでコストの代替もできるため優秀です。
現状、治トリガー以外に名称持ちが存在しないので確定ではありませんが、デッキを名称で固めればほぼ確実で1枚分のアドバンテージを稼げますし、「魔女」デッキでは必須ですね。
また指定が「魔術師」か「魔女」を含むカードなので、G1守護者の「純白の魔女 ソルティ」を引き込める点も利点と言えます。
■総括
「魔女」デッキの潤滑油です。
名称サポートのサーチカードですが、対象が「魔術師」か「魔女」を含むカードとVシリーズのカードの中では異例の広さのサーチ範囲が良いですね。
まるで他のカードゲームのカテゴリ専用サーチのようです。
デッキをシャッフルせず、ボトムに送れる点も魅力ですし、この性能を他のサーチにも見習って欲しいものです。
ヴァンガード 今日のカード「照映の騎士 ミュア」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT12「天輝神雷」収録「照映の騎士 ミュア」です。
イラストは可愛いですね。
評価:1/5
■能力で登場した時自己パンプ
【自】【《R》】:カードの能力で登場した時、【コスト】[SB①]することで、そのターン中、このユニットのパワー+10000。
コストがCBからSBになった「美技の騎士 ガレス」ですね。
CBを消費しない点、パンプ値が+10000と非常に大きい点は良いのですが、能力での登場時限定かつSB①を消費しているのに、パワーが欠けているのはどういう了見なのでしょうか。
カードの能力での登場自体は然程苦もなくできるでしょうが、そのうえでソウルコストまで支払ってパワー17000にしかならないのは残念です。
G1ユニットなので返しのターンにインターセプトで防御に使用する事も出来ませんし、バニラ7000と化したこのカードをわざわざ殴ってくれるはずもなく、生き残ったこのカードを下げてブーストしようにもパワー7000が足を引っ張りと、良い面が霞んで見えなくなりますね。
一応、フォース以外を殴る場合には8000も7000も大差ありませんが、相手のクランに応じていちいち差し替えられるわけではないので微妙です。
■総括
非常にヴァンガードしたカードです。
「美技の騎士 ガレス」のように固有名称指定されているコンボパーツではありませんし、ゴルパラのG1帯には上昇値は半分ですがノーコストで自己パンプを行える類似能力持ちの「はどるがる」「日華の騎士 ジェフリー」 もいます。
「曙光の騎士 ゴルボドゥク」「真実の聴き手 ディンドラン」等の枠も考えると採用の余地はほぼ無さそうです。
イラストは可愛いのに微妙な能力に意味不明なフレーバー。
勿体無いですね。
ヴァンガード 今日のカード「スケーリング・エンジェル」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT12「天輝神雷」収録「スケーリング・エンジェル」です。
評価:4/5
■《V》登場時手札交換
【自】【《V》】:登場時、【コスト】[手札を1枚捨てる]ころで、1枚引く。
よくある汎用効果ですね。
テーマサポートで高レアならサーチ効果になるのですが、特に指定がないので手札交換に留まっています。
とは言え、ライドするだけで手札の質を上げられる可能性があるのは悪くはありません。
捨ててから引くタイプなので手札が悪化する可能性もあり微妙ですが、そこそこ良いですね。
■SC&ダメージ入れ替え
【自】【《R》】:登場時、あなたのドロップゾーンにノーマルカードがあるなら、【コスト】[表のダメージゾーンからグレード2以下を1枚ソウルに置く]ころで、あなたのドロップゾーンからノーマルユニットを1枚選び、ダメージゾーンに置く。
ダメージゾーンのカードをソウルに置き、代わりにドロップゾーンから1枚をダメージゾーンに置く効果ですね。
新たにカードがダメージゾーンに置かれる事で各種効果を発動できますし、ドロップゾーンに落ちたカードをダメージゾーンを経由して再利用可能になる点が良いですね。
一度使用した守護者や「団結の守護天使 ザラキエル」「幸せの鐘 ノキエル」等、ダメージゾーンに置きたいカードは幾つかあるので、それらをダメージに置く手段が増えるのは歓迎できます。
またG2以下の制限があるとは言え、ダメージゾーンから任意のカードをソウルに置ける点も見逃せません。
既存のエンフェの札はソウルを増やそうとするとどうしてもディスアドを許容する必要があったので、アドバンテージを失わずにソウルを供給できるこのカードは貴重です。
G3も仕込めればソウルにG3制限を易々と突破できたのですが、さすがにそう巧くはいきませんね。
■総括
《V》での手札交換効果と《R》でのダメージ操作を備えたカードです。
《V》効果もそれなりですし、《R》効果が貴重なので何処にでも採用が見込めそうですね。
週刊ヴァンガ情報局「ドラゴニック・ヴァンキッシャー ”FULLBRONTO”」「ロッククライム・ドラグーン」「チェインボルト・ドラグーン」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはBT12「天輝神雷」収録「ドラゴニック・ヴァンキッシャー ”FULLBRONTO”」「ロッククライム・ドラグーン」「チェインボルト・ドラグーン」です。
評価:4/5
■旧「ヴァンキッシャー」扱い
【永】【《V》】:このユニットは「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」としても扱う。
《V》にいる間、このカードを「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」として扱う効果ですね。
固有名称指定のサポートを共有できるのでスマートではありませんが、悪くはないと思います。
そもそも固有名称指定で効果を作る方が頭がおかしいと思うのですが、まぁ僅かなりにも知恵を得たのであれば喜ばしい事です。
祝え、漸く訪れた知の萌芽を。
■前列パンプ
【自】【《V》】:登場時、そのターン中、あなたの前列のユニットすべてのパワー+10000。
旧「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」を踏襲した効果ですね。
あちらとは違い登場時限定の自動効果なので、ライドフェイズでのノーマルライド後、スペリオルライド効果で再ライドを行うと合計20000パンプする事が出来る点は良いですね。
個人的には旧版と同じバインド条件永続効果の方が特色が出ていて良かったと思うのですが、何故変えてしまったのだろうか。
■スペリオルライド
【自】:あなたのターンに手札からバインドされた時、あなたのヴァンガードが「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」なら、【コスト】[手札を1枚捨てる]ことで、このカードを【スタンド】でライドし、そのターン中、このユニットのドライブ-1。そのターンのエンドフェイズ中、あなたはイマジナリーギフト・アクセルを得られず、そのターン終了時、あなたのソウルからグレード3を1枚【レスト】でライドする。この能力は同名カードを含めて各ターン1回まで使える。
手札バインドを発動条件としたスペリオルライドギミックですね。
条件が手札バインドなのでこのカード単体では満たすことができませんが、本来はアドバンテージを失うはずの手札バインドを有効活用し、アドバンテージを生み出す効果に変換しているところが良いですね。
エンドフェイズ時にソウルから任意のG3に乗り直せるので、下敷きにした「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」に戻る事も可能です。
条件は「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」を使っていれば問題なく満たせますし、効果②の前列パンプもお陰である程度のパワーも保証されている点が偉い。
スペリオルライドギミックと同時に前列パンプも発動するので「究極次元ロボ グレートダイユーシャ」のような効果ですね。
最近は《V》スタンドが横行しているので、然程目新しさはありませんがアクセルなので飽くほどスタンド効果を配るが宜しい。
ディセンダントに続いてヴァンキッシャーもスタンド効果なので、ノキエルにスタンド効果を取られたガウリールにも希望があるかも知れませんね。
■総括
「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」の強化形態です。
旧「ヴァンキッシャー」と共存可能な妥当なデザインだと思います。
「ヴァンキッシャー」軸は元々優秀でしたし、追加もきちんとしていて良いですね。
評価:4/5
■2:2交換
【自】【《R》】:アタックしたバトル終了時、あなたのヴァンガードが「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」なら【コスト】[このユニットを退却させる]ことで、1枚引き、さらに【コスト】[手札を1枚バインドする]ことで、相手の前列のリアガードを1枚選び、バインドする。
「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」専用の手札交換要員兼ギミック起動要員ですね。
アタック後に《R》を空けリソースに変換される効果は優秀なのでそれだけでもまずまずですが、追加で手札バインドを行える点が偉いです。
相手の前列を焼きつつ「ヴァンキッシャー」のスペリオルライドギミックを起動できるのですから、お得です。
欲を言えばソウルに入って欲しかったですね。
この手の効果で自己退却するのはやや珍しい気がします。
■総括
「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」専用サポートです。
1:1交換を2回行い、リソースへの変換と前列焼きを行えます。
どちらも優秀なので、固有名称指定を満たせるのであれば、採用圏内だと思います。
評価:4/5
■《V》登場時サーチ
【自】【《V》】:登場時、あなたの山札の上から7枚見て、「ヴァンキッシャー」を含むカードを1枚まで公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
ライド時限定のサーチ効果ですね。
このサイクルの例に漏れず、確認できる枚数が7枚と多く、指定も「ヴァンキッシャー」と広めなのが良いですね。
G1ライド時限定なので発動率は然程高くはありませんが、この効果があると安定感が増すので歓迎できます。
■手札バインド時スペコ
【自】:あなたのターンに手札からバインドされた時、このカードをRにコールしてよい。
「デザートガンナー バジャン」の持つ効果と同じものですね。
「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」等の効果で1:1交換を行う際に、このカードをバインドにすることで一方的に得を取れます。
ノーコストで使用可能なので、あって損はないでしょう。
■総括
よくある専用サーチを内蔵したG1ユニットです。
《V》限定のサーチ効果が優秀ですし、手札バインド時に自身をコールする効果もあるので、G1帯には優先的に刺して良さそうですね。
ヴァンガード 今日のカード「白燐の魔術師 レヴォルタ」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT12「天輝神雷」収録「白燐の魔術師 レヴォルタ」です。
なんだかジェネシスは久々に見た気がします。
評価:4/5
■1ドローSC②
【自】【《R》】:登場時、【コスト】[CB①]することで、あなたの山札を上から3枚公開し、1枚まで手札に加え、残りをソウルに置く。
CB①で1ドローとSC②が行えるのはなかなか良いですね。
このカードと「神界獣 ハティ」があれば余程浪費しない限りソウルに困る事はなさそうです。
きちんとパワーが欠けずに10000あるのも良いですね。
C枠でこのスペックならパワーを削られてもおかしくはないと思うのですが、謎の強々査定を貰えて羨ましい限りです。
公開なので手札に加えた札が相手にばれてしまう事ですが、即座にコールしてしまえばデメリットはありませんし、気にする程の事ではありませんね。
それよりもこのカードのお陰で山札の消費が加速する事の方が問題かも知れません。
■総括
Cとは思えない優秀なスペックのカードです。
CB①で手札とソウルの供給を行え、尚且つある程度選択の幅があるのでドローの質も保証されている点が偉いですね。
フェンリル用にソウルに入るカードを選ぶ役にも立ちます。
これぐらいのスペックであれば「フェンリル」軸のG2帯には入りそうですね。
ヴァンガード 今日のカード「抹消者 スパークレイズ・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT12「天輝神雷」収録「抹消者 スパークレイズ・ドラゴン」です。
派手なイラストですね。
評価:4/5
■自己パンプ&「抹消者」サーチ
【自】【《V》】:登場時、そのターン中、このユニットのパワー+5000。 あなたの山札を上から5枚見て、「抹消者」を含むカードを1枚まで公開して手札に加え、山札をシャッフルし、加えたら手札を1枚捨てる。
《V》限定効果で手札も増えませんが、優秀ですね。
これぐらいであればディセンダントでのコピーも視野に入るので、自身の効果でディセンダントを引き込み、ライド時にコピーしたこの効果で再ライド用のディセンダントを引き込みと数珠繋ぎを狙えます。
セットで付いている自己パンプも良いですね。
上昇値がパワー+5000と高めなので自己パンプを持たないディセンダントでコピーした時に役立ちますし、このカードが《V》の時にもアタックをヒットさせやすく効果②との相性が良いです。
■ヒット時1ドロー
【自】【《V》/《R》】:アタックがヴァンガードにヒットした時、【コスト】[SB①]することで、1枚引く。
こちらもなかなか優秀ですね。
《V》ヒット時限定なので安定はしませんが、SB①で行える1ドロー効果は悪くありません。
G2ユニットの【《V》/《R》】効果なので、中盤から積極的にドローを狙っていけるのも良いですね。
ソウルコストさえ何とかなるのであれば、使い易い効果だと思います。
■総括
「抹消者」用の潤滑油的カードです。
「ブラウクリューガー」や「鹵獲怪人 スティッキーボーラス」に似た立ち位置のカードですね。
安定はしませんが、サーチとドローを兼ね備えているので、「抹消者」であれば採用を見込めると思います。
G2ユニットからディセンダントにライドしてしまった際に、有用な効果を持ったものに乏しかったので、そう言った意味でも悪くないカードですね。
【仮面ライダーセイバー】第7章「王の剣、アヴァロンにあり。」感想
ストーリー
・アヴァロン
飛羽真がアヴァロンへの扉を開く方法を説明していましたが、結局どういう事だったのでしょう?
なんだかよく解りませんでした。
型を指定された順番で披露するだけで、勝手に本が集まって異次元へ行けてしまったように見えましたが、こんな方法であれば真面目に練習するだけで結構な数の剣士があの空間へ到達してしまうのではないでしょうか?
セキュリティ緩々じゃないですか、あれで誰も到達できないと言うのは無理があると思います。
二冊のドラゴンライドブックがないから、あの空間へ入れてもアヴァロンへの扉は見つけられないと言う事なのかな。
どの程度の歴史があるのかは解りませんが、元々は同じ組織に属するライドブックだったわけですし、過去に二冊のライドブックが揃った状態であの空間へ到達している確率の方が高い気がします。
謎です。
メギド側がわざわざ手間をかけて画策し、アヴァロンへ向かうよう誘導する必要ありましたか?
ライドブックを奪う方が簡単だったのでは…。
・倫太郎の修行パート
う、う~ん。
何も得るものが無く成長もせぬままにあっさりと修業が終わってしまった。
なんだかゴロゴロと転がっていましたが、あれの何がツラく厳しいのか、命を落とす危険があるのか全く解りません。
修行シーンに説得力がないので、その後のパワーアップにもイマイチ達成感がありません。
結局、倫太郎は何を得て、どう変わって、何故同色三冊変身が可能になったのでしょう?
床を転がるのがそんなに大切なの?
そもそも、修行で命を落とす危険があるって
今までは使命を果たす為に必要でも、危険だからやっていなかったって事ですよね。
手を抜いていたみたいでそれもちょっと嫌です。
ただ、師匠の回想を挟んで退屈な修行パートをかろうじて見られるものにしていた点は良いですね。
アレでセリフを言いながら一人でゴロゴロと転がり続けるだけだったら、見ていて苦痛しかありませんでした。
・芽依
芽依さんにも、倫太郎を心配する気持ちぐらいはあったんですね。
原稿を取りに来た時の言動は相変わらず酷い屑っぷりでしたが、その後は運悪く巻き込まれ、捕まって人質にされていただけなので、邪魔ではありますが不可抗力なのでいつもよりはマシです。
通常であれば何故か自分から危険に突っ込んで行き、危険地帯で煩く騒いでいるだけの邪魔な存在ですからね。
それに比べればかなりマシです。
地球と火星の質量ぐらい違います。
今回も足手纏いとして存分に働いていましたが、自発的に危険地帯に踏み込んできたわけではないと言うだけで大分印象が違いますね。
ただ演出は最悪でしたね。
なんであのシリアスな場面でギャグテイストでピンチに陥るのでしょう。
バスター、剣斬もどうでもよさそうに眺めているだけでしたし、芽依さんの周囲は全部見るに堪えないほど酷い。
「或人じゃないと」に比肩する気狂いシリアスブレイカーで辟易します。
・カリバーの正体
顔の見えない状態での登場は、正体が発覚した後と俳優さんが一致しない可能性もあるので微妙ですが、どうやら男性みたいですね。
あの手で女性と言う事は無いでしょう。
しかし、賢人の父であれば既に顔も見せていますし、今回顔を隠す意味がありません。
やはりカリバーの中身は既に代替わりしているように思います。
既存の候補だと、1話に出てきた先代セイバーの人でしょうか?
個人的には1話で紫のワームホールに吸い込まれた飛羽真と賢人の幼馴染の女の子がカリバーの中身なのではないかなと思っていたのですが、今回のお話を見るにカリバーは男性のようなので違うようですね。
まだ賢人のお父さんが止むに止まれぬ事情で裏切っていたり、精神を乗っ取られていたり、ガチ屑だったりするほうが確率が高そうです。
アクション
・ブレイズ ファンタスティックライオン
同色三冊変身は統一感があって良いですね。
スーツはカッコイイです。
しかし、動きは普通ですね。
元々カッコイイ動きをしていたるのでダメではないのですが、強化されても特に何が変わったようには感じません。
見た目に統一感があるので悪い意味で二冊変身時との変化にも乏しく、敗北後のパワーアップにしては地味な印象です。
修行シーンに説得力がなく、当然修行を活かしているようにも見えないので、ペガサスが追加された事で得られる何かや、同色で統一する事の意義、三冊使う事の利点、そう言った何かが感じられず、ただのフォームチェンジと大差ないように思えます。
・セイバー ドラゴンアーサー
玩具を見た時は大きな剣が付いているので追加の剣はどう変身に使うのかと疑問に思っていましたが、その剣、変身時には使わず後から出て来るんですね。
思ったよりも普通で驚きました。
スーツはシンプルでなかなか良いですね。
ただ肩に追加されるのが人の顔を模したパーツなのがは、あまり好みではありません。
二刀流も剣斬と被っているので、ちょっと出るタイミングが悪かったような気がします。
エクスカリバー自体はこれはこれでカッコイイと思います。
火炎剣よりも幅広肉厚な刀身で少々雰囲気が異なり、色調も相まってアンバランスな感じが良いですね。